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モンゴルプロジェクト2006報告会第1弾

パックス主催ではありませんが、モンゴルに関係する3,4団体合同で下記のように成果報告会を開きます。もちろんパックスも約20分間の発表の時間を与えられております。

日時:10月22日(日)15時〜18時
場所:横浜市立大学 
主催:東アジア環境協働行動よこはま(EAEWy)

参加希望者の方がおられましたら、mongolia(atmark)rovernet.jpまでご連絡いただければ幸いです。

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モンゴルの小学校での環境ワークショップ風景

なお、これ以外にも11月18日と12月3日にも報告の場を設ける予定です。詳細が決まり次第、こちらのブログに掲載します。

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モンゴルプロジェクト:バガノール地区訪問

3日目は首都ウランバートルから離れ、120キロほど車で行った所にあるバガノール地区のスカウト委員会を訪問しました。この地区ではデンマーク、韓国のスカウトと協力して植樹を行っており、今回は東アジア環境恊働行動よこはまの方の紹介で訪問が実現しました。

バガノール地区は一地区でありながら、海外からも参加スカウトがくるような大きなキャンポリーを開催するなど、とても活発に活動している地区でした。小学校の教室の一つがスカウトが使える場所になっており、スカウト活動も小学校のクラブ活動(?)の一つとして行われているようでした。

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(スカウト委員会の方々にモンゴルプロジェクトの活動紹介)

農業プログラムという事で日本で準備してきましたが、現地で行っている事との関連も考えて、植樹の意義についての紙芝居を子供たちに向けて行いました。植樹を行うとどうなるか、なぜ植樹を行うのかなど、水、土壌、木の関わり方などから内容を考えました。通訳はウランバートルから一緒に来てくれたモンゴルスカウトにお願いしました。

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(紙芝居。絵がうまいですよね。)
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(バガノール地区のスカウト達。たくさんのスカウトが来てくれました。)

その後は日本からお土産に持ってきたスプラウトの栽培セットをスカウトに渡しました。スプラウトは自分たちで育て、成長を実感できるので植樹を行っているスカウト達にはちょうど良い勉強になるのではないかという事で持ち込みました。先に紹介した東アジア環境恊働行動よこはまの方々も、一度バガノールに紹介しようと試みたそうです。値段も日本ではそんなに高いものではないので、モンゴルに紹介できれば面白いかなと思います。

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(種を入れ、水をあげる所まで一緒にやり、紙芝居で育て方、食べ方を紹介しました。)

日本から剣玉、コマ、だるま落しなどの伝統的な遊び道具を持って行き、一緒にスカウトと遊び交流や文化紹介を行いました。剣玉は人気が高く、うまく出来るスカウトもいました。言語が違う分、遊びを通して交流する事は、外国スカウト、特に子供達の場合では非常に重要な事だと実感しました。

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(だるま落としはなかなかコツがつかめないらしく、難しそうでした。)

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(スカウト達と。最後に子供達から手作りのお土産と、ネッチを頂きました。)

この地区では先に述べたように植樹活動を行っており、東アジア環境恊働行動よこはまの方が紹介したポット苗木という方法で苗木を育てています。ペットボトルで苗を育てるという、簡単な方法でスカウト達が苗木生産に取り組んでいました。また、近くの学校に使われなくなったグリーンハウスがあり、これからそのグリーンハウスを補修して苗木栽培に使うそうです。

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(ビニールハウスを見学。今はトマトが植わっていました。)

植樹地は市街地から少し離れた所にあり、帯状に植樹がなされていました。バガノール地区は石炭が産出され、それによる大気汚染が発生しているそうです。そのため、炭坑と市街地の間に木でベルトを作り、大気汚染を防ごうと考えたようです。既に13キロほど植樹がなされ、水を与える為に行政も支援してくれているそうです。活着率(植えた木が、成長する割合)は結構高く、見た目でも育ってる木の方が多かったです。

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(植樹地のようす。このような若木が、長い距離にわたって植わっている。)

この訪問で気付いたのは、若いスカウト委員会の方々が大きな力を発揮しているという事です。一地区でありながら、自分たちの町の為に行動し、子供達も巻き込んだ活動にしている所が本当に凄い事だなと思いました。海外のスカウトや行政、NGOも巻き込んだ事業にし、それを若い人が統括している。日本のスカウト業界ではなかなか無い事でしょう。それだけでなく植樹がうまく行くように様々な方法にもチャレンジし、自立、発展、地元事業化が行われているという点も特筆すべきでしょう。日本のスカウトも、スカウト関係だけでなく様々な他団体と関わる時期に来ているのではないでしょうか?

