■活動内容
– 9-21時、21-翌9時の交代制を確立して蛇田中学校にて業務を行う。
– 受付業務では入退所者の記録や問い合わせに応じた名簿検索を行っている。並行して手書きによる名簿をExcelファイルに移行する。
– 避難所入所者による自治を目指しており、ボランティアは通常業務(主に受付業務)の補佐もしくはイレギュラー対応にあたる場合が多い。
– – 風で飛んだ日赤のテントの対応/名簿の配布回収/歩行困難者の補助/物資の運搬/子供と遊ぶ/DVDアニメ上映会の準備 など。
– 名簿を各教室に配布し、入所者情報を更新してもらった後に回収している。
– 炊き出しによるおにぎりは1,500個でそのうち450個を近隣の中学校(避難所)に輸送した。
■被災地情報
– 避難所(蛇田中学校)の電気は復旧しており、携帯電話の充電が可能。9-16時までの間に1人10分間のみ。
– 班長の上位職にフロアリーダーを定めることが決定した。今後の会議の円滑化が期待できる。
– 蛇田中学校付近の学校は全て避難所として稼動しているらしい。
– 近所のイオンは1人10点まで購入が可能になったらしい。イオンは避難所にもなっており、現在400人が入所している。25日から通常営業を開始する予定。
– イオン近くの美容室・理髪店で無料シャンプーのサービスが始まった。
– 物品提供の申し出が多い。本日は豆腐屋さんが納豆や厚揚げを大量に提供してくれた。個人の物品提供もある。
– 夜間に出歩くことはできないという認識が共通化されている。震災被害が大きい地域のコンビニはガラスが割られて中身が全て盗まれている。
– 強姦・殺人などの出処のわからない噂もあったが、電気が復旧したことで治安が良くなってきているとのアナウンスが避難所内であったらしい。
– BCとして使っている倉庫にはカップ麺を含め食料が溢れかえっている。配給スケジュールはわからないがBCからすると充足しているように見える。
– 避難所(蛇田中学校)の夕食はおにぎり、野菜スープ、厚揚げ。
– 蛇田中学校の避難所で業務を遂行している他の団体は、NPO法人グレープネット・ゆりと落ち着いた被災者、教員。
– NPO法人グレープネット・ゆりは薬やお菓子の提供もしていた。人員交代をして31日まで滞在してもらえることになった。
– 名簿には石巻市が把握している避難所の分も記載されている。どこかで中央管理されている模様。用途は安否確認。全避難所が掲載されているわけではない。
– 明日(3/24)から近くの銭湯が風呂を提供してくれるらしい。また、乳幼児向けに近所の民家が風呂を提供を開始する予定。
– 昨日もしくは一昨日からdocomoが通話し放題の携帯電話を避難所(蛇田中学校)に1台提供している。
– 提供元は不明だが、171安否確認用としてPC・ルータ・鍵付き無線LANが提供された。
– 入所者より出所者の方が多い。3/22は9人入所、41人出所で、3/23は1人入所、40人出所であった。現時点では570人まで減っているが、イオンの通常営業開始によって避難者が流れてくる可能性がある。
– 常駐している日赤に訪れている患者は180人。
– 避難所(蛇田中学校)では1日2食。朝はデコポンだけの日もあったし昼はお菓子だけ日もあった。昨日(3/22)からおにぎりが作れるようになったが、十分な食事とは言えない。
■本日の避難所(蛇田中学校)スケジュール
6:00 電気をつける
7:00 配食
8:00 体育館清掃
8:30-13:30 炊き出し業務(おにぎり)
16:00 配食
18:00 スタッフミーティング
19:00 班長会議
21:00 体育館消灯(明日からは校舎も同時消灯)
[…] ■3月23日:活動六日目|蛇田中学校3日目 […]