ホーム » Pax IV Hyper の投稿 (ページ 33)
作者アーカイブ: Pax IV Hyper
アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジカウンティより
アメリカはカリフォルニア州オレンジカウンティより。カリフォルニア、天気が良いです。半袖でも暑くもなく寒くもない。昨日の夜はプールで泳ぎ、今日はUniversity of California Irvine校Computer Science Departmentの方々と夕食。アメリカの食事で太って帰りそうです。
(宿泊先のホテルより)
本当はモンゴルの報告を写真とともにしたかったりするんですが、ちょっとこの天気・この日常だとモンゴルモードになかなか切り替わらない、現在100%コンピュータサイエンティスト@西海岸モード。もう、しばらくお待ちください。
現地報告7:モンゴルプロジェクト(全員無事帰国)
昨日、モンゴルプロジェクトメンバーが全員無事に韓国経由で日本に帰国しました!何人かはお腹を壊しているようですが、全員自分の足で帰ってきました。クルーリーダーの陰山君を含む3人は、成田空港から直接僕がいた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスまで来てくれて、写真とともにプロジェクトの概要を話してくれました。特に3人は、帰国してからも長旅でお疲れ様でした(笑)。
(制服を見ないで顔だけだと、どれが日本人でどれがモンゴル人かわからないですね)
詳細な報告は、またメンバーからあると思いますので、今日は取り急ぎ帰国のご報告まで。これまでのご支援ありがとうございました!また、今後ともご指導・ご協力、どうぞよろしくおねがいいたします。モンゴルの皆様にも、お世話になりました、バイラルラー(ありがとう)!
現地報告6:モンゴルプロジェクト(砂漠からの帰還)
本日、モンゴル滞在中の陰山君から、全員無事に中部ゴビ県ウルジート村(ゴビ砂漠)からウランバートルに帰還したとの連絡を受けました。今日は休息日で、明日が最終日でボーイスカウトモンゴル連盟にてミーティングを行い、明後日帰国の予定です。今晩はウランバートルのあるスカウトの家で夕食会に行っているようです。
中部ゴビ県ウルジート村では、上記写真のように風力発電機を設置することができたそうです。また、地域の方のご協力で、ナーダムというモンゴル特有のお祭りをクルーが滞在中に開いてくれて、モンゴル相撲等も見学できたそうです。
最後まで、油断せずに帰ってきてくださいねー!
ネパールプロジェクトの近況 その3
久々の投稿になります。今日まで夜勤の15連勤という仕事経験の浅い自分にとっては経験しがたい貴重な経験をさせて頂きました。このネパール部門のブログの更新に連動する様に、プロジェクト的にも長い夏休みを送ってしまいました。本当はこの期間の中で、プログラムに関するアイディアを溜め込むという予定でしたが収穫はまぁまぁというのが本音です。
形が出来たら紹介していきますが、今は2つのプログラムの企画書をまとめています。簡単な説明をさせて頂きます。
【ゴミプログラム】
このプログラムはネパールの都市部の河川のゴミに対する取り組みです。ワークショップ→ゴミ拾い→環境整備→活動の振り返りが大まかな流れです。ワークショップは河川部にゴミを捨てる事に関しての気づきを見つけてもらおうという事を狙いとしたものを考えています。その後で、ゴミを拾いながらゴミがどこに落ちているかを記録してマップを作成する事や、簡単な環境整備を自分達で出来るレベルで実施した後に、活動の振り返りをしようと考えています。
対象者や活動の詳細についてはネパールのスカウトと煮詰めていこうと思います。
【植樹プログラム】
青森出身のクルーのアイディアで日本の林檎の品種の樹をネパールで植えてみるのはと考えています。外来種などの懸念事項もありますが、その問題をクリアしていければ面白いプログラムになっていくのではないかなと思います。まだまだリサーチをしなければいけない事も少なくないですが、良いプログラムに出来る様に努めていきたいと思います。
これから、まとめた企画書をもとにネパールのスカウトとオンライン上で協議して、日ネのプログラムチームを編成していきたいと思います。
追伸
個人的なこのプロジェクトに関する事を書きたいと思います。
【クルーリーダー】
クルーのリーダーという役目は、各業務の進行具合を俯瞰する事やそれに対してクルーに指示を出す事というのが前提として有ります。ただし、忙しいクルーになかなかタスクをふりかねる事があります。この先にも同様の事を考える事ができると思います。その場合、滞るタスクを処理するという事を今は、自分がやってしまう場合があります。それでは各クルーが成長していけないのではと思います。また自分も手一杯になり、何かと支障をきたしてしまい悪循環となる事もあります。うまくタスクを処理していき、プロジェクトを良い方向にもって行く為にも、クルーリーダーという役目を務めていく必要があり、同時に若手や海外派遣経験の無いスカウトの進歩に力を注いでいく事が本当の業務なのかもしれません。
自分自身まだまだ勉強不足な面があるので、これまでもまたこれからも見えない部分でクルーに迷惑をかけてしまう場合が無い様に改善していきたいと感じます。
追伸その2
モンゴルのプロジェクトの記事を読み、なえずに頑張ろうという気持ちを刺激として抱きました。がんばるぞー。読む事はないかもしれないけどモンゴルのクルーは体を壊す事なく最後まで頑張って欲しいです。
国際学会発表準備中
2006年9月16日-23日にアメリカはカリフォルニア州オレンジカウンティ(ロサンジェルスの近く)で行われるThe Eighth International Conference on Ubiquitous Computing(Ubicomp 2006)という国際学会に発表・出席してきます。モンゴルメンバーが帰国する翌日から僕が出国ということになります。
ということで、現在鋭意発表準備中。緊張してきましたが、学会に関することをやっているということは本職(博士課程学生)に取り組めているということで、良い感じです。
現地報告5:モンゴルプロジェクト(14番目のクルー?)
