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作者アーカイブ: Pax IV Hyper

マネさんカタールへ

日本全国のマネさん(Manohar)ファンの皆様!本日は大ニュースです。われらがマネさんが、中東にあるカタールという国のドーハというところに転勤になったそうです!(注:マネさんとはネパールのボーイスカウトで、Pax IV Hyperネパールプロジェクトの初期からの協力者であり、ムードメーカーです。)以下、スージャン(Sujan)からのメールの引用です。

I was also engaged in assisting Mane in his preparation of upcoming visit to Qatar. For your kind information, Mane has scheduled to leave for Doha, Qatar on June 25 for job. He will work in the same company as Ganesh does and will stay for 2 years. I am little unhappy to bid farewell, however, very happy for his future career.

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2007年3月のポカラはアンナプルナ山群をバックに、羽ばたくマネさん。スージャンが剛・理の人だとしたら、マネさんは柔・情の人かな。最近は真面目な話もできる様になってたけど、ローバースカウト現役だった2,3年前は、プロジェクトの話より女の子の話、趣味の話等をしたがるような人でした(笑)。日本のスカウトでもマネさんファンが多いわけです。
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Pax IV Hyper代表、加藤さんと世界のスカウトの未来について語っている写真、なわけはありません。だって、手元にはビールだし、この表情はまたアホな話をしている証拠です。是非、カタールに行っても健康には気をつけて、頑張って欲しいですね。ネパールプロジェクトの同窓会は、ドーハでやりましょう!

第6回 ソニーマーケティング学生ボランティアファンド報告会参加

第6回ソニーマーケティング学生ボランティアファンドの報告会が下記のように開かれました。ボーイスカウト関係者としては、Pax IV Hyperのネパールプロジェクトと、早稲田ローバース主催のモンゴルプロジェクトが参加しておりました。早稲田ローバースの報告会参加報告はこちら

■日時:2007年6月30日(土)9:30-17:00
■場所:東京国際フォーラム@有楽町
■内容:発表会、分科会、懇親会

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(懇親会会場に設置したネパールプロジェクト報告用ポスター)

報告会に参加した横澤君によると、分科会や懇親会を通して、どの学生団体も似たような問題を抱えていることがわかり、またその議論の過程で自分達の長所・短所も見つけられて、今後の活動の参考になったと仰ってました。ボーイスカウトの大学生年代のプロジェクトと、一般的な大学生のサークルやボランティア団体との活動を比較できたという意味でも、良い機会になったと思います。

アラスカと動物

アラスカや動物と言えば日本では写真家・作家である星野道夫さんが有名ですが、外国の作家・監督のアラスカや動物に関するDVDや本を読んだので、ご紹介させていただきます。

■極北の動物誌(本)
■狩人と犬、最後の旅 コレクターズ・エディション(DVD)

「極北の動物詩」は、星野道夫さんが「アラスカの自然を誌のように書き上げた名作」と評するくらいの本であり、1960年代初めにアラスカの大地を核実験場開発の脅威から守った動物学者ウィリアム・プルーイットの本です。アラスカに住む動物達について書いてあるだけでなく、自然・エコシステムとはということについて考えさせられる本です。

また、「狩人と犬」のストーリーは以下にコピーしました。こちらのDVDでは、字幕が3種類選ぶことが出来て、普通の映画版、監督によるメイキング解説版(大人向け)、監督によるメイキング解説版(子供向け)がありました。特に映画版や子供向け等については、ボーイスカウトの活動の中でも使えそうだなぁと思いながら見てました。

ストーリー:“最後の狩人”としてカナダ・ロッキー山脈を長年生き抜いてきた実在の狩人、ノーマン・ウィンター。しかしながら、森林伐採により動物たちは減少。仕事も 住まいも、生きる目的さえも失い、彼は引退を決意。自ら人生にけじめをつけようとハスキー犬アパッシュたちを連れて旅にでかける。しかし、極北の大自然は 猛威となって彼らに襲いかかり、崖から落ち、割れた氷の下で溺れ、幾度もノーマンは命を落としかける。だが、必死に彼の命を救うアパッシュたち。次第に ノーマンはこの旅の本当の意味を知るのだった…。

