ホーム » Pax IV Hyper の投稿 (ページ 50)

作者アーカイブ: Pax IV Hyper

本の紹介:「葉隠入門」

最近は本屋に行くことが多く、読書量も増えてきました。自分が身体を動かさなくても他人の経験を学べる、誰と話をしなくても他人の意見を聞ける。

さて、今日ご紹介するのは、葉隠入門(三島由紀夫)という本です。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という一句でも有名な「葉隠」の入門・解説書です。 (ちゃんとした解説amazon.co.jpより:『葉隠』は、佐賀鍋島藩に仕えた山本常朝が、武士道における覚悟を説いた修養の書である。太平洋戦争時に戦意高揚のために利用され、それゆえ戦後は危険思想とみなされることもあったが、その世間知あふれる処世訓は、すぐれた人生論として時代を越えて読み継がれている。)本来は原著の方を読むべきなのかもしれませんが、古典的な文章で僕には解読不能なので、こちらを読みました。そんな中から2つほど。

準備と決断:
武士にとって、常日頃の準備が、とっさのときの決断の早さに繋がるということ、を述べています。ボーイスカウトのBe preparedと一緒の考え方ですね。

子供の教育
アメリカ的教育:子供の頃から大人の会話に意見・発言することを要求する。
イギリス的教育:子供の頃は、大人の会話には入れさせない
という対比をしてみたり、「葉隠」の教育方法として
 ・子供に対して自然への恐怖の教育
 ・子供は子供の世界においてのびのびと育たせる
 ・現代の父親の弱体化
等を挙げています。

“Scouting For Boys”にも書いてありましたが、やはり武士道を学ぶことは、スカウティングを学ぶことに近いんですね。手法・考え方がほとんど同じなんですな。

リーダーであるか、そうでないか

今回のエントリーで言うリーダーとは、ボーイスカウトにおける指導者・インストラクターという意味でのリーダーではなく、チームのリーダー、組織のリーダーという意味です(もしかしたらボーイスカウトでリーダーと呼んでいるのには、チームのリーダーという意味を持たせたいからなのかもしれませんが、実際にはそうではないので)。ローバースカウトにおいては、海外派遣のためにクルーを組んだときのクルーリーダー、各種会議体(ローバース会議等)の議長、もしくは大学ローバーにおける代表なりキャプテン等をここで言うリーダーとします。

これらのリーダーは一般参加者とはまったく違います。組織を運営する側と、それに参加する側。プロジェクトを運営する側と参加する側。理想的には各メンバー、参加者がリーダーと同じような意識を持って運営に参加するのが良いのですが、人間、役割がないとそのような働きをしないことが多いです。なるべく青少年にはどんな小さなチームでもリーダーを経験してもらいたい、そしてリーダーがどのようなことを考え、どのような行動をするかというのを身をもって経験したほうが良いのではと思うのです。

どんなプロジェクトをやるにしてもリーダーの気持ちや、リーダー的な視野を持てる人ほど、先が読めて、プロジェクト全体に対して良い仕事、影響を与えられる気がするのです。一参加者だと、自分はこれだけをやればいいや、まとめるのは他の人だから特に深く考えなくてもいいし、みたいに参加度合いも相対的に低くなってしまいます。

そもそも組織のメンバーや、プロジェクトの参加者全員が積極的に運営に参加したり、発言・議論を活発にしてくれるならば上記のようなことはあまり考える必要は無いのですが、実情はそうではないので、やはり若いうちにリーダーなり、サブリーダーみたいなのを経験してもらいたいと思うのです。

爺さんの盆栽の手伝いに

今日は私のお爺さんの盆栽の手伝いに行ってきました。毎年恒例になっているのですが、盆栽や植木をフリーマーケットに出して、安く譲るということをしています。そんな中で思ったこと・考えたことを3つ。

IMG_4386.jpg
(爺さん宅の盆栽いじりスペース(完全自作))

