パックスでは2,3年前から、アジアの現場での活動に加え、日本でのネットや映像を利用した情報技術を用いて報告活動・ワークショップ開催などに取り組んできました。これは、構成員のほとんどが大学生で、現地を訪問できるのが年に1,2回でそれも2週間程度であり、現場にいる時間だけではなく日本にいる時間にも、僕ららしく活動したい・アジアのためになりたいという意味もあるためです。
現地での草の根レベルでの活動は、直接的でわかりやすいものです。しかし、それだけでは、視野が狭くなったり、全体最適ではなく部分最適解に繋がったり、はたまたもっと大規模・効率よく問題を解決するチャンスを失ったりする可能性もあります。また、先進国での若者に対する意識付け・環境教育を行うことにより、その若者が将来的に何らかの形で開発協力に関係してくれることも、僕らの国内での活動の目的です。
かなりまわりくどい言い方をしましたが、次回のネパールプロジェクトに関しては、これまで以上の情報技術を利用した報告・情報共有に取り組んでいければと思っています。11月上旬ぐらいまでにはその構想を発表できると思います。お楽しみに。