ともに、アラスカや動物を題材に扱ったものであり、北極圏というある種温暖化の影響を受けやすいエリアを舞台にしているために、ただ単に動物詩・娯楽映画になっているだけでなく、自然保護・環境保全について考えさせられる内容になっています。

スカウト運動100周年記念ジャンボリーに向けた準備

ボーイスカウト運動が誕生してから今年で100周年。その記念のジャンボリーが今夏、スカウト運動発祥の地であるイギリスで開かれます。日本からも100人以上のスカウト・指導者が参加する予定だそうで、パックス・メンバーでも2,3名がIST(International Service Staff)として参加する予定です。皆さんはそんなジャンボリーに向けて、何か準備はしていますか?

実は世界的にも今年のジャンボリーに対する盛り上がりは例年とは違うらしく、先日訪れたネパールでは、特殊な準備をしているローバースカウトがいました。 彼は子供の頃からスカウト活動に参加しており、2001年には愛知県で開かれたムート2001にも日本連盟海外スカウト受入事業を利用して参加しており、いまでもネパールのパタン(ラリプール)でローバースカウト・ローバーアドバイザーとしてアクティブに活動しています。そんな彼の職業は彫刻家。そう、世界文化遺産として認定されている古都パタンで、彫刻職人として生計を立てているのです。そんな彼が、ジャンボリーのためにしていること、それが自らのスキルを生かして、スカウトの三指の敬礼の彫像を作成しているのです。下がその写真です。

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ボーイスカウトを愛していて、日常生活までにスカウト活動が浸透している人は日本にも多いですが、ネパールでも同じような光景を見て、驚きつつ・ほのぼのと嬉しくなりましたね。できたら完成品を世界ジャンボリーの会場に送りたいと言ってましたが、輸送費が高くなりそうで、どうなるかまだ未定でした。ちなみに彼の仕事場は以下のような雰囲気です。

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ボーイスカウトと学会

2007年6月16日(土)にツーリズム学会全国大会において、昨年度のモンゴルプロジェクトをテーマとして、モンゴルメンバーが学会発表をすることになったそうです。発表テーマは「モンゴルにおける環境に関するプログラム:大学ローバースカウトの活動から」とのこと。今回は早稲田大学ローバースの方からの連絡で発表が実現することになったそうです。

ボーイスカウト活動においては、指導者育成が盛んであり、理論的・実践的な指導がされているようですが、最新の学会情報・研究結果の応用等がなされていないように感じます。数年前・数十年前に書かれた教科書に従って指導したり、一部の人間の経験則からの指導であったりと、理論的に体系立てられてないという印象です。また、ボーイスカウト研究をされていても、そのアウトプットはスカウト関係者の中で留まっており、社会に対して開かれていない・関連分野の研究者との交流が少ない印象もあります。

学会発表をするということは、社会的に見て新規性があったり、価値があるというのが前提ですが、もしスカウト活動が教育活動として今後も光り続け、ボーイスカウトという運動が非営利組織の運動として21世紀も繁栄し続けるのならば、学会的な評価が高くてもいいんじゃないのかなぁと思うわけです。というわけで、Pax IV Hyperでも、教育関連・非営利組織関連の学会での発表を目指し、秋・冬に向けて、数人のメンバーが論文執筆の準備に取り掛かりましたことを、ご報告いたします。

