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作者アーカイブ: Pax IV Hyper
ネパールプロジェクト2011 計画中
この場をお借りして、我々が企画しているネパールプロジェクトの中間報告をさせていただきます。
■メンバーの確定
―今年度はボーイスカウト出身者を中心とする9名でプロジェクトを実施する予定です。
■渡航日程の確定
―2011年8月27日(土)~9月16日(金)に渡航日程を確定しました。
■現地で実施するプログラムについて
―今年はネパールのごみ問題に焦点を当てた、3か年計画の2年目です。昨年に引き続き、ごみ問題に関するネパールの人々の意識改善を目指しています。過年度の反省を生かしつつ、さらに高度なプログラムを実施できるよう、協議を進めております。
具体的には、
・水質浄化
・ゴミ拾い
・環境や、衛生に関するレクチャー
・植林
・焼却炉などの、ごみ処理システムの導入。
・ネパールのスカウトを対象としたプログラム
などの案が挙がっています。
■現地カウンターパート
―今年度も、ネパールのローバー年代の組織である、「Kantipur Open Rover Crew」と協力してプロジェクトを実施する予定です。現地の各プログラムの担当者と連絡を取りつつ、プログラムを策定していきます。
今後、更に準備を進めて参ります。
東日本大震災 GW復興支援活動(3日目 | 5/3(火) | 鯛焼き炊き出し)
■活動内容
– 多賀城市文化センターにて500枚弱、鯛焼きの炊き出しを行った。
– – 多賀城市文化センターの避難者は約430名。炊き出しには、近くの避難所から来る人もいた。
– – 我々の炊き出しの後、夕方にはかき揚げ丼の炊き出しがある予定とのこと。
– 山王地区公民館にて50枚ほど、鯛焼きの炊き出しを行った。
– – 山王地区公民館の避難者は81名。また、ス タッフが20名ほどいる。
– – GWということもあり、片付けや親戚の家に行く避難者も多くいた。
– – 避難所では3食出ているが、ほとんどがパン。温かい食べものが喜ばれた。
– – 我々が炊き出しを終えた後、有志の音楽隊が演奏をしていた。
■被災地状況
– 塩釜市では交通量も増え、一時渋滞に巻き込まれた。
– 商店などの品揃えは豊富で、流通に問題はなさそうであった。
– 避難所では子供たちが手持ち無沙汰で、一緒に遊ぶと喜んでもらえた。
東日本大震災 GW復興支援活動(2日目 | 5/2(月) | 被災地ニーズの抽出)
■活動内容
– 我々は多賀城の山王地区公民館、多賀城市民文化センター、七ヶ浜国際村に向かい、現地の炊き出しにおけるニーズ抽出を行った。3つの避難所とも炊き出しのニーズがあり明日以降、炊き出しを実施することが決定した。
– – 明日の9時より多賀城市文化センターにて鯛焼き400食の炊き出しを実施する。
– – 明日の15時より山王地区公民館にて鯛焼き100食の炊き出しを実施する。(公民館の避難者数80人、スタッフ20人)
– – 明後日は七ヶ浜国際村にて鯛焼き300食の炊き出しを実施する。
– 炊き出しの打ち合わせ後、我々がテント泊させて頂いている塩釜公民館(避難所)にて50食の鯛焼きの炊き出しを実施した。(避難者40人、スタッフ10人)
■被災地状況
– 多賀城市、七ヶ浜町、塩釜町のほとんどの避難所には県外ボランティアがいたが、炊き出しを実施しているボランティア団体は少ない。
– 多賀城市は浸水が深刻であったため、多くの民家の前には不要になった家財や畳が置かれている。
– 塩釜市の内陸部ではガソリンスタンド、コンビニ、スーパーマーケット等が営業を行っており、学校でも授業が再開されている。
# 被災直後と比べると、避難所は落ち着きを取り戻している。
東日本大震災 GW復興支援活動(初日 | 5/1(日) | 宮城県塩竈市入り)
