先週、会社のCSR活動の一環として行われたパキスタン地震支援報告会に参加してきました。また、一昨日にはホテルルワンダという映画を見てきました。それら二つに参加・見ながら考えていた、一つのことについて書きたいと思います。
■1、パキスタン地震支援報告会
パキスタン地震については、会社での募金呼びかけに反応して、私も小額ながら募金したという経緯がありました。そういった関係で募金先であるジャパン・プラットフォームやその構成員であるピースウィンズジャパン、日本紛争予防センターの方々が会社にまで来て活動報告をしてくださるとのことだったので、参加してきました。内容的には映像・写真・資料・口頭でのパキスタンでの地震発生直後から最近までの救援活動を紹介するといった内容でした。
■2、ホテルルワンダ
ホテルルワンダは現在上映中の映画です。1994年のルワンダでの大虐殺が舞台で、あるホテルのホテルマンが、住民を虐殺から救い、自分の経営するホテルに匿うという実話です。是非、見てみてください。お薦めします。
(バングラデシュのICDDR,B(International Centre for Diarrhoeal Disease Research, Bangladesh)にて2,3年前に撮影。これまで爽やかな写真ばかり掲載してきましたが、ありのままをお知らせしようと思い、載せました。)
パキスタンで活躍してたのは、災害直後に活動可能な軍隊や医療チーム、またルワンダで活躍してたのは悪役である民兵から民衆を守ろうとする軍隊や主人公を中心としたホテルマン。軍隊とは、武器を使用し、人を殺すための組織であり、それが良い方向にも悪い方向にも変わりうる皮肉な組織でもあると思いました。
で、やはり思ったのは、僕らボーイスカウトの可能性(もしくは日本人の可能性)なのです。こんなに可能性・潜在力を持った組織は他にはなかなかありません。くだらないちいさな問題はほっておいて、もっと重要な問題に取り組むべきですし、取り組まなければいけません。世界で、待っている人たちがいるんです。
1,2月は、私たち日本のスカウトの指導者は、加盟員登録申請(すさまじく非効率且つ面倒)を中心とした申請活動に時間をとられる時期なのです。。。。。