事後報告:バグマティ川プログラムの報告ーその1ー

バグマティ川プログラムは3日間実施しました。1日目、2日目はフィールドワークを含めたプログラムであり、3日目は協議(フォーラム)を伴うプログラムでした。2007年2月に実施したプログラムのメインプログラムです。このプログラムについては何回かに分けて紹介をさせて頂こうとかんがえています。
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1、大きな誤算
このプログラムを実施する経緯は、2006年3月に実施したネパールでの日本とネパールのスカウトによる準備の話し合いの席で、ネパールスカウトからのプログラムに対するニーズとして都市を流れる河川であり、宗教的には「聖なる川」と位置づけられるバグマティ川が最近、生活排水などが下水処理の充実が遅れている為に、ゴミや水質の悪化が目立つという事よりこの問題に焦点を当てたプログラムの展開をする事をこの会議で決めました。それがバグマティ川プログラムです。その決定より、1年弱をかけて日本クルーはこのプログラムの計画を練ってきました。その中でプログラムの1つのセッションではゴミマップを作るプログラムを実施する事を計画し、ネパールスカウトにメールにて提案をしていました。しかし、現地に2007年2月に渡航し、プロジェクトの最初に行う調整会議において、ネパールスカウトより「ゴミ拾いをする事は意味がない」という回答をもらいました。理由は、ゴミ拾いをしてもその拾った部分のスペースには3日も経てば新しいゴミがそこに捨てられるだろうという事でした。それよりもバグマティ川に植林をして緑の豊かな空間を作っていく事が良いのではという意見を頂きました。
以上の事は、お互いに密な連絡を取ってこなかったという面が露呈した事であったと思います。また、そしてネパールのスカウトと日本のスカウトが河川の付近の環境を豊かなものにしていく事を考えるときに、どの様なアプローチをするかという事がとてもずれていた様に感じます。改めて、他の土地でプログラムを実施する事を考えるときに忠実に現地のニーズを引き出す事の大切さを思い知らされました。結局、ゴミ収集は出来ませんでしたが、調整会議において少しプログラムを組み立てる事が出来、立て直しをする事ができました。

2、プロジェクトWETというプログラムの利用について
今回のプロジェクトでは、河川環境に関する環境教育の「ネタ」として、「Project WET(Water Education for Teachers)」というアクティビティを使用しました。使用した対象者への「受け」も良く、使い易いアクティビティでした。これまではこの様なネタは自分達で議論をして、作ってきましたが、それよりも完成されたアクティビティであったなと思います。最終的には、その様なアクティビティのネタづくりも自分たちの力で出来れば良いと思いますが、今回プロジェクトWETを使用した事は大変良かったと思っています。
また、1つのアクティビティでフリカエリを通して「伝えるべきメッセージ」を短い時間で伝えることが出来た事は、時間調整やセッションの順番の調整が多かった今回のプロジェクトにおいて、汎用性あるセッションであったと思っています。実施した僕らやネパールスカウトにもとても勉強になりました。このプログラムは原隊でのプログラムとしても有効な気がしました。
3、バグマティ川プログラムの今後
今回のバグマティ川プログラムは従来通り環境に関してアクティビティやワークショップを通して伝えたい事を伝えるという教育的な要素の強いプログラムでした。この様なプログラムを継続していく事や醸成させていく事は必要な事であると思います。また、前々回のブログでも紹介したkirtipurでの共同水場の施工などという様な「形に残るプログラム」についてもネパールスカウトよりニーズとして挙っています。ただし、形に残すという事は維持・管理等の問題もあり、中々手を出しにくい分野であると思います。どの様なアプローチをしていくかがネパールのスカウトと日本のスカウトの今後への課題であると感じています。
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(「驚異の旅の実施」ー伝えたいメッセージ:水循環 )

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(「ハンプティダンプティ」ー伝えたいメッセージ:一度壊した自然は直し難い)

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(「塵も積もれば」ー伝えたいメッセージ:ゴミも積もれば、、)

世界スカウト機構ウェブページにPax IV Hyper登場

世界スカウト機構のウェブページ(ユースプログラム/環境プロジェクト) にPax IV Hyperとネパールのローバースカウトとのプロジェクトが掲載されました:Nepal – Japan Joint Environmental Project。活動写真が載っただけではなく、過去約6年間継続して活動していること、植林や環境ワークショップを現地で実施していること、そして本活動を通じてローバースカウトが環境問題、チームマネージメント、地域開発等を学んでいるとの記事になっています。

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以下に英語ではありますが、記事のコピーを載せておきます。

The Kantipur Open Rover Crew and Ever Green Open Rover Crew in Nepal and Japan’s Pax IV Hyper group have been working on a joint environmental project in Kathmandu valley, Nepal for the last six years.

