パックスがネパールで実施した環境教育アクティビティを紹介します。夏のキャンプ等で取り入れてみてはいかがでしょうか?
1、驚異の旅:生徒が水分子となり9つの場所(川、雲、氷河、植物、動物、湖、地下水、海)を双六を振りながらロールプレイングし、水循環を実際に体験しながら伝える。
2、大海の一滴:ペットボトルの中の水を世界中の全ての水に例えて、飲料可能な水がとても希少である事を視覚的に理解させる。
3、ハンプティ・ダンプティ:美しい川の写真を用意して、細かくちぎっていき、また修復してみる。修復しても完璧にもと通りには戻らない事より、実際の生態系も壊すと完璧に復元する事は出来ない事を理解させる。
4、通り抜けます:生徒が木と水に分かれて担当し、水はスタート地点からゴール地点まで流れていき、木は流れる水を邪魔する。そして、段々と木を減らしていく。スタートからゴールまでに要する秒数を計り、後に木を減らすと早く水は流れていく事を気づかせ、実際の土砂災害もこの一種である事を伝える。
5、塵もつもれば:生徒が町を模造紙上に計画し、好きに開発をしていく。その後に、一つ一つの建物より出るゴミを見立てたチップを置いておき、町に流れる一つの川へチップが流れた際に、どれだけのゴミが上流から下流へと流れるかを視覚的に把握する。