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「No Category」カテゴリーアーカイブ
パックス・サーカス引越し部
パックス・サーカス引越し部
昨日、市河氏の引越しの手伝いをしてきました。パックスの社会人メンバーを中心に声をかけたら、合計8人も集まりました。短時間のお手伝いだったためにあまり多くの仕事は出来ませんでしたが、いざというときのみんなの機動力には驚きました(3連休の初日にみんなが集まれる時点で、みんな暇人(笑)?)
倉庫を掃除・整頓する様子
緑がきれい
ライトアップされた紅葉がきれいなのはみんな賛成してくれると思うし、実際に人気が高いと思います。けど、ライトアップされた緑もきれいだと、僕は思いました。緑色は疲れ目にもいいらしいですしね。
(高台寺の庭園の竹林)
目に悪いパソコンに向かってる皆様にとって、少しでも目の休息になりますよーに。
歴史に残るものとは
鎌倉時代(1192-1336頃)や室町時代(1336-1573頃)に建てられた建築物・構築された思想等が、2006年に生きる人にさえも感動・感銘を与えられる。歴史的な観光地に行くのはこのような歴史的な価値を感じるために行くんだろう。また、同時代に建てられたものでも後世まで残るものと、風化・消費されてなくなってしまう物の両方が存在するのも確かである。
東福寺
(ブログでは東福寺の写真が多くなっていますが、大徳寺大仙院の石庭も素晴らしかった。写真撮影禁止だったのでこちらで紹介できないのが残念です。)
建築物や思想というのは相対的に見て後世に残しやすい気がする。逆に、科学技術や電気製品というのは日々の進化があり、最新のものが最良のものという考え方があるために、生活のインフラストラクチャになるものはあっても、後世まで感動を残すものは多くない。ここには芸術的価値・歴史的価値・経済的価値・人類的価値のように、いろんな価値基準が存在し、歴史的構造物はここでいう前者二つ、科学技術については後者二つの価値が大きいのだと思う。
さて、僕らは後世に何を残すべきかと。今年のノーベル平和賞を受賞したバングラデシュはグラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス氏が構築したマイクロクレジットというような社会システムの構築が、ボーイスカウトの目指すべき姿かもしれない。目には見えないが人間生活を支援するもの。ビジネスモデルというほど経済的な価値は生まなくても多くの人間を助けるもの。そんなソーシャル(社会)モデルの構築というのを目標にしても悪くない。感動は残さなくても、人類が幸せに暮らせるインフラストラクチャを残せれば、良いのだと思う。
京都に行ってきました
週末を利用して、2泊3日で京都に行ってきました。紅葉にはまだ早かったのですが、東福寺・円通寺・大徳寺(大仙院)・鹿苑寺(金閣寺)・高台寺・南禅寺・延暦寺(比叡山)・鞍馬の火祭等を見学し、濃密な日本文化に浸ってきました。食事も、事前に京都に詳しい方にいろいろとご紹介を頂き、京都らしい・日本らしい、京野菜・にしんそば等をおいしくいただけました。このブログでは海外の写真が多いので、たまには美しき日本の写真も載せてみます。
東福寺・三門
東福寺・方丈庭園
円通寺の借景(背景の山は比叡山)
高台寺の庭園の夜景
こうやって写真を載せてみると、寺院の建築より、庭園のほうに美しさを感じていたことに気付きました。風景をも借景として庭園の一部に取り込んだ円通寺や、よく整備された日本庭園をライトアップしさらにそれを池に写した高台寺など、計算された美に感動しました。海外も楽しいですが、日本も、また、いいですね。
情報技術と開発協力・環境教育に関する構想
パックスでは2,3年前から、アジアの現場での活動に加え、日本でのネットや映像を利用した情報技術を用いて報告活動・ワークショップ開催などに取り組んできました。これは、構成員のほとんどが大学生で、現地を訪問できるのが年に1,2回でそれも2週間程度であり、現場にいる時間だけではなく日本にいる時間にも、僕ららしく活動したい・アジアのためになりたいという意味もあるためです。
現地での草の根レベルでの活動は、直接的でわかりやすいものです。しかし、それだけでは、視野が狭くなったり、全体最適ではなく部分最適解に繋がったり、はたまたもっと大規模・効率よく問題を解決するチャンスを失ったりする可能性もあります。また、先進国での若者に対する意識付け・環境教育を行うことにより、その若者が将来的に何らかの形で開発協力に関係してくれることも、僕らの国内での活動の目的です。
かなりまわりくどい言い方をしましたが、次回のネパールプロジェクトに関しては、これまで以上の情報技術を利用した報告・情報共有に取り組んでいければと思っています。11月上旬ぐらいまでにはその構想を発表できると思います。お楽しみに。
ボランティアを管理・制御する技術
現在開催中のアジア系フェスティバルにボランティアとして参加している方から聞いた話。そのフェスティバルでは、大々的にフェスティバルの運営・実施を手伝ってくれるボランティアを募集していたそうなのですが、申し込んでも主催者側から事前にまったく連絡が無く(ボランティア内容や集合日時すら知らされない)、本番当日になってやっと連絡が取れたそうです。
(ネパールスカウトと突如的、野外ミーティング@カトマンズ2003)
そんな話を聞きながら、特に災害復興支援や緊急時に集まる多数のボランティアをどう管理・制御するかということを考えていました。たとえば、新潟の大震災の際は市町村役場等に全国からボランティアが集まったようですが、そのようなボランティアを誰が、どのような手法でマネージメントしたのか。そもそもボーイスカウトにおいてもボランティアのリーダーによって活動が成り立っているわけですが、これもある程度の長い時間をかけて人間関係を構築した上での活動運営であったり、少なくとも同じボーイスカウトであるという前提があっての共同作業であったりします。しかし、緊急時にはそれこそ素性の知れない雑多なボランティアが集まるわけで、そのような人たちを管理・制御するのは難しそうだなぁと思ったのです。
ボランティアを管理・制御する手法・スキルについての研修とかも、実は世の中にはあったりするのかなぁ。新潟の大震災時はどのようなマネージメントがあったんだろう。ご存知の方、教えてください!
