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ボーイスカウトエベレスト登山隊?

「数人のローバースカウトと1年間をくれれば、エベレストに登らせてやる。」

ネパールプロジェクトを立ち上げる当初、我々は登山家の田部井淳子氏が代表をしている日本ヒマラヤンアドベンチャートラスト(HAT-J)に協力をしてもらっていた。ネパールのルクラ周辺での植林活動やエベレストのベースキャンプ(標高約5000m)訪問等のプログラムはHAT-Jと一緒にやってたからこそ実現できたプログラムだった。

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(2002年のネパールプロジェクトで訪れたエベレストベースキャンプ:写真後ろの山がエベレスト)

そんなプログラムの企画段階の時点で、HAT-Jの方に言われたのが上記のコメントである。当然、準備期間の1年間のうちに登山・高所順応・野営技術等をみっちり訓練して、複数人の経験者に協力をしてもらい実施するという段取りになるのだろうが、当時、あぁ、そんなことも可能なんだと衝撃を受けた覚えがある。その時点では、興味を持つ人が複数人集まったらお願いします、という返答をしていたが、それ以降この話は進まず、もっぱら首都のカトマンズ周辺でのボーイスカウト同士の地域開発プロジェクトを中心にネパールプロジェクトは進んでいる。

ある一定期間をしっかりした訓練期間に設定し、その後にハイアドベンチャープログラムを実施するといったローバーリングがあっても良い。エベレスト登頂でも良いし、アラスカのユーコン川下りでも良いし、コスタリカでのジャングルトレッキングでも良い。そんな夢のあるプログラムを実現しようとするローバーはいないのだろうか。


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