モンゴル滞在中のクルーをご紹介します。
クルーリーダー陰山君に餌付けをする記録担当関和さん@ゲル
羊肉のうまさに瞳孔が開いてしまった中川さん@ゲル。「わたしゃ、馬乳酒大量に飲んだけど、下痢してませんよー、はっはっはー」だってさ。油断するなよ。。。
モンゴルスカウトに日本文化を紹介する一環として日本酒の説明をする佐野君。酔っ払ってない(笑)?
今回は13人のクルーなんですが、みんなが口を揃えて14番目のクルーだとその人柄を賞賛する、現地での運転担当マルちゃんとその商売道具。お世話になっております!
現地報告4:モンゴルプロジェクト(前半戦終了!)
本日、モンゴル滞在中のクルーから、写真が届きました。1人は熱が出ていて、3人ぐらいがやや疲れ気味だそうですが症状は軽く、プログラムの進行には問題がないようです。引き続き、健康と安全には注意して、楽しんできてくださいねー!
8/31:モンゴルのウランバートル空港到着直後にモンゴルスカウトと。
9/1: 科学アカデミー近くの草原でのちょっとした植林作業
9/6: ゲルステイの近くの風景。モンゴルだぁー!
9/6: ゲルステイにて、乗馬する竹乃下さん。
9/7: 今現在のモンゴル寒いそうです。朝になったら雪が降ってたそうです。
9/8: 環境プログラムとしてウランバートル第23区小学校でワークショップをしました。
本の紹介:文学とは?
社会人になってから良く本を読むようになりました。どうせ読むならちゃんとした「文学」と呼べるものにも触れたいと思うようにもなりました。しかし毎日疲れ果てて帰宅する日常生活において、イメージ的に重い「文学」はなかなか手に取りません。ということで、長時間座りっぱなしにさせられる飛行機の旅に、このような本を持っていき、一気に読むことにしています。以下が、この1年以内に呼んだ「文学」と呼べそうな本たちですが、「罪と罰」は去年奄美大島に一人で行ったときに、「金閣寺」は7月にインドネシアに行ったときに、そして「行人」は8月にイタリアに行ったときに読みました。
■罪と罰 (上巻)(ドストエフスキー )
■罪と罰 (下巻)(ドストエフスキー )
■金閣寺(三島由紀夫)
■行人(夏目漱石)
で、結局、「文学」ってなんなんでしょう?実学書ではないので日々の生活にすぐに役立つわけでもないし、専門書・技術書でもないので仕事に役立つわけでもない。さらに宗教書でもないので、信仰やら精神面を鍛えるものでもない。いまだに結論がでないなぁと思いながら、このエントリーを書くために上記の写真を撮影し、写真のファイル名をつけようと思い、「文学」という英単語を辞書でひきました。すると「imaginative literature」と出てくるじゃありませんか。literatureだけでも文学だと思うのですが、さらにimaginative(想像力に富んだ)とついてるのにピカッときたわけです。そうですか、想像力・創造力(?)を鍛えるのが文学なのか。と、今、勝手に自分では納得しています(笑)。
みなさんも読書の秋にいかがでしょうか?どれも読んでみると、そんなに重くなくて、結構スラスラ読めますよ、ドストエフスキー以外は。え、ドストエフスキー?これはすごいです。。。文章が重いというより、内容が重いです、けど1年に1冊くらいは読んでもいいかなと思います、ドストエフ好きー。
南アジアの若者にも海外渡航の機会を!
昨日、ネパールのボーイスカウトの友人からメールをもらいました。僕がイタリアに行く前に、ネパールからの参加者はいるかという問い合わせに対しての答えが、以下の英文の文章です。要約すると、
・ネパールからの参加者はいないはず。主催国や国際団体がお金を出してくれない限り、ネパールの普通の若者がヨーロッパに行くのは経済的に不可能だから。
・ネパール国内には、国内で行われるイベントにすら参加できないレベルの貧しい家族・若者がたくさんいる。
・日本人などネパールでの経験を持った人が海外に行き、そこでネパールの話をして、新たにネパールを知った人がネパールを訪れてくれるとうれしい。
だそうです。
==========================
I am sure that no rover scout from Nepal participated on the Roverway. The reason is not other than the rover scouts from Nepal can not afford to participate in these types of programs on their own cost. Since the programme was held in Italy, it was even not possible. It can only be possible in the countries of SAARC region, Thailand, etc. In these countries also, there will be a few participants. In case if the cost are borne by NSO or hosting NSO, every rover scout is ready to participate.
To share with you, there is a large number of rover scouts in Nepal who even can’t afford to take part in the activities or programme organized within the country due to transportation, accommodation and other expenses. Hence, it is far beyond the capacity of a Nepali rover scout to participate on these types of programme on their own will.
But I prefer whenever you go as a Rover Scout do share about Nepal, Nepali rover scouts, our joint projects with your counterparts and motivate them to visit Nepali and meet rover scouts.
==========================
この経済的なアンバランスを解消したいですね。格差社会は、それはそれで良いと思うのです、がんばった人が儲かるのは悪くない。けどベースライン(最貧困層)をもう少し上げてあげたい。
現地報告3:モンゴルプロジェクト(地図)
パックス代表の加藤さんにより、モンゴルプロジェクトが行われている場所について、地図を用いて説明をしているページを作成してもらいました。
今後、デザイン等を改善していくのと同時に、内容も増やしていく予定です。ただし、モンゴルの地図や衛星写真情報が少ない(粗い)のは、本技術の提供元であるGoogleさんのせいです、あしからず。ちなみにこのページへのリンクは、ブログページの右側にも作成しておきます→。