最近のライブドア、ニッポン放送、フジテレビの株式に関するやり取りを見ながら、株式会社の恐ろしさを感じてました。お金さえあれば、会社が買えてしまう。どんなに人気があっても、ブランド価値があっても、金さえあれば、他人のものになってしまう。ルール上はそうなのかもしれませんが、簡単には納得はいきませんよね。
で、ふと思ったのは、ボーイスカウトは買収されるか?答えは買収されないということになります。ボーイスカウトは株式会社ではなく、財団法人なので。では、もし、ボーイスカウトが株式会社だった場合は、組織としてどれだけの魅力があるのか=どれだけの株価をつけるのでしょうか?さらにはどのような企業から買収提案が出てくるのでしょうか?これだけの会員を持つ団体の時価総額はいくらになるんでしょうか?
あり得ない話を想像だけで話をするのは、あまり意味の無いことかもしれませんが、ボーイスカウトの存在価値を計る、ちょっと歪んだ一つの手法かなぁと一人で思ってました。後発の青少年教育団体に吸収合併されるという危機感なんてのがあったら、もっとボーイスカウトも活性化するんじゃないかなぁー。
応用問題としては、東京大学を買収できるとしたら?なーんてのも空想の世界だけでの話ではありますが、面白いですね。