本日は過年度のプロジェクト、Nepal Project 2011の活動地である「Vijaya Samarak Memorial Higher Secondary School」と「Paropakar Higher Secondary School」にてフォローアップ活動をしてきました。環境問題における意識改善の達成には継続的な支援が必要であると考え、このような過年度のプロジェクト対象校でのフォローアップの活動を実施しております。また、「Paropakar Higher Secondary School」近くでは水質調査にも取り組みました。以下、プログラム内容の報告です。
■ Vijaya Samarak Memorial Higher Secondary School
レクチャー(40分)と破損したごみ箱の交換、焼却炉その他の資材の使用状況を確認しました。レクチャーでは、学校に設置したごみ箱を用いたごみ分別等を徹底させる意識の強化を目的に置き、過年度の講義内容をまとめたスライドを用いて説明を行いました。生徒の授業の反応・フィードバックも良く、集まった生徒の約40%は2年前の2011年のプロジェクトにも参加した生徒でした。過年度のレクチャー内容を覚えてる生徒も多く、活動効果を実感しました。また、2011年に導入した焼却炉は10-15日に1度の間隔で使われているとの報告を受けました。また、2011年より校内の美化は進んでおり、学校長との会議でも生徒の意識改善の報告を頂きました。
■ Paropakar Higher Secondary School
上記対象校と同様のプログラムを実施しました。こちらもレクチャーでの生徒からのフィードバックは良好であり、活動効果を確認できました。焼却炉は同様に10-15日に1度の間隔で使用されており、焼却炉への立ち入りを防止するための囲い等も問題なく機能していることを確認しました。
■水質調査
2011年と同じ地点で水質調査を実施しました。今回得られたデータは報告書にまとめ、ネパールの水質汚染の現状を把握することで、次年度以降の活動に活かしたいと考えます。