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「活動記録」カテゴリーアーカイブ
ネパールスカウトの個人ブログに報告掲載
ネパールのスカウトが個人的に開設しているブログサイトに、今回のネパールプロジェクトの報告を載せてもらいました。執筆者は、横沢クルーリーダーです。写真つき原文はこちらにあります。以下は、文章だけをコピーしました。
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Japanese rover visited to Nepal at 14th Feb – 1st Mar. and Japanese rover practice a project with Nepalese rover. This project’s target is nature conservation. Today, I tell you about a programme of this project at Bhaktapur.6 Japanese rover’s crew visit to Bhaktapur at 23rd Feb. We practice a program with E,G Pioneer School ‘s student. This program contents are ..
1, Incredible journey (Project WET’s activity)
2, Water quality test with using Pack test
3, Humpty Dumpty(Not song, this is project WET’s activity)
We practice this contents with Ever Green Rover Crew. I explain about this contents.
1, Incredible Journey
this activity is for learning about water circulation. Tools are 9 dices and 9 card which displays water place(for example, sea cloud underground water and so on.) and strings and color beads.
This game’s rule is these contents
1, Go to the point.
2,Write the name of the point.
3,Put bead on your string.
4,You can roll the dice.
(Students continue this process 10 times.)
After this Journey, we look back about this trip. Students go to each other trip. For example, a person continues to stay in the sea. Another person continue to move many place. This activity’s goal is learning about water circulation. Students were enjoying this activity. we were happy,too.
2, Water quality test with using Pack test
After incredible Journey, we went to river that flows near the school. And practice Water quality test with using Pack test. Pack test inform us about date of water quality.
3,Humpty Dumpty
Humpty Dumpty is an activity, which inform to target person about changeable ecology. Tools of this activity are river’s pictures. At first, we dealt these river’s picture to students. And Students tear this picture to about 20 pieces. We asked student to repair from these pieces to original picture like jigsaw puzzle. Students complete, but this picture is not perfect. There is little gap in this picture. We think to displace from picture to original nature. Human in nature happens same thing. Human make field and house and town in this nature. Then, we need cultivation for the field, we need tree for making house. Ecology is change on this time. The reason why, ecology system is changeable. And once ecology is change, we can not repair perfectly. Nature ecology is fragile. This activity’s purpose is learning about ecology.
This is programme’s outline. Japanese rover looked back this programme later on this day.
(1)Japanese rover study more about this activity.
This time, we knew this activity at Aug 2006. (Japanese national Janboree was held on ) Japanese rover took part in this Jamboree as service. Then, outside association join this Jamboree. And Japanese rover knew these activities (Incredible Journey and Humpty Dumpty and so on) but we lack for a full explanation about these activities. So, we need experiment learning scene and study about environmental for this activity is more fruitful.
(2)Save these activities like Project WET
Japanese rover thinks that these activities help us to plan project. Activity gives us a lot of knowledge. We can do activity whenever we want to do.
(3)Japanese rover think to continue this good relationship
This project has been started by Nepal rover and Japanese rover since Mar 2002. From now on, Japanese rover hope that this good relationship continues and we act good activity. I think that continuation is power.