政治家との対話
7月に参加した地球環境行動会議の海外NGO視察に関して、他国の視察を行った国会議員さん達を交え、先週報告会が行われた。出席されたのは元総理大臣・元環境大臣・元文部大臣等のそうそうたるメンバーで、合計約15人。報告会の後の懇親会で、僕の隣は元環境大臣で、斜め前は元総理大臣でした。けど、どの方も、けっこうふつーのおっさんという感じで、親しみやすく話しやすい方ばかりでした。
(国会議事堂・首相官邸の近くのあるホテルが会場でした)
世界スカウト財団2005年報告書には”Scouts don’t get involved in politics.”という文章があったけど、僕はそれには賛成できないな。必要があるなら、政治も巻き込むべきだと思う。そうしないと変わらない何かがある気がするし、みんなで力を合わせた方が効率が良いと、単純に思うのさ。そして当然、政治家にできないこともある、それは草の根レベルの僕らが取り組めばいい。
ボーイスカウトをただの教育団体と認識するのは、もはや間違っている。そんな間接的な社会への貢献だけじゃなく、直接的な貢献が、今求められている。
世界中のGifts for Peace:(世界スカウト財団2005年報告書から)
約1年半前に始めてGifts for Peaceについて書き込みをし、昨日世界中のボーイスカウトのGifts for Peaceに関する取り組みが世界スカウト財団2005年報告書に載っていると書きました。今日は、その他国の取り組みについて、概要だけこちらに抜粋しておこうと思います。
■サウジアラビア:85カ国1500人のスカウトによって平和をテーマにしたキャンプ
■北アイルランド:カトリックとプロテスタントの双方からのスカウトの交流
■エルサルバドル:不良少年のスカウトへの勧誘や、少年の労働環境の改善
■香港:少年院(刑務所)とボーイスカウトの共同事業
■スウェーデン:海外からの移民のボーイスカウトへの勧誘とサポート
■南アフリカ:生まれながらエイズの子供達のボーイスカウトへの参加
■アメリカ:ハリケーンカトリーナによる被害の復興支援
会議をしている場合じゃない。フィールドに出るべし。
世界スカウト財団2005年報告書
世界スカウト財団の2005年度版年次報告書が以下のサイトで見ることができます。
World Scout Foundation Annual Report 2005
内容は英語ですが、写真を多用していて、かっこいいので、各種報告書作成の際には参考にしてみてはいかがでしょうか?
ちなみにタイトルは、「World Scout Foundation Annual Report 2005」となっていますが、内容は世界中のスカウトによって行われている”Gift for Peace”(日本版はこちら、だけど、ほとんど動いてないようです。。。(涙))という取り組みの紹介にもなっていて、世界で90ぐらいある取り組みの中の7つを紹介しています。
報告:ウッドバッジ研修所ローバー課程入所
参加してきました、3泊4日山中野営場。標高1000mだから湘南藤沢より6,7度は寒いし、3日目と4日目には雨にも降られ、けど家型テント+食堂用フライという、古典的で清く正しいボーイスカウトのキャンプだったので、なんか、どーやら、僕は真面目な好青年だ(笑)っていう気になって帰ってきました。
ご指導くださった所員の皆様、また、ともに学びあった入所者の皆様には大変感謝しています。これほどボーイスカウト活動に熱心で、真面目で、真摯に取り組んでいる人たちがいるんだということを知れただけでも、僕には収穫がありました。
日ごろPax IV Hyperという非常にアクティブで成熟度合いの高いユーススカウトグループを見ている僕としては、正直に言って研修の内容そのもの自体には物足りなさを感じたのも事実ですが、こうやって日本全体でのローバースカウトのレベルを上げていくんだろうなと今は自分を納得させています。
パックスとしては、今後のウッドバッジ研修所ローバー課程で使用可能なドキュメントや映像等を作成して、公開するのもありかなと思いました。