生ゴミは可燃物ではあるがコンポスターを使うことで省エネルギー、生ゴミの減量化と再資源化にある。現在のネパールでは学校や一般家庭で出たゴミは分別されずにいる。その現状を生徒たちは大変よく理解している。最終的にはコンポスターを使ってごみが出ても自分達で処理していくことができるか、伝えることはできたが更なる具体的な補足をする必要がある。
スケジュール的には、レクチャーで概論を説明して生徒たちに実際に体験してもらう方がより身近にゴミの減量化に向けた意識がわくと考え、レクチャーよりも体験の時間を多く費やした。反省点として思った以上に緊張してしまい早口に説明した。レクチャーの時間でが10分程度となってしまった。所々、補足説明をしなければいけないところをアドリブが利かなかったのでうまくできなかった。この補足説明は後日、学校宛に送付するつもりである。装備に関しては生ゴミを直接手で触るのは病気や衛生面にもリスクが高いので、スコップとバケツを用意して、コンポスターの体験を行った。今後、バケツも壊れることがあるので壊れた時は購入するように促す。また、体験を終えたら必ず手を洗うように促した。
全体として、生徒たちは非常に意識が高く、コンポスターを使えばゴミの減量化ができるように感じた。コンポスターの大まかな説明はできたが、所々の補足説明や使い方のマニュアルを後日改めて学校に渡すつもりである。