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作者アーカイブ: Pax IV Hyper
ネパール・ブータンに行ってきます
明日より3月7日までネパール・ブータンに行ってきます。ネパールに関しては1999年、2003年に引き続き3回目、ブータンへは初めての渡航になります。現地では、パックスのプロジェクトを実施中のみんなに会うのはもちろんのこと、加藤・青木独自のプロジェクトとして環境教育用デジタルコンテンツ制作という目的達成の為に、カトマンズ盆地・ポカラ・ブータンでの撮影・調査等を予定しています。
渡航期間中は、2週間ほどメールもブログも読めなくなると思いますし、様々なご迷惑をおかけするかと思います。また帰国後に全力で償いをいたしますので(笑)、2週間ほど放し飼いにして頂けると幸いです。
それでは、行ってまいります。
ネパールからの連絡
一昨日、ネパール滞在中の横沢君・中川さんから、無事にカトマンズに到着し、みんな元気にやっているとのことでした。
主な連絡は2点で、ボーイスカウトネパール連盟のお偉いさんがプロジェクトに対して好意的で、ネパールのローバースカウトも正式にプロジェクトに参加することができているとのこと。そしてもう一つが、例年に比べてカトマンズは寒く、約60年ぶりに雪すら降ったとのこと。
私も明後日には出発するので、寒さ対策はしっかりしていかねば。
ネパールプロジェクト2007出発
本日、17:15分成田空港発バンコク行きの飛行機により、ネパールプロジェクト2007の派遣クルーが出国します!当初の予定から派遣員が二人減ってしまったのは大変残念ですが、その他のクルーが健康・準備万端にこの日を迎えられたことに、感謝いたします。
日本国内の準備段階においては、プロジェクトの内容そのものよりも、ボーイスカウトとしての派遣申請に労力が割かれてしまった感もありますが、 現地に行ってしまえば、あとは自然・子供達・パートナーのネパールスカウトが待っているばかり。思う存分、活動・行動してきて欲しいと思っています。現地での詳しい活動については、以下に最終版の実施要綱を用意しました。
2007/02/14 成田/ バンコク 17:15-22:15(空港泊)
2007/02/15 バンコク/カトマンズ(トリブヴァン)10:45-13:00
2007/02/28 カトマンズ(トリブヴァン)/バンコク 14:05-18:30
2007/02/28 バンコク/成田 23:40-07:30(3/1着)
なお、ネパールには1週間遅れで、3人(パックス代表、元モンゴルクルーリーダー、広報担当)のパックスメンバーが渡航します。この3人は直接的にプロジェクトに関わるわけではありませんが、現地ではクルーのメンバーと同じ宿舎に泊まるので、意見交換・必要に応じての援助等をしてきたいと思っています。
クルーの皆さん、まずは今晩のバンコク空港内でのビバーク(笑)ですね。エアコン効きすぎ等で風邪をひかないように!
ネパールプロジェクト2007壮行会
昨日、以下の通りネパールプロジェクト2007の壮行会を開催いたしました。今回のクルーはもちろんのこと、過去のネパールやモンゴルプロジェクトの関係者、パックスメンバーの多くの方が参加してくださりました。ありがとうございました!
日時:2007年2月11日(日)17:00-19:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス学生会館3階カフェテリア
参加人数:約22人
(壮行会の様子)
(ネパールプロジェクト2004クルーリーダー大田黒さんから2007クルーリーダー横沢さんへのボーイスカウト日本連盟国際紹介状の授与)
2月14日の出国まであと少し。最終準備、頑張ってください!
