文字と音声と映像の情報量について考察してみました。最近本を読みます。最近CDで講演を聞いたりします。また最近DVDで映画を見ました。で、考えたわけなのです。いわゆるデジタルの情報量にすると[文字(本)<音声(CD)<映像(DVD)]という関係になりますが、実際に人間がそれらから得る知識・知見・印象・情景というのは、必ずしもデジタルな情報量には比例しないということ。本で書いた情景のほうが、映像で表現された情景より、表現豊かであったり、受けての脳みそ内での脳内変換みたいなのを利用する関係で、豊かになっているのではないかという話です。また同じ言葉でも文字として読むのと、音声として聞くのでは受け取り方が違うというのも実感しました。講演会のCDなんかは、文字で読んだとしたらきっと何も思わなかったんだろうけど、音声として講演者の口から直接聴くと(録音されたものだけど)、何かエネルギーを感じ、すんなりと受け取れます。
これらはすべて紙や電子的なメディアの話ですが、さらに考察を広げると、同じ音声でもCDプレーヤーから受けるものと、実際の生身の人間から受けるものでは変わってくると思うのです。これって、何の違いなのでしょうか。受け取っている音声情報は同じはずなのに。。。まぁ、講演者の姿を見れるという意味では、若干視覚からも情報を得て、オーラみたいなのを感じているのでしょうが。で、だからこそ、ボーイスカウトが重要視する自然の中での実体験を通した活動が必要なのです。テレビや本では、やり方やノウハウは擬似的に学べるかもしれないけど、やはりリアルには敵わないと、これが言いたかったのです。
ちなみに上記の考察とは関係はありませんが、私の生活パターンとして、忙しくなってくると以下の順序で情報の発信・受信が減ってきます。[BLOGへの書き込み⇒WEBの閲覧⇒PCメールの発信⇒読書]。つまり、ちょっとでも忙しいとさくっとBLOGへの書き込みが減ります。反対に文庫本をいつも1冊は持ち歩いているので、読書はわりといつでも出来る体制ですし、暇さえあればサッと読むようにしています。
つーか、今日も忙しかったのに、結局書き込みをしているし(上記説明と矛盾)。本当はパックスメーリングリストにいくつかメールを送りたかったんだけどできてない(これまた上記説明と矛盾)。明日こそ、やるか。