In February 2007 the Rover Scouts from both Nepal and Japan organised and ran several environmental workshops for local children which included a tree planting programme. Through these activities, the Rover Scouts learned not only about nature and the environment, but they also learned about education for children, team management, and community leadership.

With such community and personal fulfilment, the Nepali and Japanese Rover Scouts are committed to continuing with the relationship and project in the coming years, and welcome other countries to join.

この記事を通して、少しでも多くのローバースカウトが環境活動に興味を示し、同様な活動が世界中で生まれるとともに、それによって世界の環境問題・貧困問題・健康問題等が少しでも解決されるといいですね。

事後報告:本プロジェクトにおける植樹活動の意義

本プロジェクトでは、植樹活動を2002年3月よりPax IV Hyperとしてネパール王国において継続的に植樹活動を継続的に実施して参りました。2007年3月の渡航時にも例年通り植樹のプログラムを計画・実施して参りました。

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(プログラム実施地:カカニ・トレーニング・センター)

以下に第4回プロジェクトの植樹プログラムの概要を記載致します。
名称:植樹プログラム

活動地:Kakani Training Center (カトマンズから車で1時間程)

活動日数:2日間

(1日目 日ネのローバーによる植樹活動と協議 2日目 小学校のスカウトを対象とした集会)

植樹した木:50本

実施した感想:

1、本プロジェクトにおける植樹活動の意義に関する協議

1日目は日ネのローバーで10本程の木を植えた後に、残り40本分の穴を掘り、2日目の小学校のスカウト達を交えた植樹の準備をした後に、とても居心地の良いドミトリーの一部屋で植樹に関する協議をしました。議題は「外国スカウト(日本スカウト)が植樹の活動をしている事に意味があるのであろうか」という事でした。自分たちとしては、植樹活動について改めて準備期間中に考えてみれば、一年に一回しか来れない自分らはたとえ植樹をしてもその世話や管理は出来ない訳であり、責任を持つという事が出来ないですね。それをどうにか改善したいという気持ちもありました。そんな事を思いながら植樹に対する協議に望みました。

協議のときは、「もう植樹は意味が希薄であるから、やめてしまった方良いんじゃないか」という意見も日本スカウトから出ました。ただし、ネパールスカウトの答えは「植樹活動はプロジェクトの始まった頃から継続的に実施しているものであり、もう5年間も継続されてきている活動なんだよね。ネパールのローバー活動の中でこんだけ外国スカウトと継続されてきたプログラムは類を見ない。だからプロジェクトのシンボルとしてでもこの活動を継続させたい」という答えがかえってきました。幸い植樹したカカニ・トレーニング・センターはスカウト施設であり、カトマンズ盆地のローバースカウトは年に1度、ここで植樹をしなければいけないという約束があるらしく、定期的に日本のスカウトが植えた木もチェックしてくれるそうです。

この話し合いの中で、私は日本の方から見れば意味の無いという事柄も、視点を変えてネパールのスカウトから見れば十分に意味がある事もあるという様な事を感じました。その様な事を知る事が出来た事も良い事であったなと思います。

2、現場力の不足

これは反省にあたる事かもしれませんが、クルーとしては現場の力や知識が圧倒的に足りてなかった様に感じました。ここでは、植樹に関する知識ですね。どうも、海外でのプロジェクトを実施する場合に、専門知識が足りていない事が多い様に思います。原因としては計画にかける時間がとても多くなってしまう事があると思います。その様な現場の力が足りていない事を思い、中には最近、足りてなかった知識や技術を補完する為に森づくりのNPO団体の行事に参加をさせてもらったりしています。私も2度、その行事へ参加をしてきました。やっぱり学ぶべき事は多いなと改めて感じましたね。この現場力というのは、原隊での他の隊への奉仕という形でも養えると思います。計画をある程度、たてたときに、どんな力が現場でいるのかを予想をたててから、その活動に似た活動に日本で参加する事も必要なんじゃないかなと感じました。

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(アイスブレーキング:プラスマイナスー鬼ごっこの様なものです)

