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NPJ2014 13日目

13日目の今日は、日本語学校へ訪問し、
ネパールで日本語を勉強する学生と交流しました。
その後クルー達は、KORCメンバーの家へホームスティを
させていただくことになりました。

■日本語学校訪問
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北村卓也

Pax Earthと縁のある日本語学校を訪問しました。まだ開校したばかりで生徒数は少ないですが、日本に4年間住んでいた日本語の達者な先生が熱心に教えていました。そのうちの2人は大学を卒業し、今度の春から日本に留学すること予定だそうです。工学専攻らしく、僕の持っていた大学の数学と物理の教科書を見せたところ、かぶりつくように見ていて、理工学部の自分としてはとても親近感がわきました。日本語で手紙を書いてあげたり、歌を歌ったりと、やってあげたことは限られていましたが、少しでも生徒たちの日本語学習の意欲向上に寄与できたらうれしいです。留学する二人と日本で再会できることを願っています。

■ホームスティプログラム

阿部桃子
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私は今回Nepal-Japan Project2014のアドバイザーである
Mavilaの家にホームスティをさせていただきました。

カトマンズの中心地から、バスで50分。私たちが訪れたB校である
Ujjwal Shishu Niketan Academyへ行く途中に彼女の家はありました。
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振り返ると10日以上も様々なプログラムを通して協働をしているKORCのメンバー達が、
毎日どのような生活をおくっているのかについて十分に理解する時間が十分になかったように思います。
そうした意味では、このホームスティで一生の友達といってもよい位、
大切にしたいスカウトの友達を見つけることができました。
ここで、Mavilaについて話をしたいと思います。Mavilaは、ネパールで最難関といわれている
Tribhuvan Universityに通う博士課程の学生です。動物遺伝子学を専攻しており、
2年後に日本か韓国に留学に行きたいと語ってくれました。
バスに50分ほど揺られる中で彼女の毎日の生活について話を聞きました。
大学院に通いながら教師として中学生に対して勉強を教えていること、3人の姉妹がいること、
バスから見えた仏像をみて指をさしては、ヒンドゥー教徒が信じている
神様について1人1人隈なく説明してくれました。
KORCメンバーは毎日当たり前のように私たちの滞在するホテルまで
お迎えにきてくれていますが、そのためには様々な地方から
30分かけて徒歩で歩いてきてくれたり、
Maivilaのようにバスで50分かけてきてくれていることに今更ながら感動しました。
彼女の家につくとお母さんあと2人の妹、
そして日本で働いてい叔父を様をもつMavilaの叔母さんと甥っ子さんが歓迎してくれました。
その日の晩御飯は、ネパールの伝統料理であるダルバードでした。
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ここで1番驚いたのは、家が煉瓦と土でできていたことです。
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台所にガスはあるのですが、家族が団欒を楽しむダイニングテーブルはありませんでした。
1名だけが掛けられる机と椅子に私は招かられ、その他の皆さんは立ちながらご飯を食べていたのです。
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日本では当たり前だと思っていたことも、そうではないことを知ることが出来ました。
また、夕食を食べ終わると、食器を洗うのですが台所は家の中になく、お庭でお皿を一緒に洗いました。
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4畳ほどの部屋に戻り、Mavilaと時間が許す限り語り合いました。
9.11の話やアフガン戦争の話からはじまり、今のクリミア問題について
どう考えるのか、お互いの素直な意見をぶつけあいました。
世界中には解決困難な問題があり、それと同じ数だけ人々の視点や価値観も異なります。
しかし、国も言葉も文化も違う中でこれほど価値観が合うスカウトと
出会ったのはスカウト人生初めてでかなりの衝撃を受けました。
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価値観の共感の理由は一概に一つに絞ることはできませんが、
そのひとつとしてネパールと日本の文化の類似性に共通項を感じました。
ネパールも日本も隣国にそれぞれインド、中国という国との関係性があり
その隣国とどのように外交を行っていくべきであるのかが共通の課題です。
日本は島国として独自の文化を保ってきたところに人々の寛容さが根付いていますが
ネパールはそうではありません。ネパールが王国であった時代に、市民戦争が起こり
その際にアメリカが介入しようとしましたが、それを断ったことによって国が建国し
多民族も受け入れる寛容さを身につけて国民が成長したのだとMavilaは語ってくれました。
このように、ネパールという国がどのようにして生まれたのか、
王様は何をネパール国民に施したのか、そこにはどのような神話があるのかといった
国家についての話からアジア・世界の話まで、意見を素直に伝え合いました。
意見の相違があったとしてもそれを受け入れあう寛容さが彼女にはあり、
彼女の魅力に更に取り憑かれ入った1日でした。
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夜中まで話はつきず、床入りしましたがMavilaは朝5:00に起きて
屋外で手洗いで家族の洗濯物を粛々と行っていました。

ホテルに向かう帰りのバスの中でも話は尽きず、
話せるだけ彼女と話すことに集中し、向き合いました。
このホームスティを通して私が得た新たな価値観は
”Eliminate the dominance of powerful nations over minority countries”ということです。
この状況を知るためには、そこに暮らす人々の価値観に触れないと
知ることができないのだと見に染みて感じました。

各クルーはそれぞれの家で最高の経験を得たようです。
この絆を強みに明日行われる評価会議での活発な会議に期待したいです。


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