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ボーイスカウトと学会

2007年6月16日(土)にツーリズム学会全国大会において、昨年度のモンゴルプロジェクトをテーマとして、モンゴルメンバーが学会発表をすることになったそうです。発表テーマは「モンゴルにおける環境に関するプログラム:大学ローバースカウトの活動から」とのこと。今回は早稲田大学ローバースの方からの連絡で発表が実現することになったそうです。

ボーイスカウト活動においては、指導者育成が盛んであり、理論的・実践的な指導がされているようですが、最新の学会情報・研究結果の応用等がなされていないように感じます。数年前・数十年前に書かれた教科書に従って指導したり、一部の人間の経験則からの指導であったりと、理論的に体系立てられてないという印象です。また、ボーイスカウト研究をされていても、そのアウトプットはスカウト関係者の中で留まっており、社会に対して開かれていない・関連分野の研究者との交流が少ない印象もあります。

学会発表をするということは、社会的に見て新規性があったり、価値があるというのが前提ですが、もしスカウト活動が教育活動として今後も光り続け、ボーイスカウトという運動が非営利組織の運動として21世紀も繁栄し続けるのならば、学会的な評価が高くてもいいんじゃないのかなぁと思うわけです。というわけで、Pax IV Hyperでも、教育関連・非営利組織関連の学会での発表を目指し、秋・冬に向けて、数人のメンバーが論文執筆の準備に取り掛かりましたことを、ご報告いたします。


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