平成19年6月31日(土)〜7月1日(日)に神奈川連盟ローバーフォーラムが開かれるそうです。過去にローバースカウトによる組織・プロジェクトを運営してきた立場として、このフォーラムに対する意見をまとめてみました。ちなみに神奈川連盟から挙げられている今回のフォーラムの目標は以下の通りです。
1、ローバー活動のきっかけを作る
2、ローバー年代のネットワーク作り
3、活動の疑問を解決して目標をつかむ
4、青年参画の実践
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■1、ローバー活動のきっかけを作る
⇒フォーラム中にきっかけの種を多く用意すべき。たとえば、県内や国内のローバースカウト活動の紹介や発表。もしくはローバースカウトにとって魅力的な指導者の紹介。必要に応じては、各スカウトの大学での専攻等の個人面談をしたうえでの活動相談にも乗るべき。
■2、ローバー年代のネットワーク作り
⇒何の為のネットワークかを事前に検討する必要がある。プロジェクトを共同実施する為のネットワークなら良いが、情報交換・なんとなくなネットワークは、運営が難しいし、具体的な活動に繋がる可能性も低い。
■3、活動の疑問を解決して目標をつかむ
⇒活動の疑問ってなんでしょうか?そもそも活動されているローバーであれば、あまり心配はしていませんが、むしろ活動していないスカウトがフォーラム等では重要なのではと思います。活動されているローバーで、疑問を持っているとしたら、その一例に指導者としての自分とスカウトとしての自分、そしてそれに関連する隊との関係というのは考えられます。これに関して、隊とそのスカウトの仲介役になるような積極性が運営側にあると助かるかもしれません。
■4、青年参画の実践
⇒実践する為の機会を提供すべき。たとえば、県連や地区での各委員会の委員のポストを最低1人はローバースカウトにやってもらうなど。フォーラムまでに運営側である神奈川連盟内での青年参画のあり方について議論が必要。フォーラム当日にそのポストに興味がある人を募集するぐらいの勢いでやらないと、青年はすぐに成長して、ローバースカウトを終えてしまう。