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王国
ネパールの正式名称はネパール王国(Kingdom of Nepal)で、ブータンの正式名称はブータン王国(Kingdom of Bhutan) です。ということで、両国ともに王様がいます。ネパールにおいては、2001年にその時の王様が皇太子の銃の乱射により殺された(その皇太子も自殺)という忌まわしい事件があり、その後の王様と政府の関係が悪く、最近まで政情不安定になっていたりしました。ブータンはそれとは逆に王様が国民からとても尊敬されており、2008年には現在の皇太子が大様になる戴冠式が予定されており、国内での道路・建物の建設が急ピッチに進められています。
かつてネパールに存在していた王国がその首都としていたパタン。その王宮の写真。
ブータンのプナカ・ゾン。行政機関・宗教建築(寺院)であり、かつ軍事拠点として使われていた城塞をゾンと呼ぶ。
ネパールに行く飛行機の中で「マリー・アントワネット」というフランスのフランス国王ルイ16世の王妃についての映画を見ていたこともあり、なぜフランスからは王様がいなくなり、またネパールやブータンでは王政がいつまで続くんだろうなぁと考えておりました。ボーイスカウト的には、スウェーデンの国王が世界スカウト財団のプレジデントになっていることもあり、私も話したことがあったりします。王様、王国って、なんか神秘的だけど、今後どうなっていくんでしょうかねぇ。
ヒンズー教 ティカ
ネパールでは、ヒンズー教とチベット仏教が人々の生活に強い影響を与えています。街にはヒンズー教・チベット仏教の寺院が多く存在します。特にカトマンズではスワヤンブナート・ボダナートが代表的なチベット仏教寺院として、パシュパティナートがヒンズー教寺院として、観光客にも人気があります。また、ヒンズー教の文化として、お祈りも意味も込めて、額にティカと呼ばれる真紅の印をつける風習があります。テレビなどでインドやネパールの人が眉毛の間に赤いマークをつけているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
で、たまに犬にも、 ティカをつけちゃったりしています。この犬も、ヒンズー教なんですね。
ネパールプロジェクト2007帰国報告
Pax IV Hyperネパールプロジェクト2007のメンバーが一週間前に全員無事に帰国しました。今回は派遣員4人、アドバイザー1人という人数で、ネパールのカトマンズ・バクタプル・カカニ野営場・スンダリジャル野営場等で各種の活動をしてまいりました。詳細は徐々にアップすることにして、本日は速報までに二つの写真を公開いたします。
バクタプルの世界文化遺産に指定されている区域にて、同地区の主要ローバースカウトとともに。
バクタプルにあるスカウト関係者が校長先生・先生を務めているEver Green Pioneer School(小学校)において、環境ワークショップ開催中の写真。
また、上記の本隊とは別に加藤・青木の別働隊も本日、ネパール・ブータンから無事に帰国しました。こちらについてもネパール(カトマンズ・ポカラ)、ブータン(ティンプー、パロ、プナカ)を精力的に取材旅行をしたり、ネパールの僕らと同年代のスカウトと長い時間を共にすることによって、いろんな話をしてきました。こちらについても少しずつ整理して、皆様とも共有していこうと思っています。
ネパール・ブータンに行ってきます
明日より3月7日までネパール・ブータンに行ってきます。ネパールに関しては1999年、2003年に引き続き3回目、ブータンへは初めての渡航になります。現地では、パックスのプロジェクトを実施中のみんなに会うのはもちろんのこと、加藤・青木独自のプロジェクトとして環境教育用デジタルコンテンツ制作という目的達成の為に、カトマンズ盆地・ポカラ・ブータンでの撮影・調査等を予定しています。
渡航期間中は、2週間ほどメールもブログも読めなくなると思いますし、様々なご迷惑をおかけするかと思います。また帰国後に全力で償いをいたしますので(笑)、2週間ほど放し飼いにして頂けると幸いです。
それでは、行ってまいります。
ネパールからの連絡
一昨日、ネパール滞在中の横沢君・中川さんから、無事にカトマンズに到着し、みんな元気にやっているとのことでした。
主な連絡は2点で、ボーイスカウトネパール連盟のお偉いさんがプロジェクトに対して好意的で、ネパールのローバースカウトも正式にプロジェクトに参加することができているとのこと。そしてもう一つが、例年に比べてカトマンズは寒く、約60年ぶりに雪すら降ったとのこと。
私も明後日には出発するので、寒さ対策はしっかりしていかねば。
ネパールプロジェクト2007出発
