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世界スカウト財団事務局長との対話

本日、先輩に誘われて現在来日中の世界スカウト財団(World Scout Foundation)の事務局長の方とお会いしてきました。この方はベトナムの赤十字で働いたり、日本の一橋大学に短期留学をしたり、現在はスイスはジュネーブの世界スカウト財団で働いている方で、とにかくスカウト経験だけでなく国際経験も豊かなアイルランド出身の紳士でした。

ボーイスカウト活動に関するいろんな雑談をしていたのですが、「青少年にとって、いろんな誘惑・他に楽しいことがある、この日本において、ボーイスカウト活動を続けている理由はなんなんですか?」といった質問を受けました。確かにアジア諸国では、あまり選択肢がない中でスカウト活動をやっている場合が多そうですが、日本ではこの質問は真っ当な質問であり、かつ今後の日本のスカウト人口を増やす為にもGood Questionなわけです。
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僕の答えは、↑こんなこと(バングラ・ネパール・モンゴル等の各種国際協力プロジェクトを支えてきた元ローバースカウト達@新潟県上越市ぐったり村)をできるのはスカウト出身だからこそであり、また、学生時代から社会への奉仕・サービスを根付かせてくれたのもスカウト活動だからと考えています。

それ以外にも国際的なスカウト勢力・スカウト政治の中でのアジアの立場、日本への期待等も話をしてくれました。何よりも印象的だったのは、「ローカルのスカウト活動がこれほど自立していて、そして成功しているのはアメリカ以外では日本やアジア諸国しかない」みたいなことを仰ってました。たしかに、学校教育と密接な関係を持っているアジア諸国のスカウト活動や、なんだかんだいいながら、全国各地に自立した団が存在する日本などは世界的にみたら、高い品質を保っているんでしょうね。


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