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セイネンサンカク〜01

 ボーイスカウト日本連盟に、まずは形から参画するようになって2年以上が経ちました。この2年間で僕個人が何か具体的な成果を挙げられたわけではない のですが、僕がそこで感じたことや考えたことを、誰かに伝えて行きたいなと考えるようになった今日この頃。散文なりに、どこかで誰かに「へぇ」とでも感じてもらえたらいいなと思います。テーマは青年参画。わたくし、市河靖弘がお送り致します。

 青年参画という言葉を初めて聞いたのは、3年前に参加したバングラデシュ派遣の時。その後、パックスのメンバーとネパールに渡り、これをきっかけに パックスのメンバーになりました。当時は海外に行けること、プロジェクトを作ること、仲間が増えることに大きな喜びを感じ、たくさんの場所に顔を出していました。勢いの止まらない僕は、その年の6月、世界ユースフォーラムに参加し、青年参画の議論に興味を持つようになりました。「なんて素晴らしいんだ青年参画!」といった具合で、方々でプレゼンをしたり、パックスのメンバーと議論をしたりしながら自分なりの考えをまとめていったのがこの時期です。ウェブにも公開されている「国際ユース委員会設立の提案」はこの時の議論をもとに作成され、これをきっかけに僕は日本連盟での活動に意欲を持つようになりました。

 思えば青年参画という言葉が急に一人歩きを始め、国内各所で議論が行われたり、紛争が勃発するようになったのは、この5、6年のことだと思います。誰も正しい答えを持っていなかったし、どうすればいいのか分からなかった。若い人もそうでない人も含め、不慣れな外国語の資料を読んだり、人づてにその話を聞いたりしながら、ああでもないこうでもないと議論を続けるばかりだった。そしてその状況は、今もあまり変わっていないんじゃないかと、僕は考えています。

 この文章は全くの私見で、単純に僕個人の感想だったり、思いつきだったり、思い入れだったり、そんな程度のものですが、僕がこの4年間、パックスやら、原隊やら、ローバース会議やら、中央審議会やらの活動の中で感じてきた青年参画を、自分の中で整理しながら書いて行けたらいいなと思います。


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