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カブ弁プロジェクトについて

2020年度Mongolia-Nepal-Japan Online Project内のプログラム「カブ弁プロジェクト」を担当している西秋乃です。今回は、「カブ弁プロジェクト」の概要・進捗について報告させていただきます。

本プログラムの目的は、(1)新型コロナウイルスの影響で物理的に国際交流ができない状況下において、インターネットを通した新しい国際交流の形を提案すること、(2)SDGsの認知を拡大し、SDGsについて考えるきっかけを作ることの2点です。プロジェクト全体の目的であるオンラインでできる社会問題解決型プロジェクトのモデル化、SDGsの認知拡大に即したものとなっています。
活動内容は、主にInstagramへのお弁当投稿・それに伴うスカウト間の交流です。

はじめに、目的達成のための媒体として「食」、中でも「お弁当」を選んだ背景を説明いたします。日本の食文化には他国の伝統料理を自国風にアレンジして取り込まれたものも多く(例:インドカレー→カレーライス、水餃子→焼き餃子)、日本は食を通じた他国文化の理解を進めてきた国であると言えます。その知見を活用し、自国料理の発信や他国料理の自国風アレンジによって国際交流を図ることができるのではないかと考えました。中でも弁当’Bento’は世界共通語と位置付けられ、その色彩豊かな美しい見た目や栄養バランスの高さが絶賛されています。この日本ならではの文化を生かし、国際交流ムーブメントを活性化させる所存です。
また、「食」は社会問題との相性がよく、農林水産省もSDGsと食品産業の関連性について言及しています。各目標によって関与の程度は異なりますが、ほぼすべての開発目標と食を結びつけることが可能であると考えられています。(※”https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/# ”参照)

次に、目的達成のための具体的な取り組み内容について説明いたします。国際交流を目指した活動として、日本料理を主としたお弁当を作り、写真やレシピなどをInstagramに投稿することで日本の食文化を発信いたします。相互的な国際交流を可能にするには海外スカウトのお弁当投稿が不可欠であり、プロジェクトメンバーであるモンゴル・ネパールスカウトの尽力が必要となります。

SDGsについて考えるきっかけ作りとしては、SDGsに関連したテーマのお弁当を投稿し、投稿のコメント欄を通じてスカウトたちと意見交換をしたいと考えています。SDGsに関連したテーマとは、例えば、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に関連付けたテーマ「お母さん以外が作ったお弁当」のようなものです。

以上が「カブ弁プロジェクト」に関する報告となります。目的達成に向けて活動を続けていきますので、よろしければInstagramアカウントものぞいてみてください。(https://www.instagram.com/cub_ben.project/ )
よろしくお願いいたします!


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