本日、平成18年度ボーイスカウト日本連盟全国大会にあわせて来日していた、ボーイスカウト英国連盟の事務総長さんと、今度の世界ジャンボリーである第21回世界ジャンボリーのディレクターの方と夕食をともにしてきました。僕としては数年ぶりに外国のオフィシャルとの対話になり、非常に刺激的でした。以下、本日の簡単なメモを残しておきます。
・英国内ではこの数年、ボーイスカウトの社会的なイメージが向上している。それはボーイスカウト英国連盟の1997年からの継続的な取り組みの成果である。
・ボーイスカウトのイメージがとても良くて、他の団体が宣伝のためにボーイスカウト(制服)を無断に使おうとしていて訴訟すら起きたらしい。ちなみに裁判結果は英国連盟が勝ったらしい。
・対外的なアピールには連盟職員が担当するのではなく、18-25歳のスカウトが対応し、そのスカウトに対するPRやインタビュー対策のワークショップすら開いている。
・これらの社会的なイメージ向上プロジェクトに関しては、連盟が将来にわたる投資と判断し、すべて自己資金でトレーニング等を開いている。
・連盟内での青年参画も進んでおり、どの委員会にも最低2人以上のユーススカウトが入っており、十分なパフォーマンスを発揮している。
成功している組織、連盟にはそれなりの理由があるもんですね。。。。