奄美大島滞在中に放映されていたプロジェクトXをビデオにとっておいたので、昼食を取りながら見てました。今回のテーマはプリンス自動車とその開発したスカイラインGTでした。スカイラインGTにて使用されているエンジンは、もともとはゼロ戦のエンジンを作っていた中島飛行機の出身者が設計・開発したとのこと。実は、プリンス自動車だけでなく、スバルも起源を中島飛行機としています。つまりスバルの水平対向(ボクサー)エンジンもその起源はゼロ戦であるということ。
軍事のために研究・開発された技術の性能・機能がとても良い事は想像すれば分かると思います。実際にインターネットなんかは、そもそもアメリカでの軍事研究から発生したものです。日本に軍を作れというわけではないですが、軍事利用できるくらいの性能・機能を追及しないと、世界で通用するモノにはならないと思うことは良くあります。そういう意味ではボーイスカウト出身者が作ったGregoryのザックが、軍隊でも採用されているというのは誇るべきでしょうか。
(ミルスペックどころか、11月の新潟の寒さに耐えられないエリートボーイスカウト達(笑)。ちなみに写真上部の布団があるところにも一人埋もれています。)
ということで、本日の提案。ボーイスカウトの野営技術をミルスペック(Military Specification:軍事規格)レベルまであげるべし。そのためには、中・高生レベルでのプログラムのレベルをあげる必要があります。また、ジャンボリーなどという中途半端なお遊びキャンプなどやめてしまい、レイドゴロワーズのような過酷なアドベンチャーレース等を開催してみては如何でしょうか?各国のボーイスカウト対抗で、1週間くらいで海や山での移動を競争させる。好戦的過ぎるかなぁ。