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リーダーであるか、そうでないか

今回のエントリーで言うリーダーとは、ボーイスカウトにおける指導者・インストラクターという意味でのリーダーではなく、チームのリーダー、組織のリーダーという意味です(もしかしたらボーイスカウトでリーダーと呼んでいるのには、チームのリーダーという意味を持たせたいからなのかもしれませんが、実際にはそうではないので)。ローバースカウトにおいては、海外派遣のためにクルーを組んだときのクルーリーダー、各種会議体(ローバース会議等)の議長、もしくは大学ローバーにおける代表なりキャプテン等をここで言うリーダーとします。

これらのリーダーは一般参加者とはまったく違います。組織を運営する側と、それに参加する側。プロジェクトを運営する側と参加する側。理想的には各メンバー、参加者がリーダーと同じような意識を持って運営に参加するのが良いのですが、人間、役割がないとそのような働きをしないことが多いです。なるべく青少年にはどんな小さなチームでもリーダーを経験してもらいたい、そしてリーダーがどのようなことを考え、どのような行動をするかというのを身をもって経験したほうが良いのではと思うのです。

どんなプロジェクトをやるにしてもリーダーの気持ちや、リーダー的な視野を持てる人ほど、先が読めて、プロジェクト全体に対して良い仕事、影響を与えられる気がするのです。一参加者だと、自分はこれだけをやればいいや、まとめるのは他の人だから特に深く考えなくてもいいし、みたいに参加度合いも相対的に低くなってしまいます。

そもそも組織のメンバーや、プロジェクトの参加者全員が積極的に運営に参加したり、発言・議論を活発にしてくれるならば上記のようなことはあまり考える必要は無いのですが、実情はそうではないので、やはり若いうちにリーダーなり、サブリーダーみたいなのを経験してもらいたいと思うのです。


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