今回の訪問で初めてウランバートル以外のスカウトと関わりましたが、地方でも非常に活発に活動しているモンゴルスカウトの現状を見る事が出来ました。私たちがプロジェクトを行うだけでなく、モンゴルのスカウトのプロジェクトに参加させて頂くという、なかなか面白い構図も来年以降に向けて検討するのもいいのではないかと思いました。

モンゴルプロジェクト:帰国

遅くなりましたが、15日午前に全員無事帰国する事が出来ました。実施にあたりご協力いただいた皆様、そして日本で見守ってくれていた方々に深く感謝致します。ありがとうございました。これから私たちはプロジェクトの評価、反省を行い報告書を作成しますが、その前にブログで実施した事、見た事などを報告したいと思います。今回は到着〜1日目の観光をご紹介します。

■到着
韓国経由でウランバートルへ。到着は深夜12時過ぎと遅いにも関わらず、多くのモンゴルスカウトが出迎えてくれました。去年一緒に活動したスカウトも多く、スカウトは友情にあついということを肌で感じました。感動して泣き出すクルーもいました。
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(チンギスハーン国際空港にて)

■観光
翌日、観光ということでしたがまず新聞社の取材を受ける為にウヌードゥル(今日という意味)新聞社へ。モンゴルで発行されている2つの日刊新聞のうちの一つで、モンゴルでは影響力は大きいよう。テレビ局も併設されており、スタジオ見学もしました。
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(@取材中。編集長とともに。)
新聞が発行された日は旧国営デパートの新聞を買い占めました。予想以上に大きく出ていて、裏表紙の半分位を占めていましたが、なんて書いてあるのかはわかりませんでした。

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(日本のスカウト、モンゴルになんとかって書いてあるのまではわかるんだけど・・・)

取材後はモンゴル科学アカデミーの農場で植樹体験、その後モンゴル中部で活動している「オンギ川市民運動」というNGOの方々と食事をしました。オンギ川は400キロにも及ぶ大きな川でしたが、上流部での金の採掘の為に水量が減り、下流のウラン湖という大きな湖が消滅してしまったそうです。その問題に対して活動している方々で、活動内容、経緯、問題点などを伺い、モンゴルの問題に対して活動しているプロの方々から直にお話を聞けるという貴重な経験をしました。

この日、クルーは初めてウランバートルを見る事になったのですが、全員が発展のスピードに驚きました。「一年でこれほど変わるものか」と。草原のイメージしかなかった初年度クルーも、相当驚いたようです。現在のモンゴルの経済成長率は年平均10%前後。日本の高度経済成長期のような有様です。様々な問題も、日本と同じように起こってくる事でしょう。それらを経験した日本人として何かモンゴルの為に行動できないか、想いを新たにできた一日でした。
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(発展したUBの中心街。旧国営デパートから平和大通りを望む)

現地報告7:モンゴルプロジェクト(全員無事帰国)

昨日、モンゴルプロジェクトメンバーが全員無事に韓国経由で日本に帰国しました!何人かはお腹を壊しているようですが、全員自分の足で帰ってきました。クルーリーダーの陰山君を含む3人は、成田空港から直接僕がいた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスまで来てくれて、写真とともにプロジェクトの概要を話してくれました。特に3人は、帰国してからも長旅でお疲れ様でした(笑)。

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(制服を見ないで顔だけだと、どれが日本人でどれがモンゴル人かわからないですね)

詳細な報告は、またメンバーからあると思いますので、今日は取り急ぎ帰国のご報告まで。これまでのご支援ありがとうございました!また、今後ともご指導・ご協力、どうぞよろしくおねがいいたします。モンゴルの皆様にも、お世話になりました、バイラルラー(ありがとう)!