フリーマーケットなんだから、売らなければいけないのに、二人の職業は、爺さん:職人(木工)、私:研究員(AV・IT)ということで、二人とも営業的資質はなく、ほとんどお客さんに声をかけなかったのです。ただひたすら、お客さんにはゆっくりと盆栽・植木の出来を見てもらい、セールストークなしに買ってもらいました。これはこれで、おもしろい商売のやり方だなと、自分を納得させていました(本当はもっと積極的に声をかけたり、説明をしないといけないんだけど)。

また、盆栽をじっくり見ると感じていただけると思うのですが、ここには地球の縮図がある気がするんです。雨が降り、それが木・葉にたまり、土に落ちる。そして、木や土の中には微生物や虫が住んでいる。そこで完結した小さな世界があるような。

あともう一つは、盆栽とは関係ない話。日本で最もアウトドア技術・経験を持っているのは、爺さん世代の戦争に行っていた人たちなのではということを思いました。私の爺さんは6年間中国に戦争に行っていたらしく、またその6年間の大半を行軍(いまで言う移動キャンプ?)をしていて、そのときの最も重要な装備は「塩」だったそうです。さすがに現代では、食料的にも、精神的にもそこまで追い詰められて移動キャンプをやっている人ってのはなかなかいないですよね。そういう意味で兵隊に出ていた日本のお爺さん達は最強のアウトドアマンだと思ったのです。

World Scout Committee関連情報

世界スカウト運動(World Organization of Scout Movement)のページの記事から2件を紹介したいと思います。

■1、「世界スカウト委員会 ユースアドバイザー」の写真
 4月にイタリアのローマにて開かれた世界スカウト委員会に、ユースアドバイザーと次回のユースフォーラムの実行委員が委員会会議に参加している写真が紹介されていました。どんな議論がされているのか、興味がありますね。まぁ、直接的には日本での活動には関係ないのかもしれませんが、世界の同年代がどのような意識で、何を問題視しているか等には興味があるところです。

■2、「世界スカウト委員 候補者リスト」
 募集をしていた次期世界スカウト委員会の候補者リストが公開されました。15人の候補者がおり、この中から6人が9月の世界スカウト会議の際に選ばれるそうです。15人の年齢分布は、20台が1人・30台が2人・40台が2人・50台が5人・60台が5人となっています。

日本連盟でも「第22回世界ジャンボリーの誘致活動」を行っていたりと、これまで以上に世界の動きが関係していくと思われます。世界の青年参画の波に乗り、教育本部委員や世界ジャンボリー誘致のメンバーに青年が選ばれることを願っています。

Pax IV Hyper join Mongolia Project of Keio Rovers.

ネパールでの治安回復が進まず(現地ローバーの話ではすでに回復しているが、外務省等の指標ではまだ危険な状態とのこと)、我々のネパールプロジェクトの実施は今年も難しいとの判断をした。その代わりと言ったら失礼だが、今夏は慶應ローバースの主催するモンゴルプロジェクトにPax IV Hyperからも参加させて頂くことになった。

bundu.jpg

そもそも今年のモンゴルプロジェクトについては、慶應ローバース側においても経験者の参加数の少なさ、昨年以来続く初心者を中心とした企画・計画により発生するプロジェクトの内容的深度の浅さ等に問題があった。またPax IV Hyper側においては治安問題による数度のネパールプロジェクト実施の中止、その中止に伴う国際協力プロジェクトを経験する人材の減少等の問題があった。双方の問題を解決し、そして新しいプロジェクトを作り上げたいという思惑で、今回のコラボレーションに至った。

双方ともに学生団体、任意団体であり、組織としては強い哲学、規範を持っていないと思いきや、ミーティング等で話を聞いていると1,2年ではあるが各スカウトのバックグラウンドが異なることによる意見や態度の差が見て取れるのは面白かった。

まずは今回の投稿では、Pax IV Hyperによる今夏のネパールプロジェクトが中止になることと、モンゴルプロジェクトの実施予定の連絡までにしておく。今夏のモンゴルプロジェクトについては今後クルーによるウェブサイト等も出来る予定で、こちらでも進捗状況を報告していきたいと思う。