Juichiroh,Yokosawa
Scout Association of Japan
ネパールプロジェクト2007帰国報告
Pax IV Hyperネパールプロジェクト2007のメンバーが一週間前に全員無事に帰国しました。今回は派遣員4人、アドバイザー1人という人数で、ネパールのカトマンズ・バクタプル・カカニ野営場・スンダリジャル野営場等で各種の活動をしてまいりました。詳細は徐々にアップすることにして、本日は速報までに二つの写真を公開いたします。
バクタプルの世界文化遺産に指定されている区域にて、同地区の主要ローバースカウトとともに。
バクタプルにあるスカウト関係者が校長先生・先生を務めているEver Green Pioneer School(小学校)において、環境ワークショップ開催中の写真。
また、上記の本隊とは別に加藤・青木の別働隊も本日、ネパール・ブータンから無事に帰国しました。こちらについてもネパール(カトマンズ・ポカラ)、ブータン(ティンプー、パロ、プナカ)を精力的に取材旅行をしたり、ネパールの僕らと同年代のスカウトと長い時間を共にすることによって、いろんな話をしてきました。こちらについても少しずつ整理して、皆様とも共有していこうと思っています。
ネパール・ブータンに行ってきます
明日より3月7日までネパール・ブータンに行ってきます。ネパールに関しては1999年、2003年に引き続き3回目、ブータンへは初めての渡航になります。現地では、パックスのプロジェクトを実施中のみんなに会うのはもちろんのこと、加藤・青木独自のプロジェクトとして環境教育用デジタルコンテンツ制作という目的達成の為に、カトマンズ盆地・ポカラ・ブータンでの撮影・調査等を予定しています。
渡航期間中は、2週間ほどメールもブログも読めなくなると思いますし、様々なご迷惑をおかけするかと思います。また帰国後に全力で償いをいたしますので(笑)、2週間ほど放し飼いにして頂けると幸いです。
それでは、行ってまいります。
ネパールからの連絡
一昨日、ネパール滞在中の横沢君・中川さんから、無事にカトマンズに到着し、みんな元気にやっているとのことでした。
主な連絡は2点で、ボーイスカウトネパール連盟のお偉いさんがプロジェクトに対して好意的で、ネパールのローバースカウトも正式にプロジェクトに参加することができているとのこと。そしてもう一つが、例年に比べてカトマンズは寒く、約60年ぶりに雪すら降ったとのこと。
私も明後日には出発するので、寒さ対策はしっかりしていかねば。
ネパールプロジェクト2007出発
本日、17:15分成田空港発バンコク行きの飛行機により、ネパールプロジェクト2007の派遣クルーが出国します!当初の予定から派遣員が二人減ってしまったのは大変残念ですが、その他のクルーが健康・準備万端にこの日を迎えられたことに、感謝いたします。
日本国内の準備段階においては、プロジェクトの内容そのものよりも、ボーイスカウトとしての派遣申請に労力が割かれてしまった感もありますが、 現地に行ってしまえば、あとは自然・子供達・パートナーのネパールスカウトが待っているばかり。思う存分、活動・行動してきて欲しいと思っています。現地での詳しい活動については、以下に最終版の実施要綱を用意しました。
2007/02/14 成田/ バンコク 17:15-22:15(空港泊)
2007/02/15 バンコク/カトマンズ(トリブヴァン)10:45-13:00
2007/02/28 カトマンズ(トリブヴァン)/バンコク 14:05-18:30
2007/02/28 バンコク/成田 23:40-07:30(3/1着)
なお、ネパールには1週間遅れで、3人(パックス代表、元モンゴルクルーリーダー、広報担当)のパックスメンバーが渡航します。この3人は直接的にプロジェクトに関わるわけではありませんが、現地ではクルーのメンバーと同じ宿舎に泊まるので、意見交換・必要に応じての援助等をしてきたいと思っています。
クルーの皆さん、まずは今晩のバンコク空港内でのビバーク(笑)ですね。エアコン効きすぎ等で風邪をひかないように!
ネパールプロジェクト2007壮行会
昨日、以下の通りネパールプロジェクト2007の壮行会を開催いたしました。今回のクルーはもちろんのこと、過去のネパールやモンゴルプロジェクトの関係者、パックスメンバーの多くの方が参加してくださりました。ありがとうございました!
日時:2007年2月11日(日)17:00-19:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス学生会館3階カフェテリア
参加人数:約22人
(壮行会の様子)
(ネパールプロジェクト2004クルーリーダー大田黒さんから2007クルーリーダー横沢さんへのボーイスカウト日本連盟国際紹介状の授与)
2月14日の出国まであと少し。最終準備、頑張ってください!
