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2019年度の活動報告と現在の活動について

 投稿期間がしばらく空いてしまい申し訳ありません。更新できていなかった期間もPaxとして会議を重ねていました!
 今回は2019年度の活動報告と現在の活動について説明させていただきます。

 まずはじめに、新型コロナウイルスに対するPaxの対応について説明します。
 Paxは過去、ネパールやモンゴルに渡航し、現地のカウンターパートと共に、社会貢献活動を行ってきました。昨年度も同様に渡航に向け1年かけて準備を進めていました。
 今年2月に予定していたネパールプロジェクトでは将来のネパールを担う小学生達を対象とし、環境問題に対する意識改善の一環として水質汚染問題に関するレクチャーを計画していました。さらに都心部から離れた郊外の村を訪れ、来年度以降の更なるプロジェクト発展のため、水質汚染、水不足の状態を調査し、現状自分達が出来る支援として雨水タンクや雨水を集めるための雨どいなどの補修を計画していました。


(写真は2019年8月の事前渡航のものです)

 また、今年8月に予定していたモンゴルプロジェクトでは障がい者の経済的貧困問題を解決するためのプログラムとして繰り返し使える小豆カイロを障がい者施設で作成し、暖房機能の低いゲル地域に低価格販売をする計画と、障害を持つ人の社会参加に対するハードルを下げるという目的の下、障害を持つスカウトと障害を持たないスカウトが共に楽しく学ぶイベントの計画をしていました。

 しかし、新型コロナウイルスの発生に伴い、未知のウイルスに対してクルーの安全を100%保証できないこと、ネパールやモンゴル、トランジット先に入国、もしくはそれらの国から帰国出来なくなる可能性があること、さらに、ボランティアとしてネパール・モンゴルへ渡航するにもかかわらず自分達がウイルスを運んでしまった結果、多大な迷惑をかけてしまう可能性があることから今年のネパールとモンゴルへの渡航を中止し、先行きが見通せないため来年2月に控えるネパールへの渡航も中止しました。来年8月のモンゴルへの渡航については情勢を見て今後判断します。

 今年度は新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を踏まえ、オンラインでのプロジェクトを実施することを決定しました。日本、ネパール、モンゴルのプロジェクトメンバーを中心に世界のスカウトが参加できるプログラムを計画し、実行しています。具体的なプロジェクト内容については次回以降の投稿で紹介させていただきます。
本年度も未来のよりよき社会の為に全力で取り組んで参ります。
今後とも応援宜しくお願いします。


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