3月17日から4月15日まで実施した東日本大震災復興支援活動ですが、再度装備を整え5月1日に我々の仲間が出発しました。
このGW中に被災地での活動を検討されている、もしくは活動している方に向けてこの場で活動内容を紹介させていただきます。
状況の変化や一視点による情報の偏り、言葉足らずな部分などもありますので、あくまでも情報ソースの一つとして、参考程度にご覧頂ければと思います。
■活動内容
– 装備の補充、点検を行い出発準備を整え移動した。
– 避難所となっている宮城県塩釜町の公民館ふれあいエスプ塩釜に、拠点としてBCを設営した。
– – 避難している被災者は約50名。
– – 1日3食の配給があり、物資には余裕があると考えられる。
– – 福島県のボランティアセンターに問い合わせたところ、社会福祉協議会からの通達で全ての避難所でテント泊が不可能とのこと。
– – 岩手県でもボランティアセンターへテント泊を自粛するよう通達が出ている。しかし、一部の有料キャンプ場は営業しておりテント泊は可能。
■被災地状況
– 避難所周辺では電気・水道・ガスは届いている。
– 避難所周辺では瓦礫などがほとんど片付けられた後だった。
– 避難所周辺では電気の付いてない信号が数カ所あり、警官が交通整理を行っていた。(電気の付いてない理由については不明。)
– BCを設営した避難所の他に、沿岸部では3~400名が避難している避難所があるとのこと。
– 通行止めや、道路の破損は見受けられなかった。
■交通情報
– 往路の高速道路(東北自動車道、以下東北道と略す)で渋滞は見られなかった。
– ガソリンスタンドは軒並み空いていた。
東日本大震災 GW復興支援活動(4日目 | 5/4(水) | 鯛焼き炊き出し、帰還)
■活動内容
– 本日は七ヶ浜国際村の避難所で鯛焼き350食の炊き出しを行った。
– – 避難所には避難者が290名、スタッフが11名いる。
– – 甘い物の炊き出しを実施している団体は少ないので、家族連れや子供から好評であった。
– – 本日は15時から17時30分まで炊き出しを実施していた為、普段入浴時間と重なってしまい、炊き出しをもらえない避難者の方々にも鯛焼きを提供することができた。
– – 避難所では我々の炊き出し以外にも甘酒やベトナム料理のフォー等が提供されていた。
– 本日の炊き出しが終了後、東京へ帰還する。
■被災地状況
– 七ヶ浜国際村の避難者の方々は自衛隊提供の移動式簡易浴槽等に毎日入浴することは可能だ。
– 七ヶ浜国際村の避難所では大学生協が斡旋して大学生が10名ほどボランティアとして働いていた。
– 七ヶ浜町の沿岸は津波の影響で深刻な状況であったが内陸部はそれほど深刻ではなく、ガソリンスタンドやスーパーは営業を再開しており、路線バスも一部で運行を再開している。
– 七ヶ浜町の沿岸部でボランティアが清掃活動を実施していた。
– 我々がテント泊させて頂いていた塩釜公民館(避難所)のボランティアスタッフに地元のボーイスカウトで隊長をやっている方がいる。
– – 塩釜のスカウトは今回の震災における活動は実施していないという情報を頂いた。
– 東北道の上りは渋滞している。
東日本大震災 復興支援活動報告会のお知らせ
平素は我々Pax IV Hyperの活動にご協力頂き誠にありがとうございます。
さて、我々の活動の一つでもある東日本大震災復興支援活動も当Webサイトでご確認頂いているように、4月15日に全員無事に帰ってきました。
それにつきまして、東日本大震災復興支援活動の中間報告会を行います。ご多忙とは存じますが是非ご参加下さいますようお願い致します。
被災地ではまだまだ長期的な復興支援が必要とされております。今後も皆様のご協力のもと、更なる活動の活発化に努めて参りたいと思います。
引き続きご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
大草 周朋
