Nepal-Japan Project 2013 verse2 活動報告2日目
ネパールで活動するプロジェクトチームより以下の通り、活動報告がありました。
途上国での活動は精神的・体力的消耗が激しく、過去の経験から余裕を持ったプロジェクトスケジュールを立てる様に努めています。本日は、日本出国からの疲労を早めに軽減するべく、半日は休憩としました。
■ 現地NPO法人が運営するProject Cycle Management(以下PCMとする)ワークショップに関する打ち合わせ
現地NPO法人が運営するPCMワークショップの活動協力のため、翌日に控えたワークショップの打ち合わせをフジホテルの会議室にて行いました。会議では活動説明とワークショップの予行演習を
行いました。
■ 市内観光
ネパール文化の学習と休憩を兼ね、ネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔であるボダナートを観光しました。この世界遺産でもある巨大な仏塔に関する説明をKORCのメンバーから受け、ネパールの文化について理解を深めました。また、TEEJという国民的祭りが開催されていたため、道路は混雑していました。TEEJとは女性のための祭りで、既婚の女性は実家へ帰り夫の健康と長寿を祈り、また、未婚の女性は将来素敵な男性と結婚できるようにお祈りをするお祭りで、市内は真っ赤なサリーやクルタスルワール(ネパールの伝統衣装)に身を包んだ女性で溢れかえっていました。こうしたイベントからもネパールの風習を体験的に学ぶことができました。
Nepal-Japan Project 2013 verse2 活動報告1日目
今年度も5名のメンバーが「Nepal-Japan Project 2013 verse2」と題し、ネパールの首都カトマンズ市内を拠点に環境啓発教育活動を展開しています。渡航期間は9月6日-9月18日の約2週間であり、現地のローバースカウトグループであるKantipur Open Rover Crew(以下KORCとする)との協同プロジェクトとして実施しております。
以下にてプロジェクト1日目の活動内容を報告致します。
■全体調整会議
12時よりKORCと宿泊先であるフジホテルの会議室にて全体調整会議を
<ディスカッション>
レクチャー後に「How to solve the garbage problem(ごみ問題の解決方法)」に関するディスカッションを実施し、レクチャーでの学習内容を踏まえて具体的な策略を考えさせました。参加学生を8グループに分け、ディスカッションの最後にグループ毎に議論内容の発表を実施しました。
レクチャーで触れた3R(Reduce、Reuse、Recycle)を元に、ペットボトルの再利用(Reuse)等を解決策として発表したグループも多く、レクチャーでの学習内容をアウトプットすることで、ごみ問題に対する理解を更に深めました。
併せてFacebookでも同様の情報を発信しております。
「衛生」「社会」「環境」の3つの観点から、ごみ問題改善の必要性を提示しました。学生は英語が堪能であることから、日本側のメンバーが英語でレクチャーを行い、ネパール側のメンバーが部分的に現地語で補足する体制をとりました。
レクチャー内での学生の反応は大変よく、活動後に実施したアンケート結果からも、啓発効果を実感することができました。
Nepal Project 2013
「Nepal-Japan Project 2013」と題し、ネパールの首都・カトマンズにてごみ問題改善活動を2月22日〜3月9日にかけて実施致します。
現地では、カウンターパートであるKantipur Open Rover Crew(以下、KORCとする)と共に、市内の小中学校、1校にて60名の学生を対象に啓発教育を展開しており、以下にて活動の進行状況をレポートしていきます。
ブース展示 in 埼玉キャンポリー2012
8月1日から5日にかけて開催された埼玉キャンポリー2012において、Pax IV Hyperとして地球開発をテーマにブース展示をさせていただきました。
期間中の2日、4日の場内プログラムにおいて、Pax IV Hyperが展開するネパールでの活動、震災復興支援活動を題材にボーイスカウト、ベンチャースカウトに地球環境で取り組むべき問題を知ってもらうワークショップ形式のプログラムを展開しました。両日合計して約180名のスカウトがブースを訪れ、ワークショップに参加してくれました。
参加したスカウトからは、
「ローバー隊の方は海外のスカウトと協力をして街をきれいにしようとしていることが分かりかっこいいと思いました。震災のしえんもしていてぼくも身近なところから地域のためにがんばりたいとおもいました。」
「日本のボーイスカウトが世界で活躍することに感激しました。いつか自分も行ってみたいです。」
「ボーイスカウトは、災害などでボーイやベンチャーで学んだスカウト技能を活用されることがわかりました。」