伊賀米到着
本日、新潟県上越市桑取からコシヒカリ5kgが届きました。元パックスの伊賀君が昨年10月頃に収穫したお米を注文に出していたのです。さすが、手作りのお米らしく袋に装飾も無く、文字も書いていない真っ白の袋で潔さを感じました。 生産地が山間部であり、水道水の取水場所よりも上流のお水をそのまま使っているので、その分お米も美味しく育つようです。
パックスホームページにも購入フォーム等を作って、注文できるようにすると便利かもしれませんね。神奈川のボーイスカウト出身者が新潟で頑張ってお米作りをやっております。確かにスーパーで買うのよりかは若干高めの値段設定ですが、使用している農薬も少なく、とても美味しいお米ですよ。ご希望の方はコメントを残していただければ、詳細な注文方法をお知らせいたします。
建築会社とボーイスカウト
先週日曜日に、ソニー時代の先輩に呼び出されて、建築会社に働いている建築家の方にお会いしてきました。その建築会社が過去数年間、会社の社会貢献事業としてベトナムでのストリートチルドレンを対象とした学校を建設していたらしく、またその方個人としても今後の社会貢献のあり方を模索中とのことで、今回は外部の人間と話をしてみたいとのことだったらしいです。
今回、建設会社がその技術力・体力を有効に活用して、発展途上国で意味のある箱物を作るというのには、建築会社ならではの社会貢献のあり方を見せつけられた気がします。
というのも、実はネパールのボーイスカウトにおいて、連盟野営場(Sundarijal National Training Center)の管理棟の老朽化が進んでおり、それを何とか治せないかという話が数年前に出てたんです。 その話が出たときには、リノベーションに必要な費用は合計して600万円はかかりそう、そして僕らには建築技術も無いので、協力できないという結論になってました。しかし、その場所はネパールのボーイスカウトの指導者訓練等にも使われており、きわめて重要な拠点なのです。だから今回、僕からはネパールのボーイスカウトの為に、何か一緒にやっていただくことは出来ないかという話をしてきました。
今回の顔合わせでは、お互いの現状の問題意識・今後の可能性の意見交換で終わったのですが、この話がうまくいき、ボーイスカウト+私企業⇒ネパールのボーイスカウトという国際協力体制ができたら、いいなぁと思いました。
「不都合な真実」への反論
先日、映画・本「不都合な真実」について、紹介しましたが、その映画・本に対して論理的な反論が出ているようです。簡単に言うと、地球温暖化問題より先に、解決すべき問題が山ほどある。地球温暖化対策は、かかる費用・労力の割には効果がほとんど見込めないが、健康・水・教育・飢饉等の対策は、かかる費用が少なく、効果も大きくなる、だそうです。詳しくは下記のサイトをご覧になってください。
Climate change can wait, World health can’t (原文)
天候問題は待ってくれるが、健康問題は待ってくれない(上記サイトの日本語訳)
Inconvenient Truths for Al Gore(原文)
アル・ゴアに不都合な真実(上記サイトの日本語訳)
ネパールプロジェクト2007安全祈願
昨日、ネパールプロジェクトのクルーにより、ネパールプロジェクト2007のアドバイザーとの顔合わせを兼ねて、静岡県の静岡22団を訪問してきました。
静岡22団さんの団委員長さんが曹洞宗瑞光寺というお寺のご住職さんということもありまして、ネパールプロジェクト2007のために、祈祷を捧げて下さいました。ネパールでは、ヒンズー教やチベット仏教が生活に浸透しており、現地での寺院訪問や挨拶の際にと、合掌の仕方・意味等のお話も聞くことが出来ました。
その後、静岡22団の指導者、ベンチャースカウト、ローバースカウトの皆様に向けて、今回のプロジェクト概要の紹介をしてまいりました。とても暖かい団で、プロジェクトに対する励ましの言葉もいただけました。皆様のご期待に沿えるよう、健康・安全にプロジェクトを実施し、また帰国後にご報告にうかがえるようにいたしたいと、派遣員一同申しておりました。昨日は、ありがとうございました!
本・映画:不都合な真実
元アメリカ合衆国副大統領のアル・ゴア氏が中心となって作成した映画「不都合な真実」が環境関連のコミュニティだけでなく、広く一般社会で話題になっています。サイエンスに基づいたデータ・写真を多用し、地球温暖化に対する警鐘を鳴らしている映画です。僕は映画は見ていないのですが、書籍版「不都合な真実」を読んでいて、かなりの衝撃を受けました。もし映画や本を見たり読んだりする余裕が無い方は、下記の映画Websiteだけでも参考になると思います。