記
東日本大震災復興支援活動報告会
1. 日時 4月24日(日) 15:00~16:30
2. 場所 市ヶ谷健保会館 東京都新宿区市谷仲之町4-39( http://goo.gl/6Quv0 )
3. 参加資格 特にありません。
直接会場にお越しいただいても構いませんが、席が不足する可能性があります。あらかじめご了承ください。
(人数把握のため、メールにて一報いただけると助かります。)
担当:大草 周朋(shuho[dot]ohkusa[at]scout[hyphen]tt4[dot]org)
以上
東日本大震災 復興支援活動の紹介(29日目 | 4/14(木) | 炊き出し奉仕11日目)
■活動内容
– 有志のボーイスカウトが集めたバスタオルの提供が困難な(充足しているため受け取ってもらえない)ため、本日も配布に協力し、物資提供を集約している自衛隊に持ち込み、置かせていただいた。
– 八幡町の広場にあるゴミ置き場の清掃、種類毎の分別を実施した。
– – 八幡町の広場には元々少量のごみが投棄されていただけであったが、徐々にごみの量が増えごみ置き場と化した。
– 4/15未明、全メンバーが無事に帰還した。
– – 高速道路は石巻周辺では混雑していたが、仙台周辺からは比較的空いていた。
■今後の活動について
– 本活動における報告会の開催を予定している。
– GWをめどに、他団体と共同での被災地支援活動を計画中である。
東日本大震災 復興支援活動の紹介(28日目 | 4/13(水) | 炊き出し奉仕10日目)
■活動内容
– 本日は、第二ひたかみ園知的障害者更生施設・通所にて鯛焼き70食の炊き出しを実施した。
– 有志のボーイスカウトが集めたタオルをこれまでの活動で縁のある蛇田中学校と石巻支援学校に配布した。
■被災地状況
– イトーヨーカドーの店頭では、食品が平常通り販売されているが、子供用のジュースや子供用のマスクは品切れとなっていた。
– 余震の影響で、市内の一部が通行止めとなっている。
– 門脇小学校は被災後に火災が発生して、焼け焦げていた。
– 湊中学校では鯛焼きの炊き出しが行われていた。
東日本大震災 復興支援活動の紹介(27日目 | 4/12(火) | 炊き出し奉仕9日目)
■炊き出し奉仕活動
– 本日は鮎川の清優館にて鯛焼き200食の炊き出しを実施した。
– – 鯛焼きの提供先は、清優館の避難民(150名)と近隣住民(50名)である。
– – 清優館は高台にあり、比較的被害は少ない。
– – 余分の鯛焼きを4/21の学校開始に向けて閉鎖した避難所(大原小学校)へ提供した。現在、大原小学校は物資の保管場所及び配給の受領場所となっている。
■被災地状況
– 清優館では自衛隊の音楽隊が演奏に来ており、避難者の方々に喜ばれていた。
– 専修大学のボランティアセンターに早稲田大学のボランティア団体(約20名)が現地入りした。
# 早稲田大学ではこれまで東北地方での学内ボランティア団体の活動を自重するよう求めていたが、そのような姿勢も変化している。今後、より多くの学生が被災地で活動することが見込まれる。
東日本大震災 復興支援活動の紹介(26日目 | 4/11(月) | 炊き出し奉仕8日目)
■炊き出し奉仕活動
– 本日は牡鹿半島にて鯛焼きの炊き出しを実施した。
– – 1カ所目は集会所で100食分の炊き出しを実施した。
– – 2カ所目はお寺の避難所で70食分の炊き出しを実施した。
– 大街道小学校で行われた炊き出しを民家へ配送した。その後、湊中学校で実施された炊き出しの後片付けを行った。
■被災地状況
– 女川では未だに支援の手が行き届いていない。
– – 女川や鮎川の一部では未だに炊き出しが実施されていない場所が存在している。
– 東日本大震災発生から本日で1か月になるのに合わせ、被災各地では地震発生時刻の14:46に合わせ、黙祷が捧げられた。 現地メンバーは女川で黙祷を捧げる。