スカウトによる継続的な畑の管理

前回に引き続き、新潟での話題を。もともとパックス村という一つのエコシステムを管理したかった我々にとって、I君が一人で住んでいる古民家や彼管理の畑をいじらせてもらえるのは、プロジェクトの理想的なやり方に近い。もともとは家、畑、川、山など、全部に手を入れたいと思っていたし、古民家があるならがっつり改修したいとも思っていましたが、2,3ヶ月に1回の訪問するペースではそこまで多くのことができないのが現実なのです。

tractor.jpg

そんななかで、今回は古民家のすぐ隣の休墾地に鍬を入れ、それが家のすぐ隣であることからも継続的に管理しやすくなったのは一歩前進でした。まずは豆類を育てようという話になっています。枝豆でも育てて、秋にはそれをつまみに古民家の囲炉裏を囲んで一杯という風にできるようしっかり育てていきたいですね。

今回の訪問時には集落の農家の方のお手伝いとして、用水路の掃除も行ったのですが、その農家の方々の話では、跡取りがいないため、自分が農作業ができなくなったら、山・畑を管理しきれなくなる、そうなった場合は君らのグループでやってくれないか、という話をされました。全員が都会に住んでいる場合は正直、それは不可能な話でありますが、一人でも現地で生活をしている人がいて、さらに都会に住んでいるメンバーもそれぞれ団や地区のスカウトを連れて行ったり、自ら行ったりして、月に1回くらい常に誰かが訪問しているようなペースを作れれば、スカウト管理の畑・田んぼというのができるのかなぁと話をしてました。

ムート等のイベントは前後の準備・反省はあるものの、メインは数日で終わるものですし、また各種海外派遣も基本的には一緒です。農業・畑の管理ともなると、断続的な活動ではありますが、雪で埋まる冬は別としても数ヶ月にも及ぶ長期プロジェクトになります。しかも訪問の度にやるべき内容は変わります。今回の新潟滞在では、そんな長期的な管理の必要なスカウトプロジェクトについて考えさせられました。

パックス村開発プロジェクト

Pax IV Hyperのパックス村開発プロジェクトウェブページに概要は書いてありますが、ブログにおいてこのプロジェクトについてしっかりと書くのは初めてかもしれません。新潟県上越市桑取でやっている農作業を中心とした体験活動を総称してパックス村開発プロジェクトと呼んでいます。今回は4/29から5/2まで4泊5日で6名で訪問し、現地に住んでいるパックスメンバーのI君にお世話になりました。これまでで最も大人数で長期滞在が出来たので、いろいろと楽しいこと・大変なことがありました。

そもそもプロジェクトの経緯としては某TV局の番組を真似して、自分達で村を作りたいというのが発端だったのですが、実際のところはI君の住んでいる古民家を掃除・整備したり、管理している田畑を手伝わせてもらっているというのか現状です。それでも少しずつ出来ることが増えてきています。

cultivation.jpg

今回やってきたことは、数年間使用されていなかった畑の開墾、田植えに備えた幹線/支線用水路のごみ掃除でした。また日中の活動以外にも、地域の農家の方々との懇親会やパックスメンバーでのカレーパーティ等、とても充実した活動が出来ました。

海外派遣やムートなどのイベントに比べると、あまりに長期に渡る活動で、しかも地味なのですが、社会人ローバーにとっては週末だけで異文化を体験できる活動であり、大学生ローバーにとっても海外派遣やイベントとは違った、本物の農業活動、農村住民との交流ができる面白いプログラムなのかなぁと思っています。次回はこの話の続きで「スカウトによる継続的な畑の管理」みたいなことについて書きたいと思っています。

平成17年度ボーイスカウト埼玉県連盟国際セミナー

平成17年度ボーイスカウト埼玉県連盟国際セミナーに参加が決まりました。
まだメンバーにより企画・計画中ですが、現在のところ以下のような当日スケジュールを準備中です。