本日、17:15分成田空港発バンコク行きの飛行機により、ネパールプロジェクト2007の派遣クルーが出国します!当初の予定から派遣員が二人減ってしまったのは大変残念ですが、その他のクルーが健康・準備万端にこの日を迎えられたことに、感謝いたします。
日本国内の準備段階においては、プロジェクトの内容そのものよりも、ボーイスカウトとしての派遣申請に労力が割かれてしまった感もありますが、 現地に行ってしまえば、あとは自然・子供達・パートナーのネパールスカウトが待っているばかり。思う存分、活動・行動してきて欲しいと思っています。現地での詳しい活動については、以下に最終版の実施要綱を用意しました。
2007/02/14 成田/ バンコク 17:15-22:15(空港泊)
2007/02/15 バンコク/カトマンズ(トリブヴァン)10:45-13:00
2007/02/28 カトマンズ(トリブヴァン)/バンコク 14:05-18:30
2007/02/28 バンコク/成田 23:40-07:30(3/1着)
なお、ネパールには1週間遅れで、3人(パックス代表、元モンゴルクルーリーダー、広報担当)のパックスメンバーが渡航します。この3人は直接的にプロジェクトに関わるわけではありませんが、現地ではクルーのメンバーと同じ宿舎に泊まるので、意見交換・必要に応じての援助等をしてきたいと思っています。
クルーの皆さん、まずは今晩のバンコク空港内でのビバーク(笑)ですね。エアコン効きすぎ等で風邪をひかないように!
ネパールプロジェクト2007壮行会
昨日、以下の通りネパールプロジェクト2007の壮行会を開催いたしました。今回のクルーはもちろんのこと、過去のネパールやモンゴルプロジェクトの関係者、パックスメンバーの多くの方が参加してくださりました。ありがとうございました!
日時:2007年2月11日(日)17:00-19:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス学生会館3階カフェテリア
参加人数:約22人
(壮行会の様子)
(ネパールプロジェクト2004クルーリーダー大田黒さんから2007クルーリーダー横沢さんへのボーイスカウト日本連盟国際紹介状の授与)
2月14日の出国まであと少し。最終準備、頑張ってください!
建築会社とボーイスカウト
先週日曜日に、ソニー時代の先輩に呼び出されて、建築会社に働いている建築家の方にお会いしてきました。その建築会社が過去数年間、会社の社会貢献事業としてベトナムでのストリートチルドレンを対象とした学校を建設していたらしく、またその方個人としても今後の社会貢献のあり方を模索中とのことで、今回は外部の人間と話をしてみたいとのことだったらしいです。
今回、建設会社がその技術力・体力を有効に活用して、発展途上国で意味のある箱物を作るというのには、建築会社ならではの社会貢献のあり方を見せつけられた気がします。
というのも、実はネパールのボーイスカウトにおいて、連盟野営場(Sundarijal National Training Center)の管理棟の老朽化が進んでおり、それを何とか治せないかという話が数年前に出てたんです。 その話が出たときには、リノベーションに必要な費用は合計して600万円はかかりそう、そして僕らには建築技術も無いので、協力できないという結論になってました。しかし、その場所はネパールのボーイスカウトの指導者訓練等にも使われており、きわめて重要な拠点なのです。だから今回、僕からはネパールのボーイスカウトの為に、何か一緒にやっていただくことは出来ないかという話をしてきました。
今回の顔合わせでは、お互いの現状の問題意識・今後の可能性の意見交換で終わったのですが、この話がうまくいき、ボーイスカウト+私企業⇒ネパールのボーイスカウトという国際協力体制ができたら、いいなぁと思いました。
ネパールプロジェクト2007安全祈願
昨日、ネパールプロジェクトのクルーにより、ネパールプロジェクト2007のアドバイザーとの顔合わせを兼ねて、静岡県の静岡22団を訪問してきました。
静岡22団さんの団委員長さんが曹洞宗瑞光寺というお寺のご住職さんということもありまして、ネパールプロジェクト2007のために、祈祷を捧げて下さいました。ネパールでは、ヒンズー教やチベット仏教が生活に浸透しており、現地での寺院訪問や挨拶の際にと、合掌の仕方・意味等のお話も聞くことが出来ました。
その後、静岡22団の指導者、ベンチャースカウト、ローバースカウトの皆様に向けて、今回のプロジェクト概要の紹介をしてまいりました。とても暖かい団で、プロジェクトに対する励ましの言葉もいただけました。皆様のご期待に沿えるよう、健康・安全にプロジェクトを実施し、また帰国後にご報告にうかがえるようにいたしたいと、派遣員一同申しておりました。昨日は、ありがとうございました!