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作者アーカイブ: Pax IV Hyper

旅行部門 by ボーイスカウト?

国連加盟国のほぼすべてに支部を持っており、アウトドアや自然に強いボーイスカウトが旅行会社を持ったとしたらどうなるか?

かなり楽しげなエコツアーを企画できそう。
かなり楽しげなアウトドアツアーを企画できそう。
ボーイスカウトに収入が少し増えそう。
新たな国際貢献の手段ができそう。

だめかなぁ?最近は非営利組織でも自ら稼がないと駄目だから、こーゆーのもありかなぁと思いました。

情報量についての考察

文字と音声と映像の情報量について考察してみました。最近本を読みます。最近CDで講演を聞いたりします。また最近DVDで映画を見ました。で、考えたわけなのです。いわゆるデジタルの情報量にすると[文字(本)<音声(CD)<映像(DVD)]という関係になりますが、実際に人間がそれらから得る知識・知見・印象・情景というのは、必ずしもデジタルな情報量には比例しないということ。本で書いた情景のほうが、映像で表現された情景より、表現豊かであったり、受けての脳みそ内での脳内変換みたいなのを利用する関係で、豊かになっているのではないかという話です。また同じ言葉でも文字として読むのと、音声として聞くのでは受け取り方が違うというのも実感しました。講演会のCDなんかは、文字で読んだとしたらきっと何も思わなかったんだろうけど、音声として講演者の口から直接聴くと(録音されたものだけど)、何かエネルギーを感じ、すんなりと受け取れます。

これらはすべて紙や電子的なメディアの話ですが、さらに考察を広げると、同じ音声でもCDプレーヤーから受けるものと、実際の生身の人間から受けるものでは変わってくると思うのです。これって、何の違いなのでしょうか。受け取っている音声情報は同じはずなのに。。。まぁ、講演者の姿を見れるという意味では、若干視覚からも情報を得て、オーラみたいなのを感じているのでしょうが。で、だからこそ、ボーイスカウトが重要視する自然の中での実体験を通した活動が必要なのです。テレビや本では、やり方やノウハウは擬似的に学べるかもしれないけど、やはりリアルには敵わないと、これが言いたかったのです。

ちなみに上記の考察とは関係はありませんが、私の生活パターンとして、忙しくなってくると以下の順序で情報の発信・受信が減ってきます。[BLOGへの書き込み⇒WEBの閲覧⇒PCメールの発信⇒読書]。つまり、ちょっとでも忙しいとさくっとBLOGへの書き込みが減ります。反対に文庫本をいつも1冊は持ち歩いているので、読書はわりといつでも出来る体制ですし、暇さえあればサッと読むようにしています。

つーか、今日も忙しかったのに、結局書き込みをしているし(上記説明と矛盾)。本当はパックスメーリングリストにいくつかメールを送りたかったんだけどできてない(これまた上記説明と矛盾)。明日こそ、やるか。

NPOにおける非プロフェッショナル幹部の養成について

先週、チュニジアでのボーイスカウトの世界会議に参加したAさんから、その感想、印象についてのメールを頂きました。また、パックスのUさんはユースフォーラムに参加され、写真を見せてもらいながら、世界ユースフォーラムの話を聞かせてもらいました。僕はこれらの世界会議、世界フォーラムというのは参加したことはありませんが、上記二人の話を伺いながら、NPOにおけるリーダー養成について考えておりました。

この問題意識の発端は、Aさんからのメールにあった、「国際協力プロジェクトを経験したスカウトを糾合して国際問題に取り組まないと、(国際的な意思決定の場での活躍から)益々遅れます。」という文章でした。このような国際的な舞台では、本来は英語が喋れるのは大前提で、それに加え提案能力、交渉力、プレゼンテーション能力、論理の組み立て方、政治力、そして国際舞台での人間的な振る舞い?みたいなのが必要ということなのだと思います。(といっても僕も経験がないし、僕自身それら能力を身につけているとは思いませんが)

で、ボーイスカウト日本連盟や、その他のNPOではこのような国際舞台で活躍できる幹部をどのように育成するかが問題なのです。そのNPOでプロフェッショナルとして所属・業務をされている人については、そのNPOの組織構造・人材教育システム内で教育されていくのでしょうが、ボランティアとして参加している多くの人たちを教育するのが難しいわけです。ボーイスカウトにおいては、青少年の指導者になるための訓練、指導者の指導者になるための訓練はありますが、ボランティア組織を運営したり、組織を代表して戦略を立てたり、議論をするような教育はあまりされていないのが現状です。

