プロジェクトWETのウェブページに報告掲載
ネパールプロジェクトの活動の一部について、クルーリーダーの横沢君によりプロジェクトWETのウェブページに掲載されました:ネパールにおけるプロジェクトWET実施報告。プロジェクトWETとは、以下の通りです。
プロジェクトWETのWETは「Water Education for Teachers:教師のための水に関する教育プロジェクト」の略であり、教育活動を通じて、水や水資源に対する認識・知識・理解を深め責任感を促すこと を目標として開発された「水」に関する教育プログラムです。なお、ここでいう教師とは学校の先生に限りません。教師が一方的に知識を与えるのではなく、子どもたち自身がアクティビティ(活動)を実践しながら、「水」そのものや、その大切さや重要性を考え、学んでいきます。(上記ウェブページからの抜粋)
今回のネパールプロジェクトでは、以下のようにプロジェクトWETのプログラムを実施しました。
○2月19日(月)
実施場所: カトマンズの学校(kumari B.Higher Secondary School)
対象者: 約20人程(小学校高学年〜中学校低学年)
実施アクティビティ: 驚異の旅、通り抜けます
○2月23日(金)
実施場所: バクタプルの学校(Ever Green Pioneer School)
対象者: 約30人程(小学校高学年〜中学校低学年)
実施アクティビティ: 驚異の旅、ハンプティダンプティ
○2月26日(月)
実施場所: カトマンズの学校(kumari B.Higher Secondary School)
対象者: 約40人程(小学校高学年〜中学校低学年)
実施アクティビティ: 塵も積もれば、大海の一滴
詳細については、上記リンク先をご覧くださいませ。
祈りのある風景
人々の生活に神様が深く根ざしている国々:ネパール・ブータン
マニ車@ネパール: 車にお経が書いてあり、回転させることがお経を読んだことになる
ダルシン@ブータン: 旗にお経が書いてあり、風が吹くとお経を読んだことになる。
日本には、「仏神を尊び、仏神に頼らず(宮本武蔵)」という言葉がある。
王国
ネパールの正式名称はネパール王国(Kingdom of Nepal)で、ブータンの正式名称はブータン王国(Kingdom of Bhutan) です。ということで、両国ともに王様がいます。ネパールにおいては、2001年にその時の王様が皇太子の銃の乱射により殺された(その皇太子も自殺)という忌まわしい事件があり、その後の王様と政府の関係が悪く、最近まで政情不安定になっていたりしました。ブータンはそれとは逆に王様が国民からとても尊敬されており、2008年には現在の皇太子が大様になる戴冠式が予定されており、国内での道路・建物の建設が急ピッチに進められています。
かつてネパールに存在していた王国がその首都としていたパタン。その王宮の写真。
ブータンのプナカ・ゾン。行政機関・宗教建築(寺院)であり、かつ軍事拠点として使われていた城塞をゾンと呼ぶ。
ネパールに行く飛行機の中で「マリー・アントワネット」というフランスのフランス国王ルイ16世の王妃についての映画を見ていたこともあり、なぜフランスからは王様がいなくなり、またネパールやブータンでは王政がいつまで続くんだろうなぁと考えておりました。ボーイスカウト的には、スウェーデンの国王が世界スカウト財団のプレジデントになっていることもあり、私も話したことがあったりします。王様、王国って、なんか神秘的だけど、今後どうなっていくんでしょうかねぇ。
ヒンズー教 ティカ
ネパールでは、ヒンズー教とチベット仏教が人々の生活に強い影響を与えています。街にはヒンズー教・チベット仏教の寺院が多く存在します。特にカトマンズではスワヤンブナート・ボダナートが代表的なチベット仏教寺院として、パシュパティナートがヒンズー教寺院として、観光客にも人気があります。また、ヒンズー教の文化として、お祈りも意味も込めて、額にティカと呼ばれる真紅の印をつける風習があります。テレビなどでインドやネパールの人が眉毛の間に赤いマークをつけているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
で、たまに犬にも、 ティカをつけちゃったりしています。この犬も、ヒンズー教なんですね。
ネパールプロジェクト2007帰国報告
Pax IV Hyperネパールプロジェクト2007のメンバーが一週間前に全員無事に帰国しました。今回は派遣員4人、アドバイザー1人という人数で、ネパールのカトマンズ・バクタプル・カカニ野営場・スンダリジャル野営場等で各種の活動をしてまいりました。詳細は徐々にアップすることにして、本日は速報までに二つの写真を公開いたします。
バクタプルの世界文化遺産に指定されている区域にて、同地区の主要ローバースカウトとともに。
バクタプルにあるスカウト関係者が校長先生・先生を務めているEver Green Pioneer School(小学校)において、環境ワークショップ開催中の写真。
