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東日本大震災 復興支援活動の紹介(9日目 | 3/25(金) | 蛇田中学校5日目)

■活動内容
– メンバー全員が避難所(蛇田中学校)にて活動。
– -受付、入浴の運営、物資の積み下ろし、物品配布などが主な活動。
– 受付横では地元の中学生がボランティアとしてベビー用品やドッグフード等を支給する受付で働きつつ、子供との交流も図る。
– 本日からは更に避難所における運営面にコミットしていき、先生や市の職員の負担の軽減を目指した。同時に昨日同様、被災者への業務の移管にも従事した。
– 昨日より自衛隊が設置した風呂への送迎を行なっている(車で15分程の距離)。送迎用のマイクロバスは地元の方の厚意により手配された。
– -今日は9時(20名乗車)、13時(7人乗車)にバスを出した。入浴制限は1000人。
– 自衛隊設置の風呂に加え、民間の風呂も無料で開放されているが、交通手段がないため昨日訪れた人はいない。
– 先生方が避難者把握のための名簿の配布・回収をほぼ毎日行ない、PCでExcel管理している。本日はメンバーも作業を行った。

■蛇田中学校及び現地の状況
– 治安が良いとは言えないので、ボランティアの地元の中学生は暗くなる前に帰している。
– ユニセフが避難所(蛇田中学校)を訪れ、被災者支援を実施した。そのためか、報道陣が多かった。
– 食事は基本1日2食。7時/16時半。今日は加えて昼時に蒸しパンが配給されていた。
– 北九州から物資を届けにきた人もいるが、今後の物資提供は石巻市災害ボランティアセンターに届けてもらう。
– 避難所(蛇田中学校)付近、徒歩圏内ではイオンや美容室も営業しているが、車で数分も行けば被害は甚大。
– 現在の避難者(蛇田中学校)は550人前後。退所者は1日約30人程度。
– 他の避難所からの移転や車中泊をしていた人々の入所も見られる。
– 赤十字が避難所(蛇田中学校)にて保健室を引き続き開設中であり、急患は24時間受け入れている。
– 患者数は24日が180人、25日が160人。24日夜には救急搬送が1人。
– 現在、石巻専修大学設置のボラセンにおけるボランティアニーズと人員との需給バランスは良好。
– 今後、瓦礫撤去すべき家の安全確認が進むにつれてボランティアニーズの増加が見込まれる。
– 蛇田中の修了式は近所のイオンにて行なわれる予定。
– イオン内の避難所解体は、避難者を各避難所に振り分けることで行なわれた。
– -解体に伴い、伝達不足のためか蛇田中に流入する人もおり、蛇田中における避難者の減少数が減った。とはいえ全体的には避難者の人数は減少傾向である。
– 蛇田中付近でも被害が深刻な地域では、食糧難・ボランティアの人員不足や治安の悪化という問題を抱えている。

ユニセフ提供の玩具で遊ぶ子供達
ユニセフ提供の玩具で遊ぶ子供達

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