ということで、2つの選択肢。
1、すでに幹部として活躍できる人を、そのNPOの意思決定機関に取り込む
現状は、人材の選び方は別にして、こちらのポリシーでやっている気がします。
2、そのNPOとして、幹部を育成するシステムを作る
僕はこれが現在のボーイスカウトに必要だと感じています。ローバース会議やユース委員会等もありますが、任期が1,2年で、しかも会議は年に数回では、意思決定の場を見学は出来るけど、自ら提案・議論ができるようにはならないと考えています。

やや長くなりました。文章で伝えるのは、難しいですね。話しながらなら2,3分で伝えられると思うのですが、文章の場合はしっかりと段取りを得ないと駄目だから、どうしても長くなってしまいます。Less is Moreなので、なるべく要点を抑えるように書いたつもりですが。さて、朝飯でも食うか。。。。

Wedding Party Produced by Boy Scouts

10月下旬にパックスの仲間でもあるN君がご結婚されることになりました。で、結婚式の2次会をボーイスカウトの仲間に幹事としてやってもらいたいということに。幹事といっても、司会、会場、余興の内の一つ、会計、撮影等、すべてをやることになり、2次会の参加者で且つ手伝ってくれそうな人を募ったところ、ほとんどがパックスのメンバーだったのです。

さて、ボーイスカウトが結婚式2次会を運営するとなると、どうすべきか。いろいろと打ち合わせはしているのですが、なかなか意見がまとまらず。キャンプファイヤー的な要素を入れてボーイスカウト色をつけるか、それともN君が主に活動していたバングラデシュ的(イスラム的?)な雰囲気を醸しだすか、それともIT業界に勤めている人が多いので、ハイテクでまとめてみるか。アイデアはたくさん出てくるのですが、あまりにバックグラウンドが多様な人間が集まっているため、方向性が定まらないのです。。。まぁ、この多様性、Bio Diversityこそが楽しみのうちの一つなんだけどね。

何か、良いアイデアがありましたら、まだまだ募集中ですので、教えてくださーい!

情報過多?いやいや処理能力の不足です。。。

情報技術が発展し、あらゆる情報がWEB経由で取れるようになってきた。仕事柄、一日の半分以上の時間はコンピュータの前にいる。けど、やはり読書や体験学習のほうが、知識獲得、学習のためには向いていると思うことも多い。WEBでの情報収集は、細切れになった情報をちょっとずつ集めるのには向いているが、体系だった知識の獲得には向いていない。また、そもそも、コンピュータのディスプレイじゃ長文を読みにくい。また、技術を習得したいときも、何冊かの本を読むのよりかは、一回それを使ってみるなり、やってみてしまったほうが簡単に習得できると思う。百聞は一見にしかずを改良して、百読も一動にしかず?

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(初公開!僕の机の一角。読むべき文庫本13冊。ハードカバー8冊。技術書2冊。雑誌3冊。)

けど、実際にやるチャンスがなかったり、自分だけじゃできないこともあるから、やはり本に頼ることも多いんですよね。ま、バランスバランス。最近は、海ばかりで、山や森に帰ってないから、来週はパックス社会人部隊で、新潟に農作業へ行く予定です。身体はって、学習してきます、日本酒の恐ろしさを(笑)。

郷中教育

子どもたちに…いにしへのいろはことば—島津日新公いろは歌という本を読みました。で、WEBでよく調べてみると、この本の基になった郷中教育が、実はボーイスカウトのお手本だったらしいということが出てきました。ボーイスカウトをすでに20年間やっていますが、そのルーツの一部が日本にあったとは初耳だったので、やや興奮気味に書き込みをしています。

そもそも郷中教育とは、14世紀くらいから薩摩にて行われていた師弟教育で、異年齢集団を形成させ、学舎で学ばせ、知・徳・体の調和のとれた人格形成を目指した教育法だそうです。この郷中教育が行われていた薩摩の出身者には西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎等がいるそうです。ボーイスカウトの創始者のベーデンパウエルが1908年にこの郷中教育について研究をし、良い部分をボーイスカウトに取り入れたそうです。(郷中教育とボーイスカウトは無関係であると、強く主張されているWEBもありましたが、ここではその真偽を問うことはあまり意味がないので、やめておきます。)昔の日本は(も?)輝いていたんだなぁー。

サーフボードを取り出して、ゴルフ道具を

昨日、親戚と富士山麓にゴルフに行って来ました。朝5時起きで、9時にはコースに出ており、午前に9ホール、午後に9ホール周り、風呂に入って帰京する頃には19時に。まだまだヘタクソなので、ボールを追いかけるためにコース内を走り回り、良い運動になりました。ゴルフっていうのは、止まっているボールを打つ訳なのですが、これが結構難しく、空振りしたり、打てたとしてもゴロになってあまり飛ばなかったりするんです。