ネパールプロジェクト2007安全祈願
昨日、ネパールプロジェクトのクルーにより、ネパールプロジェクト2007のアドバイザーとの顔合わせを兼ねて、静岡県の静岡22団を訪問してきました。

静岡22団さんの団委員長さんが曹洞宗瑞光寺というお寺のご住職さんということもありまして、ネパールプロジェクト2007のために、祈祷を捧げて下さいました。ネパールでは、ヒンズー教やチベット仏教が生活に浸透しており、現地での寺院訪問や挨拶の際にと、合掌の仕方・意味等のお話も聞くことが出来ました。

その後、静岡22団の指導者、ベンチャースカウト、ローバースカウトの皆様に向けて、今回のプロジェクト概要の紹介をしてまいりました。とても暖かい団で、プロジェクトに対する励ましの言葉もいただけました。皆様のご期待に沿えるよう、健康・安全にプロジェクトを実施し、また帰国後にご報告にうかがえるようにいたしたいと、派遣員一同申しておりました。昨日は、ありがとうございました!
ネパールプロジェクト2007:植樹と河川環境改善
今年のネパールプロジェクトは2007年2月14日から3月1日に実施されます。今回は5人のメンバーで渡航します。プロジェクトの大きな柱の二つは、植樹と河川環境改善なので、今日は写真とともにネパールでの植樹と河川環境改善の意義について記しておきます。

カトマンズに流れるバクマティにおいて、水質調査とゴミ分布調査、ゴミ拾いを、ネパールのローバースカウトやさらに年少のスカウトとともに3日間かけて行う予定です。上記の写真のように、河川には多くのゴミが放置されており、この問題については現地のローバースカウトも常々問題視しており、今回共同で取り組むことにいたしました。

カカニトレーニングセンターという、ボーイスカウトネパール連盟の野営場付近の山間部に、ネパールのローバースカウトとともに植樹を行います。ネパールにおける植樹の効果は、急斜面地における土壌流出防止や緑化という意味があります。また、果樹を植えることでその実を食べられるということも狙っていたりもします。写真は2004年のプロジェクトにおいて、我々が植えた樹ですね。過去に植えた樹がどの程度成長しているかを測定するのも楽しみです。
短い期間の滞在なので、僕らのプロジェクトの直接的な効果は少ないかもしれませんが、ネパールのスカウトを巻き込むことにより住民参加型の取り組みにできればと、長期的視点で見れば効果が出てくるものだと思っています。
ネパール・モンゴルの日本連盟主催化に対する懸念
来年度より、ネパールやモンゴルのプロジェクトが、Pax IV Hyperや早稲田大学ローバース主催からボーイスカウト日本連盟主催になるよう、現在準備中です。また、その一環で環境再生保全機構の助成金に対して、バングラ・ネパール・モンゴル・フィリピンプロジェクト合同で応募をしようと作業をしております。そんななかで感じた二つのことをメモしておきます。
■過保護に対する懸念
現状のバングラデシュ・フィリピンの両プロジェクトに対しては、ボーイスカウト日本連盟から活動資金が供給されています。それにより参加者は渡航にかかる費用のうち、半額だけでプロジェクトに参加できることになっています。つまり参加者はお金の心配をする必要が無い。一方で、ネパールやモンゴルのプロジェクトでは参加者が積極的に活動して助成金等を獲得してこない限り、全額自己負担になってしまう状態にあり、助成金に対しても貪欲で、プロジェクトの運営についても主体的になっているように思います。バングラやフィリピンプロジェクトが屋内で飼われたペットの犬だとすれば、ネパールやモンゴルは野生の狼といった感じでしょうか。過保護はよくありません。体力は衰えるは、免疫力はなくなるはで。
■参加者と主催者の関係に対する懸念
また、バングラやフィリピンプロジェクトは主催者ボーイスカウト日本連盟、参加者ボーイスカウトの加盟員という構図です。ネパールやモンゴルプロジェクトは主催者=参加者という構図になっているので、意思決定・行動決定が非常に迅速且つ効率的になされています。このあたりの運営方法も、日本連盟主催化に対して検討すべき事項だと思います。