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作者アーカイブ: Pax IV Hyper
2005秋、外部発表予定
Pax IV Hyperとして以下のイベントでの発表を予定しています。参加希望の方は前者については下記WEBサイトに、また後者についてはrealsoko@hotmail.comまでご連絡ください。僕から主催者に参加可能か聞いてみます。
■1、スカウティング研究集会
日時:2005年11月19日(土)14:00-
場所:ガールスカウト会館(東京都渋谷区西原1−40−3)
発表内容:「スカウティングと情報技術」
■2、国際シンポジウム:Joint curridulum and Next Generation
Broadcasting for Sustainable Development in Asia Pacific
日時:2005年12月17日(土)9:30-18:00(16日にも開催している)
場所:慶応義塾大学三田キャンパス東館6,7階
主な参加団体:Keio University, United Nations University and
UNU/Institute of Advanced Studies, Institute for Global Environmental Strategies,University of Hawaii, University of the South Pacific, Tsinghua University, Asian Institute of Technology and GMSARN (Greater Mekong Subregion Academic and Research Network), TERI (The Energy Research Institute), Research Institute for Subtropics,SPREP (Secretariat of Pacific Regional Environmental Program), FASID (Foundation for Advanced Studies in International Development), IKONOS, LANDSAT, NOAA, PamAmSat, National Weather Service, Asia Pacific Forum for Environment and Development, PIDO (Pacific Islands Digital Opportunities), LEAD Programs (Japan, China, Indonesia, India, Pakistan, CIS, Mexico), COMPASS(Coomprehensive Model for Policy Assessment: Japan, China, India, Russia, Germany)
発表内容:「パックス(&ボーイスカウト?)の国際協力プロジェクトとそのマルチメディアコンテンツ化」
さぁ、しっかり準備しなきゃ。
パックス村訪問報告-2005秋-
11月3日から11月5日の2泊3日で、パックス村(本名:新潟県上越市桑取にあるI邸とその周辺の田畑・山・林・川)に行ってきました。前回のエントリーの通り、11月2日は新潟県湯沢に前泊し、3日に上越市柿崎区で行われているお祭りに参加、過去にお世話になった元町長さん、農家の方々、役場の方と約1.5年ぶりの再会を果たし、その後上越市桑取に移動しました。
昼間は田んぼで作業をしました。畦塗り(あぜぬり)をI君がトラクターを用いてするのですが、僕ら素人の役割は、畦塗りをする箇所の余計な雑草を刈ることです。刈り払い機と鎌を使って大きめな雑草をひたすら刈ってました。雑草が残ってしまった場合、せっかく畦を作っても、田んぼの水持ちが悪くなるとのことで、しっかりと作業を。また、本来は畦塗りは春にやるのが良いそうなのですが、年によっては春の遅くまで雪が残る場合もあり、そうなると秋・冬のうちにできる作業は早めにやっておきたいとのことで、今回やることになりました。
また、午後には作業が終わり、みんなで魚屋とスーパーに行き、大量の新鮮な食材を調達。夜には囲炉裏を囲んで夕食です。二晩で食べたものは、タラバガニ、秋刀魚、ハタハタ、シシャモ、きのこ類、野菜焼き(以上は炭火で炙ったモノ)、そしてメインとしてお好み焼きと白菜鍋。飲んだものは、ビール、日本酒(越乃寒梅)、リキュール(HPNOTIQ、BECHEROVKA)、ウォッカ(ZUBROWKA)とひたすらグルメな旅に。
囲炉裏を囲みながら、どんな話をしたかといえば、みんな酔っ払っていたので、ほとんど思い出話、馬鹿話。しかし、昼間しっかり身体を動かし、夜には新鮮な食材で、うまい酒とともに食事をするというのも、地味だけど素敵な過ごし方でした。
追伸:今年の新米が取れています。ボーイスカウトのI君が作った新潟のコシヒカリ、食べて見たい方はI君に直接連絡するか、我々に連絡をください。市場価格よりかは少し高めかもしれませんが、水も土も良質な山間部で大切に育てられたお米なのでおいしいですよ!
冒険教育
先週末、都内のアウトドアショップでOutward Bound Japanという団体の冒険教育/野外体験教育指導者育成プログラムのパンフレットを見つけました。
自分に時間があれば参加してみたいなと思いつつ、ボーイスカウト(=野外体験教育)においてこれほどのレベルを追求できるか、とも考えさせられました。まずは仲間内で、やってみることはできないか、これからの季節や人員を考えると、冬山orスキープログラムかな。
パックス運動会?