現地報告6:モンゴルプロジェクト(砂漠からの帰還)

本日、モンゴル滞在中の陰山君から、全員無事に中部ゴビ県ウルジート村(ゴビ砂漠)からウランバートルに帰還したとの連絡を受けました。今日は休息日で、明日が最終日でボーイスカウトモンゴル連盟にてミーティングを行い、明後日帰国の予定です。今晩はウランバートルのあるスカウトの家で夕食会に行っているようです。

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中部ゴビ県ウルジート村では、上記写真のように風力発電機を設置することができたそうです。また、地域の方のご協力で、ナーダムというモンゴル特有のお祭りをクルーが滞在中に開いてくれて、モンゴル相撲等も見学できたそうです。

最後まで、油断せずに帰ってきてくださいねー!

現地報告5:モンゴルプロジェクト(14番目のクルー?)

モンゴル滞在中のクルーをご紹介します。

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クルーリーダー陰山君に餌付けをする記録担当関和さん@ゲル

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羊肉のうまさに瞳孔が開いてしまった中川さん@ゲル。「わたしゃ、馬乳酒大量に飲んだけど、下痢してませんよー、はっはっはー」だってさ。油断するなよ。。。

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モンゴルスカウトに日本文化を紹介する一環として日本酒の説明をする佐野君。酔っ払ってない(笑)?

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今回は13人のクルーなんですが、みんなが口を揃えて14番目のクルーだとその人柄を賞賛する、現地での運転担当マルちゃんとその商売道具。お世話になっております!

現地報告4:モンゴルプロジェクト(前半戦終了!)

本日、モンゴル滞在中のクルーから、写真が届きました。1人は熱が出ていて、3人ぐらいがやや疲れ気味だそうですが症状は軽く、プログラムの進行には問題がないようです。引き続き、健康と安全には注意して、楽しんできてくださいねー!

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8/31:モンゴルのウランバートル空港到着直後にモンゴルスカウトと。

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9/1: 科学アカデミー近くの草原でのちょっとした植林作業

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9/6: ゲルステイの近くの風景。モンゴルだぁー!

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9/6: ゲルステイにて、乗馬する竹乃下さん。

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9/7: 今現在のモンゴル寒いそうです。朝になったら雪が降ってたそうです。

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9/8: 環境プログラムとしてウランバートル第23区小学校でワークショップをしました。

現地報告3:モンゴルプロジェクト(地図)

パックス代表の加藤さんにより、モンゴルプロジェクトが行われている場所について、地図を用いて説明をしているページを作成してもらいました。

モンゴルプロジェクト活動地図

今後、デザイン等を改善していくのと同時に、内容も増やしていく予定です。ただし、モンゴルの地図や衛星写真情報が少ない(粗い)のは、本技術の提供元であるGoogleさんのせいです、あしからず。ちなみにこのページへのリンクは、ブログページの右側にも作成しておきます→。

現地報告2:モンゴルプロジェクト(新聞に載りました!)

モンゴル滞在中のメンバーから初メールが来ました。プロジェクトはうまく進んでいるようです。また、以下のように詳細は不明(記事を読めない(笑))ですが、現地の新聞にも取り上げられたそうです。

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この新聞に載っている。

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モンゴルメンバー@ウランバートル、集合写真。

=====メールの内容=====
This is Teppei.
Our project is executed smoothly. But I have no time to tell the details. I send pictures of our article in Mongolia newspaper to you. Please let other member know it.

引き続き、健康・安全に気をつけてがんばってねー!

現地報告1:モンゴルプロジェクト(出国)

8月31日に出国しました。今頃はモンゴルの首都ウランバートルでボーイスカウトモンゴル連盟とのミーティングを行っているころでしょう。

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(成田空港にてモンゴルプロジェクトクルー全員集合)

ウランバートルにはネットカフェがいくつかあり、今回も現地から写真や報告を送ってもらう予定です。連絡があり次第、こちらのブログで公開いたします。また、日本でお留守番チームのがんばり具合によっては、ブログだけではなく、地図上での現在位置表示等も可能になるかもしれません。お楽しみに!

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