子どもたちに…いにしへのいろはことば—島津日新公いろは歌という本を読みました。で、WEBでよく調べてみると、この本の基になった郷中教育が、実はボーイスカウトのお手本だったらしいということが出てきました。ボーイスカウトをすでに20年間やっていますが、そのルーツの一部が日本にあったとは初耳だったので、やや興奮気味に書き込みをしています。
そもそも郷中教育とは、14世紀くらいから薩摩にて行われていた師弟教育で、異年齢集団を形成させ、学舎で学ばせ、知・徳・体の調和のとれた人格形成を目指した教育法だそうです。この郷中教育が行われていた薩摩の出身者には西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎等がいるそうです。ボーイスカウトの創始者のベーデンパウエルが1908年にこの郷中教育について研究をし、良い部分をボーイスカウトに取り入れたそうです。(郷中教育とボーイスカウトは無関係であると、強く主張されているWEBもありましたが、ここではその真偽を問うことはあまり意味がないので、やめておきます。)昔の日本は(も?)輝いていたんだなぁー。