このたび日産科学振興財団の平成18年度「理科/環境教育助成」から助成を頂ける事が決まりました!この申請はパックスの加藤・青木の二人で申請を出していたもので、ネパールプロジェクト自身への助成ではなく、ネパールプロジェクトの活動を撮影・編集・利用することにより、環境教育コンテンツを作成し、実際に日本国内で環境教育ワークショップをやるという内容です。以下、申請書からの抜粋で概要を載せておきます。
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■「ネパール王国の自然環境を題材とした環境教育デジタルコンテンツの作成」
本提案では、開発途上国の自然環境問題を題材とし、インターネット上に環境教育用マルチメディアコンテンツの構築とそれを利用したワークショップの開催を目的とする。題材としては提案者が取り組んでいるネパールにおける自然環境保全プロジェクトを用いる。このプロジェクトは2002 年から始まり、今までに延べ47 人が、現地で環境調査や子供たちや農民に対する日常生活が及ぼす自然環境への影響をテーマにしたワークショップを実施し続け次回が7 回目となる。そこで撮影された全方位静止画像・動画像等をインタラクティビティを持ったデジタル地図に配置し、従来の静的なE-learning コンテンツとは異なる、動的かつ高次元なマルチメディアコンテンツを提供すると同時に、日本国内でこれらを用いたワークショップにより、日本にいながらにしてネパールや地球全体の時空間的な広がりを青少年に体感させ、知識や技術だけでなく感性の教育にも繋げたいと考えている。
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今後、横澤君がクルーリーダーとして準備中のネパールプロジェクトと、加藤君のネパールデジタルコンテンツ構築プロジェクトの二つが並行して、協力し合って動いていくことになります。我々としても新たな取り組みになりますので、今後が楽しみです。また、初めての試みですので、アドバイス・コメント等も皆様から頂けたらと思ってます。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。