また、上記の本隊とは別に加藤・青木の別働隊も本日、ネパール・ブータンから無事に帰国しました。こちらについてもネパール(カトマンズ・ポカラ)、ブータン(ティンプー、パロ、プナカ)を精力的に取材旅行をしたり、ネパールの僕らと同年代のスカウトと長い時間を共にすることによって、いろんな話をしてきました。こちらについても少しずつ整理して、皆様とも共有していこうと思っています。
ネパール・ブータンに行ってきます
明日より3月7日までネパール・ブータンに行ってきます。ネパールに関しては1999年、2003年に引き続き3回目、ブータンへは初めての渡航になります。現地では、パックスのプロジェクトを実施中のみんなに会うのはもちろんのこと、加藤・青木独自のプロジェクトとして環境教育用デジタルコンテンツ制作という目的達成の為に、カトマンズ盆地・ポカラ・ブータンでの撮影・調査等を予定しています。
渡航期間中は、2週間ほどメールもブログも読めなくなると思いますし、様々なご迷惑をおかけするかと思います。また帰国後に全力で償いをいたしますので(笑)、2週間ほど放し飼いにして頂けると幸いです。
それでは、行ってまいります。
ネパールからの連絡
一昨日、ネパール滞在中の横沢君・中川さんから、無事にカトマンズに到着し、みんな元気にやっているとのことでした。
主な連絡は2点で、ボーイスカウトネパール連盟のお偉いさんがプロジェクトに対して好意的で、ネパールのローバースカウトも正式にプロジェクトに参加することができているとのこと。そしてもう一つが、例年に比べてカトマンズは寒く、約60年ぶりに雪すら降ったとのこと。
私も明後日には出発するので、寒さ対策はしっかりしていかねば。
ネパールプロジェクト2007出発
本日、17:15分成田空港発バンコク行きの飛行機により、ネパールプロジェクト2007の派遣クルーが出国します!当初の予定から派遣員が二人減ってしまったのは大変残念ですが、その他のクルーが健康・準備万端にこの日を迎えられたことに、感謝いたします。
日本国内の準備段階においては、プロジェクトの内容そのものよりも、ボーイスカウトとしての派遣申請に労力が割かれてしまった感もありますが、 現地に行ってしまえば、あとは自然・子供達・パートナーのネパールスカウトが待っているばかり。思う存分、活動・行動してきて欲しいと思っています。現地での詳しい活動については、以下に最終版の実施要綱を用意しました。
2007/02/14 成田/ バンコク 17:15-22:15(空港泊)
2007/02/15 バンコク/カトマンズ(トリブヴァン)10:45-13:00
2007/02/28 カトマンズ(トリブヴァン)/バンコク 14:05-18:30
2007/02/28 バンコク/成田 23:40-07:30(3/1着)
なお、ネパールには1週間遅れで、3人(パックス代表、元モンゴルクルーリーダー、広報担当)のパックスメンバーが渡航します。この3人は直接的にプロジェクトに関わるわけではありませんが、現地ではクルーのメンバーと同じ宿舎に泊まるので、意見交換・必要に応じての援助等をしてきたいと思っています。
クルーの皆さん、まずは今晩のバンコク空港内でのビバーク(笑)ですね。エアコン効きすぎ等で風邪をひかないように!
ネパールプロジェクト2007壮行会
昨日、以下の通りネパールプロジェクト2007の壮行会を開催いたしました。今回のクルーはもちろんのこと、過去のネパールやモンゴルプロジェクトの関係者、パックスメンバーの多くの方が参加してくださりました。ありがとうございました!
日時:2007年2月11日(日)17:00-19:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス学生会館3階カフェテリア
参加人数:約22人
(壮行会の様子)
(ネパールプロジェクト2004クルーリーダー大田黒さんから2007クルーリーダー横沢さんへのボーイスカウト日本連盟国際紹介状の授与)
2月14日の出国まであと少し。最終準備、頑張ってください!
伊賀米到着
本日、新潟県上越市桑取からコシヒカリ5kgが届きました。元パックスの伊賀君が昨年10月頃に収穫したお米を注文に出していたのです。さすが、手作りのお米らしく袋に装飾も無く、文字も書いていない真っ白の袋で潔さを感じました。 生産地が山間部であり、水道水の取水場所よりも上流のお水をそのまま使っているので、その分お米も美味しく育つようです。
パックスホームページにも購入フォーム等を作って、注文できるようにすると便利かもしれませんね。神奈川のボーイスカウト出身者が新潟で頑張ってお米作りをやっております。確かにスーパーで買うのよりかは若干高めの値段設定ですが、使用している農薬も少なく、とても美味しいお米ですよ。ご希望の方はコメントを残していただければ、詳細な注文方法をお知らせいたします。