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(木の役割に関する紙芝居)

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(植樹風景)

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(植樹をした丘で記念撮影をしました。10年後が楽しみです)

事後報告:ネパールの地域ローバーの活動

2007年2月の渡航では、ネパールの地域ローバーであり本プロジェクトのカウンターパートであるKantipur Open Rover Crewが実施した別のプロジェクトについて知る機会がありました。プロジェクトに関する概要を以下に記載致します。

名称 :Drinking Water Project

主催者 :Kantipur Open Rover Crew(カトマンズで活動するユーススカウトグループ)

実施期間:全期間であると9ヶ月、実働は3ヶ月を要した

協力:UKのスカウト指導者

実施内容:

ネパールを訪れたUKのスカウト指導者とKantipur Open Rover Crew(以下、KORCと省略)のスカウトがUKの指導者達の滞在期間中にカトマンズで出会った。そして、Drinking Water Projectの話をした後に、指導者達は本国へ帰国後に基金を募り日本円で約35万円をプロジェクト実施資金としてKORCへ提供した。KORCはカトマンズからバスで30分程度のKirtipurで提供されたお金を運営資金としてプロジェクトを実施した。実施内容は、水道水を引くというものであり、街から少し離れた山の中腹に地下水をくみ上げ、塩素消毒により飲料可能な生活用水を供給するタンクを設置し、そのタンクからパイプをのばして街の広場に、飲料水の出る水道を設置するというものだった。

感想:

ネパールのローバー活動はとても活発である事を実際に目にして、改めて感じました。彼らは、自分たちでセメントをこねて、共同水場を作ったり、パイプを街までのばしたりという作業まで自分たちでやってしまったそうです。なんか地元のローバーが地元でそんな活動もしてしまうなんて少し魅力的ですよね。また、同じ街で視力検査キャンプを実施することもしているそうです。この様な活動を出来るという基礎の部分には、スカウト自身のアツい気持ち(抽象的ですが)があると感じました。私の地域のローバー活動(東京の北多摩地区)にも参考になる活動であり、実際に目で見る事が出来てよかったなと思いました。

こんな感じに少しずつ、報告書以外でもブログを通して、プロジェクトの中身を書いていきたいと思います。今回はその一発目という事で、次回も見て頂けたら幸いです。

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(スカウトが実際にセメントをこねる所から施工した共同水場)

img_0517.JPG          (共同水場のあるKirtipurから少し離れた集落の風景)

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(Kirtipurの中心街ーKathmanduの喧噪さとは異なる雰囲気を持つ静かな街でした)

ブータンとの関係

最近、ブータンを訪れた時にお世話になったKeys to Bhutanという旅行会社の方とメールをやり取りしていて、彼の会社のウェブサイトを日本語訳してあげることにしました。僕らは、ブータンに入国する直前まで、出発国であったネパールの空港でビザの問題が発生して、その日にブータンに渡れるかどうかわからないといった状況に陥り、その際にこのKeys to Bhutanの人が、彼らの旅行会社を使っているわけでもないのに助けてくれたのです。ブータンという国はつい最近まで鎖国をしていたらしく、現在でも外国人旅行者は1日200ドル払うという金額固定の旅行を強いられている国で、なかなか旅行のしにくいイメージがあります。そんなイメージを少しでも払拭し、あの美しきブータンにより多くの人が行ける様になるためのウェブサイト日本語訳です。

Keys to Bhutan English Website(本社:英語版)
Keys to Bhutan Japanese Website(日本語訳作業中)

そんな彼とスカウト関連の話になったら、最近旅行のアテンド中にスカウト活動をやっているのを見かけたので、写真を撮ってきたよと、下のような活動写真を頂きました。

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ブータンのスカウトといえば、数年前に愛知連盟のローバースカウトが現地のベンチャー・ローバーレベルのスカウトと活動していましたよね。是非、また日本のスカウトとブータンのスカウトが交流・活動できたらいいなぁと、ウェブサイトの翻訳や、この写真を見ながら思っていました。パックスでネパールに行くときに、周辺見学としてブータンに立ち寄るものありですよー!

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