Pax Earthは、ネパールと日本でそれぞれ法人化しています。主な事業はネパールでの国際協力・教育活動・環境保全活動です。しかし、本職を持っていてボランティアとして参加している日本メンバーは、プロジェクト地に頻繁に通えるわけでもなく、もどかしさを感じることも多いと思います。ネパールへ何かをしてあげたい、けどどうすればいいかわからないというボランティアメンバーの葛藤をネパール代表のSujanにフランクに聞いたところ、ネパール側で意見を集めてくれ、以下のような回答が返ってきました。
・日本にいなければできない、日本の他の団体との提携や、資金の獲得、または文房具等の収集など、人・モノ・金をネパールに送れるような仕組みがあるとありがたい。Pax Earthでそれらを求めているだけではなく、他のネパール国内のNGOも同様のことを求めているので、分配することも可能。
・日本の大学や大学サークル等に働きかけて、ネパールの大学生との学生交流イベント・交流プログラムを実施する。ネパール側はトリブバン大学に協力をお願いできる。
・教育・環境・医療・ライフスキル等についての日本の研究者がネパールに訪問してくれるように働きかける。彼らとの交流によりPax Earthとしても成長するだけでなく、その研究者達にとって最適な調査・研究ができるようにPax Earth Nepalが手配できる。
・Pax Earth Japan側の会員を増やし、ネパールへの派遣を1年に1回だけでなく、1年に6回(2ヶ月に1回)ぐらいの頻度でできると各種プロジェクトで実現できることの幅が広がる。
日本にいながらにしての国際協力について、ネパールの青年達はこのように考えています。是非期待に答えられる様に、引き続きがんばっていきましょう!