■1. 世界とボーイスカウト 〜導入:世界って広いのだね〜
■2. Pax IV Hyper独自の海外派遣 〜派遣のいろは:ネパール派遣〜
■3. 他にもあるのよ海外派遣 〜違いをみよう:バングラ派遣〜
■4. 海外派遣ってさ、どうなのよ? 〜パネルディスカッション〜
■5. 派遣だけじゃないよ国際って 〜こんなチャンスもあるんだよ〜
■6. 最後に 〜Pax IV Hyper代表から〜

是非、皆さんからの事前の意見・質問等を頂けたらと思います。本番までにブラッシュアップして、セミナー本番をより良いものにしていきたいと思っています。

スカウト と Tsunami の 関係。

特にこの1年間、スカウトと災害の関わり方ということについて、被災者の方々には大変失礼ですが、私にとっては考えさせてくれる機会を多く持つことができ、感謝しています。逆にいえば、誰かが被害を実際に受けないと、そういったことを普段から考えていない自分の浅はかさに戒めをもたないといけません。

「安全」という言葉が先行してしまうのは、止む得ないのかもしれませんが、災害時に関わらずスカウトが活動する時は、一番に成人指導者やその他の方々から指摘を受けます。確かに、二次災害等を含めると災害自体、私達人間にとっては、想定不可能なことなのかもしれませんし、かえって被災者、救援者の迷惑になってしまうということも否めません。

また、場所によっては、故 ジョン・ミトワ氏が、「ミトワ十話」の第 十 話、ほんとに大切なもので触れられていますが、売名行為と思われてしまうこともあるようです。
※ 参考資料
http://www.scoutnet.or.jp/‾innami/scout/mitowa.txt

しかし、募金活動だけがスカウトとのできることなのだろうか?
と考えるとき、、、

私は、素直にそれだけが唯一の方法ではないのではないかと思うのです。
確かに、第一次的(プライマリー)な支援ということ、例えば、ヘリコプターによる輸送であったり、医者の派遣ということはスカウトには無理なのかもしれません。しかし、二次的(セカンダリー)な支援ということはスカウトでもできるのではないかと思います。
※ ここで指す二次とは、時系列(半年過ぎた)や安全がある程度確保されている状況下を指します。 自衛隊の様な存在と云ってしまうと余計混乱させてしまいそうですが、ニュアンスとしては近いのかもしれません。

スカウト運動は、スカウトメソッド(教育法)に沿ったユースプログラムの範囲内でしか提供することはできません。もし、範囲を超えるということがあるのであればプログラム開発を先にしなくてはなりません。
※ 参考資料 (日本連盟ウェブサイト内)
ジャン・カサニュー 世界スカウト機構 事務次長 来日講演
http://www.scout.or.jp/j/info/intl/ias-031101.pdf (p7 後半部分参照)

ここで、カサニュー博士が挙げているのは、スカウティングの独自性も踏まえてのことです。確かに、スカウト運動では2−3歳の子供たち(ストリートチルドレン)に対するプログラムのノウハウを持っていません。果たしてそれは、スカウティングとして手を出すことなのだろうか? という疑問が残ります。他の組織などと連携すれば解決する問題なのかもしれないからです。

では、どの様なことをすればよいのかと、迷っている世界中の青少年に対して、津波災害に関するプロジェクトへの取り組み方のガイドラインを世界スカウト機構から、今年1月各国連盟国際コミッショナー宛に配布されました。
※ 参考資料 (世界スカウト機構ウェブサイト内) 英語
http://www.scout.org/front/docs/C0508tsunami_e.pdf
http://www.scout.org/front/docs/C0503tsunami_e.pdf
http://www.scout.org/tsunami/docs/tsa_letter.pdf