パックス社会人4人+学生1人で、新潟に来ています。今日は、そのうちの一人の家族が所有している湯沢にある別荘に泊まっています。明日からは新潟県上越市の山奥の茅葺き屋根の家に泊めてもらうのですが、今日は床暖房もついているリゾートマンション。快適快適。こんな環境だと、まじめな議論が出来るわけもなく、うだうだ話をしています。下の写真が現在の状況。
このマンションには、ジム、プール、大浴場がついているし、近くにはスキー場があるので、冬になったら運動会を開こうという話になっています。エアロバイクで自転車競争、プールで遠泳等々。マンションの部屋では雑魚寝の場合20人くらいは泊まれるくらいの広さなので、みんなで来ても大丈夫。ちなみに明日は新潟県の柿崎町の産業祭りに参加し、昔お世話になった元町長さんや農家の方々と久しぶりに会う予定です。それでは、皆様も素敵な文化の日を!
2006年海外プロジェクト計画
先週行われたパックス総会の議事録の代わりに、海外プロジェクトを中心とした2006年度の計画をお知らせいたしました。それぞれのプロジェクトにおいて、特にローバースカウト関係者のこれからの参加を募集しておりますので、ちょっと興味がある、ということでも結構ですので、興味がある方はご連絡を頂けると幸いです。
(ネパールプロジェクト2002より)
■ネパールプロジェクト(復活)
2004年3月に最後に訪問して以来、現地の治安の問題により延期になっていたネパールでの自然保護・環境衛生に関するプロジェクトを復活させる予定です。プロジェクトの実施は2006年2月を予定しております。今回についてはボーイスカウト日本連盟で言うところの「派遣」ではなく、「旅行」という位置づけで行い、現地では、視察や議論を中心に行う予定です。
■モンゴルプロジェクト(継続)
今年のモンゴルプロジェクトについて、現在評価・反省中ではありますが、2006年9月にまた実施する予定です。ちなみに今年度のプロジェクトについてはそろそろ報告書が出来上がりつつあり、12月or1月には関係者を対象とした報告会を開催する予定です。
■スイス・イギリスプロジェクト(?)
世界スカウト連盟の本部があるスイスや、ボーイスカウト発祥の地としてのイギリスを訪問国とした”何か”を考え中です。詳細未定、メンバー未定、実施時期未定。夢は広がりますが(笑)。
報告:Pax Workshop for Emerging Scouting
表題のワークショップについて、先週土曜日に無事終わりました。約25名の方が参加してくださいました。皆様、ご参加、ご意見、ありがとうございました!発表のうち、以下の2件について、発表資料を公開しても良いとの連絡があったので、皆さんにも公開させていただきます。なお、Mongolia ProjectとPax Studioについてはパックスオリジナルのプロジェクトなので、今後逐次、WEB、Blogで情報公開していきたいと思っています。
===「Pax Workshop for Emerging Scouting ===
□日時:10月22日(土) 14:00-17:00
□場所:早稲田大学学生会館W506号室
□主催・運営:Pax IV Hyper
———-以下、各発表/質疑応答を30分ずつ———-
■2, 世界スカウト機構: World Scout Youth Forum 2005(チュニジア)
-発表者:寺澤美佳、発表資料はこちら(17MB)。
全世界のボーイスカウトが集まり、その未来や戦略論について議論をするユースフォーラムへの参加報告です。今後は、ユースフォーラムでの議論内容・議論結果を日本国内への啓蒙・提案を行っていくようです。今後とも頑張ってください。
■3, 環境再生保全機構: 東ティモール・インドネシアコース
-発表者:小川修平(慶應RS)、発表資料はこちら(4MB)。
ボーイスカウトの国際協力プロジェクトのリーダーを経験した後に、外部のスタディツアーに参加したということで、ボーイスカウトvs.外部という視点も含めて、大変有意義な経験をされたようです。今後は、そこでの経験を再びボーイスカウトに還元してくださるとのことですので、今後とも期待しています。
追伸:上記2つの発表資料中の個人名に関する部分は、最近の個人情報保護法案(詳しくはわかりませんが)の問題もあるので、XXXという風に伏せさせていただきました。
報告:Wedding Party Produced by Boy Scouts
先日、ご案内したN君の結婚式2次会について、昨日無事終わりました!今頃、新郎・新婦はモルジブへ行っております。2次会については当初はいろいろと考えていましたが、さすがに幹事の僕を含め、司会や余興をお願いしているボーイスカウトの仲間もみんな社会人で、事前準備にあまり時間をかけられませんでした。けど、当日のアドリブも含め、良い2次会になったのかなぁと思います。
以下が当日の役割分担と、それぞれボーイスカウトでの海外派遣参加歴。
幹事:僕(特別海外派遣(カナダ)、バングラ、ネパール、モンゴル)とEさん(バングラ)
司会:I君(バングラ、ネパール、ギリシャ、モンゴル)とY君(バングラ、韓国)
音響:O君(特別海外派遣(ブラジル)、ネパール)
映像:K君(バングラ、モンゴル)
受付:I君(バングラ、フィリピン、モンゴル)とO君(バングラ、ネパール、ギリシャ)
写真:I君(バングラ、ネパール)
スピーチ:Dさん(日本連盟国際コミッショナー)
ボーイスカウト日本連盟の国際系は、ほぼずべて抑えています。。。これも新郎の人望・人徳のお陰でしょう。ひさしぶりにみんなとあえて、話ができて楽しい一時でした。準備が多少足りなくても、その場で対応できる対応力は、Be preparedを実践している証拠でしょうか。N君とお嫁さん、末永くお幸せに!