昨年の正月に親戚に誘われて初めてゴルフをやるまでは、このスポーツを敬遠していました。ゴルフ場の建設の為には山や森を切り開くことが多く、また建設後も芝生維持のために農薬が大量に使われているという話を聞いていたし、そもそもゴルフをやるにはお金がかかり(スキーに行くのより、ゴルフに行くほうが高いのです)、お金持ちの道楽だ、と決めつけていたのです。しかし最近はゴルフ場建設数もそんなに多くなく、さらにそこでの農薬の影響も環境省等によりしっかりと監視されているので、以前よりは状況は改善されているのでしょう。

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(写真は、昨年の正月に同じゴルフ場に行った際のものです。)

キャンプにおいても最近は直火の焚き火が禁止されたり、テントの為の側溝を掘ることが禁止されたりと、環境を意識した”禁止”事項が多いです。ただ、これまであったものをいきなり全面的に禁止するのは現実的には難しいと思うので、上記のゴルフ場の改善のように、徐々に持続可能なやり方ににシフトすればいいのかなぁと思いました。

これほど人口が増えると、人間は生きているだけで、環境に負荷を与えているのではないでしょうか。それならば、やはり、Sustainable Golf(持続可能なゴルフ)、Sustainable Camping(持続可能なキャンプ)等を目指したいと思った3連休の初日でした。

モンゴルプロジェクト写真レポート3

モンゴルプロジェクトについて、現地で予定していた全プログラムを無事終了したことをご報告いたします。あとは、みんなの帰国を待つだけです。以下に本日送られてきた写真をご紹介いたします。

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(風力発電の設置をしているところ)

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(あ、クルーリーダーがサボっている。。。)

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(サボった罰でしょうか、突然の降雪と、車内での1泊ビバーク)

また、風力発電プロジェクト地での360度画像も送られてきました。太陽がすさまじいことになっています。ギンギラギン。

Pax Workshop for Emerging Scouting 企画案

日本は3連休ですね。そんな中、モンゴルプロジェクトついては、一昨日風力発電のプロジェクト地からウランバートルに戻る予定だったのが、雪のため余儀なくビバークをすることになってしまい、昨日の午後、ウランバートルに戻ったとのことでした。天気予報によると一昨日あたりから、ウランバートルの最低気温はマイナス7〜8度になっています。寒いようですね。また、本日さきほど成田空港から帰国第2便が無事到着したとの連絡を受けました。あとは明日帰国の3名と、9月29日にシベリア鉄道を使って帰ってくる4名を待つだけです。

少し気は早いですが、この夏世界各地で様々な体験をしたローバースカウト達の話を、みんなで・まとめて聞きたい!写真や映像を見たい!ということで、以下のようなワークショップを開こうと企画・準備中です。場所や時間等はまだ未定ですが、広くボーイスカウト関係者や国際協力・青少年教育・環境保全等に興味のある方の参加を募集したいと思います。希望される方は僕realsoko@hotmail.comまで連絡をいただければと思います。

===「Pax Workshop for Emerging Scouting」===
□日時:10月22日(土) 14:00-17:00(仮設定)
□場所:未定
□運営:Pax IV Hyper
□参加:ボーイスカウト関係者に広く声をかける

———-以下、各発表/質疑応答を30分ずつ———-

■1, Pax IV Hyper: Mongolia Project 2005
 -発表者:モンゴルメンバー
 -活動地:モンゴル
 -期間:2005/08/25-2005/09/29

■2, 世界スカウト機構: World Scout Youth Forum 2005
 -発表者:MT
 -活動地:チュニジア
 -期間:2005/08/26-2005/09/12

■3, 環境再生保全機構: 東ティモール・インドネシアコース
 -発表者:SO(慶應義塾大学ローバース)
 -活動地:東ティモール・インドネシア
 -期間:2005/08/30-2005/09/12

■4, ボーイスカウト日本連盟: スカウトムート2005
 -発表者:現在調整中
 -活動地:山中湖
 -期間:2005/08/19-2005/08/24

■5, Pax IV Hyper: Pax Studio
 -発表者: YI, SA, SI
 -活動地:現在は日本国内。将来的にはフィジー?ハワイ?
 -期間:2005/09-

チュニジア写真レポート

8月29日から9月1日まで、アフリカのチュニジアで行われた世界スカウトユースフォーラムの写真が参加者の一人から送られてきました。ユースフォーラム自体の報告はこちらからダウンロードできるようです。世界の青少年が何を問題視し、どのような解決方法で取り組もうとしているのかが読み取れると思います。

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(アフリカ大陸から見た朝焼けの地中海)

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(ユースフォーラムの雰囲気)

tunisia3.jpg
(街中のチュニジアスカウト)

ボーイスカウト日本連盟への報告、フィードバックもそのうちあるのでしょう。

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