ホーム » 活動記録 » モンゴル » モンゴルプロジェクト:石鹸プログラム

モンゴルプロジェクト:石鹸プログラム

派遣6日目、9月5日に石鹸作りプログラムが行われました。このプログラムは、3年前(希望の架け橋プロジェクトへの参加)から、母子家庭に向けての援助を目的として実施されてきました。今年は、全ての材料調達を現地で行い、母子家庭の方にとって手軽に作成できる環境を整えました。

IMG_4484.jpg
(レクチャーの様子)

実際に、石鹸(廃油を使用した原価の安い石鹸)の作り方を母子家庭に伝授するべく、午前中はレクチャーを行いました。レクチャーの進行もスムーズでした。

IMG_4491.jpg
(母子家庭の方も実際に製作)

母子家庭も積極的に、尚かつ楽しみながらプログラムに参加することができたと思います。

IMG_4513.jpg
(日本・モンゴルスカウト、オルホン大学、商工会議所が協力)

石鹸作りレクチャーには、日本・モンゴルスカウト、母子家庭の方々に加え、オルホン大学日本語学科の学生達が参加し、参加者は40名を超え、4団体の交流も十分になされました。ちなみのこの人数を車2台で運んだのは今でも信じられません。

IMG_4558.jpg
(モンゴル連盟での会議の様子)

午後は、午前にレクチャーした石鹸を実際に販売の流れに乗せるべく、モンゴルスカウトとミーティングをしました。国内の一般的な市場に乗せるというモンゴルスカウトの認識と、チャリティ−の意味を込めた外国人向けの販売をするという日本側の認識のギャップがあったため議論は白熱しました。最終的には、日本側の意見がモンゴルスカウト納得の上で反映されました。

結論として、石鹸にこだわらず、母子家庭の援助に繋がりやすい販売物を模索していくことが確認され、まずは石鹸から始めてみようという意見の一致のもと石鹸プログラムを終えました。尚、昨年作成した石鹸は、モンゴル連盟内で販売され、近々母子家庭にお金が渡ることになりました。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

月別アーカイブ