ネパールの正式名称はネパール王国(Kingdom of Nepal)で、ブータンの正式名称はブータン王国(Kingdom of Bhutan) です。ということで、両国ともに王様がいます。ネパールにおいては、2001年にその時の王様が皇太子の銃の乱射により殺された(その皇太子も自殺)という忌まわしい事件があり、その後の王様と政府の関係が悪く、最近まで政情不安定になっていたりしました。ブータンはそれとは逆に王様が国民からとても尊敬されており、2008年には現在の皇太子が大様になる戴冠式が予定されており、国内での道路・建物の建設が急ピッチに進められています。
かつてネパールに存在していた王国がその首都としていたパタン。その王宮の写真。
ブータンのプナカ・ゾン。行政機関・宗教建築(寺院)であり、かつ軍事拠点として使われていた城塞をゾンと呼ぶ。
ネパールに行く飛行機の中で「マリー・アントワネット」というフランスのフランス国王ルイ16世の王妃についての映画を見ていたこともあり、なぜフランスからは王様がいなくなり、またネパールやブータンでは王政がいつまで続くんだろうなぁと考えておりました。ボーイスカウト的には、スウェーデンの国王が世界スカウト財団のプレジデントになっていることもあり、私も話したことがあったりします。王様、王国って、なんか神秘的だけど、今後どうなっていくんでしょうかねぇ。