この中で特記事項としては、USD$10,000までのプロジェクト費用が選考後、各プロジェクトに当てられるというものです。これは、ユース年代には一番大きなことかもしれません。
日本の場合は、直接津波被害があったわけではないので、どこかのスカウトと協同してプロジェクトを進めるということになりそうですが、今までのノウハウを活かせれば意義のあるプロジェクトになるのではないかと考えます。

既にスリランカやタンザニアでは、連盟を挙げてこのプロジェクトに賛同し、実施しています。
※ 参考資料 (世界スカウト機構ウェブサイト内) 英語
http://www.scout.org/tsunami/tsunami_projects.shtml

長期のプロジェクトになるのかどうかも不明ですし、日本連盟としてどの様に扱っていくのかもわかりませんが、通常の日本連盟規定に沿いこのプロジェクトを実施するには、6ヶ月前までに申請しないと活動を行うことができませんし、多県連に跨るスカウトでメンバーが構成される場合はさらなる事務処理上の困難も付きまといます。

現在では、この様な情報を手にいれているスカウトもかなり限定的になってしまっているため(注:英語がある程度読めればネット上にはあります)、例えこの事に興味があったとしても特定のスカウト内でしか処理されていないことが残念です。どの様にすれば、多くのスカウトにこの様な面白い魅力的なプロジェクトがあることを伝えれるのだろうか?そして、そのスカウトと共にどの様にプロジェクトに関わっていけるのかを考えていきたいです。

一先ず、個人的にできることとしては、恐らく 「スカウトムート2005」 のプログラム内に組み込み、広報含むプロジェクトの立ち上げに向けた議論を行うことや、まだ参加が決定しているわけではないですが、「世界スカウトユースフォーラム」で、パートナー国のスカウトを探すといったところです。後は、参考資料としてスリランカ・タンザニアの両連盟に資料提供を依頼するくらいでしょうか。

◆◆◆募金以外に災害に対して何かできるのではないか?◆◆◆
と考えている、あなた。必ずしも外国に行って何かをするだけではなく、この件について一緒に考えて活動してみませんか?! 一番大切なのは、恐らく英語力や経験、情報ではなく被災者に対する思いなのかもしれません。

愛・地球博に行って来ました

昨日、愛知県で開催中の愛・地球博に行って来ました。朝5時に起きて、会場には9時半ぐらいにつき、その後夜21時ぐらいまでひたすらいろんなパビリオンをみて回りました。ただし、メジャーな企業パビリオンには一つも入れなかった/入らなかったです。トヨタのパビリオンなんかは僕が会場に着いた時点ですでに一日分の整理券の配布が終了してましたし、他のパビリオンも3時間待ちとかだったのです。それでも「グローバルハウス ブルーホール」、「長久手日本館」「JR東海超電導リニア館」等、特に行きたかったパビリオンには入ることが出来ました。

グローバルハウス ブルーホール」では、”幅約50m、高さ約10mの2005インチ・シームレススクリーンという世界最大規模の迫力の大画面と、レーザービームを用いた高精細、高解像度による鮮やかな色再現性を誇るシアター。”が見られるのですが、感銘を受けたのはそのディスプレイ技術というよりは、コンテンツのほうでした。世界各地で撮影した映像を環境問題等に絡めてプレゼンテーションしていました。通常、環境問題のプレゼンテーション等は、いかに人間が大量消費・森林伐採をしているか、そしてそのペースが続くと地球はどう危険かという問題提起から入りがちですよね。しかしこのグローバルハウスブルーホールでのプレゼンテーションは、人間がいまどれだけの食物を生産しているか、どのようなエコなエネルギー技術を持っているかというのを紹介し、明るい調子で環境問題について触れていたのです。

環境問題を取り扱うプレゼンでは、マイナスのイメージからスタートして、危機感を煽るという方法しか見たことが無かったので、ポジティブな視点からスタートし、最後も理想像みたいなのを見せて、明るく終わるプレゼンがとても新鮮でした。僕らが取り組んでいるネパール・バングラ・モンゴル・フィリピン等もこのような明るいプレゼンができるのかなぁと考えさせられました。

月別アーカイブ