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貧困の終焉

ひさしぶりにハードカバーの本を読みました。500ページにも及ぶ真面目な本ですが、読む価値は高いと思います。その本とは、貧困の終焉—2025年までに世界を変えるです。以下、本のカバーに書いてある紹介文です。

現在、全人類のうち10億人が飢餓・疫病・地理的な孤立のために「貧困の罠」から抜け出せず、1日1ドル未満で生活することを強いられている。そのうち、 生きる闘いに破れ、死に追いやられる人は毎日二万人もいる。しかし、人的資源の確保とインフラの整備さえ行なわれれば、自然と促される経済活動によって貧 困を過去のものとすることができるのだ。そして、そのために必要な援助額は先進各国のGNPのたかだが1パーセントに満たない。私たちは、人類史上初めて 「貧困問題を解決できる可能性を手にした世代」なのである。東欧革命中のポーランド、解体直後のロシアなど、世界各国の歴史的局面で経済政策の顧問を務 め、トップの政治家たちに助言を与えてきた国際開発の第一人者が、その豊かな経験を振り返りながら、貧困をなくすための方策を明らかにする力強い希望の書。

読後感等を書きたかったのですが、内容が濃く、筆者の提案については各種データの裏づけがあるために、素人の僕が概要をまとめるのは辞めておきます。マクロエコノミスト的な提案で、その提案は各国の首脳や国際機関へのものが中心なので、この本を読んで草の根活動家の我々が直接的に得るものはないかもしれませんが、経済の理屈的には貧困は終焉するんだ!というのがわかり、まさに希望の書だと思います。


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