などの意見を頂きました。
今後も活動内容の高度化に努めるだけでなく、多くの後輩、社会に向けて発信を続けていきたいと考えています。また、この度ブース展示に取り組むにあたり、ご協力いただいた全ての方に、この場をお借りして感謝申し上げます。
ネパールプロジェクト中間報告
現在、2013年2月〜3月に実施予定である次回のネパールプロジェクトに向けた準備を進めています。
クルー全体のミーティングは週に1回行っています。
次回のプロジェクトはネパールのごみ問題に焦点を当てた「3か年計画」の3年目です。昨年に引き続き「ごみ問題に対するネパールの人々の意識改善」と、「ネパールのごみ処理に関するインフラ改善」の為のプログラムを首都カトマンズ市にて展開する予定です。過去2年のノウハウを活かし、3か年計画最終年に相応しい、より発展的で効果的なプロジェクトを目指します。
プログラム構築
・ネパール調査
日々刻々と社会情勢が変化しているネパールの現在の状況を把握すると共に、クルー全体でネパールへの理解をより深めることを目的として、「ネパール調査」と題し、現地の経済、環境、ごみ処理インフラの状況、教育システムなどの調査を改めて行いました。調査結果を基に、より現地のニーズに即したプログラム構築を行っています。
・過年度評価
過去2年間のプロジェクトで展開したプログラムの再評価を行い、我々のプロジェクトの「強み」、「弱み」を明らかにしました。これま
での反省点をカバーできるプログラムを考案しています。
・ブレインストーミング
ネパールのごみ問題改善のプログラムのアイディアを出す為にブレインストーミングを行いました。そこから出たアイディアを組み
合わせ、具体的なプログラム計画の作成をしています。
メンバーの確定
今年度はボーイスカウト出身者10名でプロジェクトを実施する予定です。
現地カウンターパート
今年度も、ネパールのローバースカウト組織である「Kantipur Open Rover Crew」と協力してプロジェクトを実施する予定です。現地の担当者と連絡を取りつつ、プログラムを策定していきます。
今後、更に準備を進めて参ります。
ネパールプロジェクト2013 準備合宿を行いました。
2013年2月~3月に実施を予定している次回のネパールプロジェクトの準備として、
6月30日(土)~7月1日(日)、栃木県にて1泊2日の合宿を行い、集中的にプログラム内容の協議を行いました。
プログラム協議に加えて、以下のようなことも行いました。
KORCとのSkype
我々のネパールでのカウンターパートである「Kantipur Open Rover
Crew」(KORC)のメンバーとのSkypeを通じたビデオ通話(※写真)を行い、ネパール側と日本側、お互いの自己紹介をしました。KORCメンバーは我々の新メンバー自己紹介の時には画面に食い入るように強い興味を示してくれ、また、過年度参加メンバーの紹介の時にはとても懐かしそうな顔をしてくれました。普段使わない英語での会話に戸惑っている日本人メンバーもいましたが、外国人とのコミュニケーションの練習として、良い経験になりました。海外に渡航した時の言葉の壁はなかなか高いものですが、今後も定期的にSkypeなどを通じて、渡航前にその壁を取り除いていこうと思います。
今回、ネパール語を学習している日本人メンバーの、ネパール語による自己紹介もありました。いきなりのネパール語にKORCメンバーは驚いていましたが、とても感激してくれました。意思疎通は無事に取れたので、今後のプロジェクトに彼のネパール語は活きてきくるものだと考えられます。
自己紹介プレゼン
Crewメンバーの親睦を深めるためのアクティビティー(自己紹介プレゼン)も行いました。
Keynoteを使ったり、動画を組み込んだり、インドネシア語で話したりと、それぞれのメンバーがユニークな方法を用いていたので、プレゼンなのにもかかわらず楽しい時間を過ごすことができました。それぞれのメンバーの隠れた一面をお互いに知ることで、クルーの一体感や、親睦を深めることができたと思います。
また、現地で行うレクチャーや企業へのアプローチの際に必要になるプレゼンスキルの向上の訓練として、有意義なものであったとも考えています。
2012年度第2回総会を行いました。
2012年7月7日(土)13:30 ~ 16:30
市ヶ谷健保会館会議室D
において、Pax IV Hyper 2012年度第2回総会を開催しました。
以下のような内容について議論および報告を行いました。
1. 全国大会展示報告
2. Nepal Project 2013
3. モンゴリアプロジェクト
4. 今後の方針
5. 第3回総会日程調整
6. RCJ
7. Web通販
APR5月号にBP-Peak登頂の記事が掲載されました。
長島がBP-Peakに登頂した件で、APR誌5月号に紹介の記事が掲載されました。
BP-Peak登山隊のブログは下記のとおりです。
Baden-Powell Scout Peak 登山隊 2012