Think Globally, Act Locally. and Act Globally!
Think Globally, Act LocallyとはNPOの世界に限らず、よく言われますよね。地球規模で物事を考え、自分のできる範囲、自分の地域で実行する。振り返ってみると、Pax IV Hyperのネパールプロジェクトを始めるにあたり、そういう考え方をしてたような気がします。当時バングラデシュでのプロジェクトを一通り経験し、じゃあボーイスカウト日本連盟から離れて自分達で何かをしたいと考えたときに世界地図を眺めました。そして、バングラデシュで毎年大規模に発生する洪水などの水害はどうすれば解決できるか。その答えの一つとして川の上流=ネパール付近に木を植え、山の保水能力を高めるということがあると思い、ネパールを選んだのです(もちろん、ネパールにした理由は他にもあります。)
で、これ、Act Locallyで留まっててはもったいない、と思うわけです。そこのLocalの活動で得た知見・経験をGlobalに適用できないのか、というのが本日の問題意識です。なんかしらの活動をしたわけなので、似たような方法や内容で、他の国でもそれをできるのではないか。もしくは、似たような活動を世界に広めるためにルール作り、啓蒙活動をできるのではないか。そんな次の一歩であるAct Globallyのためにも、今週末、以前ご案内した「Pax Workshop for Emerging Scouting」を開きます。大変ありがたいことに、今回はボーイスカウト関連の偉いポジションについている方が出席してくださるのです。ということで、僕らの経験をその偉い方に伝えて、偉い方がトップダウンから動き、僕らは僕らでアドバイスを貰い、再びボトムアップから動いていく。
また、Act Globallyのためには、やはりGlobalが見えるポジションにいないと駄目だと思うのです。地域だけで活動していると、地域のことしか見えず、地域のことしか考えられなくなり、部分最適解に陥ってしまうのではないか。そういう意味では、我々のグループ、活動が常に見晴らしの良いところ(Vantage Point)にいることも重要になるわけです。ということで、ワークショップの直後には半年ぶりにPax IV Hyper総会を開きます。
you make the difference.
パキスタンがんばれ!
10月8日にパキスタン北部で地震が発生し、11日の時点で、すでに死者が2万人、家を失った人が250万人いらっしゃるそうです。私はパキスタンには行ったことはないのですが、大事な友人が何人かいて、思い入れのある国なんです。パキスタンはそもそもバングラデシュ(私は4回渡航)とインドと同じ国で、この数十年間にそれぞれが独立した経緯もあります。
(メキシコにて、バスの中で、WWF Pakistanに勤めていたパキスタンのアリさん(サングラスの方)とともに。)
で、何か私もパキスタンの為になりたいと思い、会社で募集していたパキスタン地震救援金に、小額(数千円)ではありますが、募金しました。募金されたお金については、その総額と同額を会社からも寄付され(マッチングギフトといい、寄付金額が会社の協力により2倍になって寄付されるという仕組み)、ジャパンプラットフォームという国際人道支援機関に渡るそうです。ジャパン・プラットフォームとは、難民発生時・自然災害時の緊急援助をより効率的かつ迅速におこなうため、2000年に発足したNGO、経済、政府が対等なパートナーシップの下、三者一体となり、それぞれの特性・資源を生かし協力・連携するシステム、だそうです。
パキスタンでは、ボーイスカウト活動も活発で、とても優秀で、素敵なスカウトがたくさんいます。パキスタンの皆様、がんばれぇぇーーー!!!
特定非営利活動法人パックス・アース誕生
長年の念願でしたパックスの法人化がついに実現いたしました!
■「名称」特定非営利活動法人パックス・アース
■「主たる事務所」神奈川県川崎市幸区
■「登記日(設立日)」2008年10月07日
■「目的等」この法人は、地球や人類に対して、環境保全及び青少年教育に関する事業を行い、地球規模の公益の増進に寄与することを目的とする。
この法人は、上記の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
(1)環境の保全を図る活動、(2)国際協力の活動、(3)子どもの健全育成を図る活動
この法人は、上記の目的を達成するため、次の事業を行う。
特定非営利活動に係る事業:子ども達や青少年を対象とした教育活動
(左がNPO法人認証申請に行った神奈川県庁で、右がNPO法人登記申請に行った横浜地方法務局川崎支局)
以下のような日程で、手続きが完了いたしました。
□2008年06月18日:NPO法人認証申請書類を県庁に提出
□2008年09月24日:NPO法人認証完了
□2008年10月07日:NPO法人登記申請書類を法務局に提出
□2008年10月10日:NPO法人登記完了
より良い活動を、より長く。その為の法人化ですから、これからも皆様にはご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。